忍者クロアリ

「アリがたき幸せ」

【名前】 忍者クロアリ
【読み方】 にんじゃくろあり
【声】 浜田賢二
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの30「ねらわれた忍者塾!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 十六夜流忍者
【好きな物】 さとう
【好きな場所】 地下洞窟
【攻撃力】 星2
【不思議な技】 星4
【パラサイト】 星5
【恐れの収集法】 なし
【モチーフ】 アリ(蟻)

【詳細】

絵巻物「蟻」忍者が妖術で実体を取り戻して行動する忍び。十六夜流忍者の第3の刺客。
得意忍法は人間の体内に蟻のように潜り込んで意のままに操る「寄生の術」、左腕に装備した悪兵篭手(あべこて)から火球を撃ち出す「大蟻苦火(おおありくい)の術」、出現させた地面の穴に相手を引きずりこんでしまう「まぼろし蟻地獄の術」などを使う(能力はアリが付く事が多い。)。

伊勢喜六に寄生、喜六が講師を務める伊勢流忍者塾の生徒達を洗脳し、牙鬼軍団の戦士に作り変えようと目論む。
天晴の昔からの知り合いで、喜六の弟子のキキョウが連れてきたニンニンジャー6人に隠れて暗躍するが、八雲、霞にバレてしまい、更に「晦正影」が襲撃してきた事でニンニンジャー全員に伝わって警戒され(「正影」が故意に警戒させたと見られる。)、弟子のキキョウは信じようとせず、アカニンジャーに攻撃しようとするが、キキョウが天晴の性格を思い出した事で失敗、正体を現す。

集結したニンニンジャー6人とスッパラゲ達を伴い交戦、アカ、キキョウのコンビネーションになす術もなく、強化変身したアカニンジャー超絶の「チョウゼツシュリケンザン」により倒される(その際は「伊賀崎流が、これ程とは!?」と発言している。)。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
ライオンハオー、キングシュリケンジンと交戦、「まぼろし蟻地獄の術」で苦しめるが、ライオンハオーの力で脱出されてしまい、最期はキング破天荒斬り、ライオン超絶斬りを連続で受け爆散した(その際は「このまま、アリもさらばか~!」と発言。)。

敗退後は忍者クロアリから排出された謎の部品を「十六夜九衛門」が回収。

【余談】

スーツは後に忍者スズメバチに改造。
伊勢喜六役を演じる馬場良馬氏は36作目の『特命戦隊ゴーバスターズ』でブルーバスター/岩崎リュウジ役を担当。
声を演じる浜田賢二氏はスーパー戦隊シリーズで多くの怪人の声を演じている。

デザイナーのK-suke氏によると人間に化ける忍者の話だったので、K-Suke氏は当初『カメレオン』を推していたのだが、忍者塾でたくさんの生徒を率いるイメージから『蟻』の方がいいと決まり、同個体がデザインされた。胸から右肩にかけたボツボツの穴は実は蟻の巣穴をイメージ、左腕の爪は蟻の天敵たるアリジゴクをモチーフにしている。「そのへんはご容赦くださいということで・・・・・・」と発言している。

最終更新:2017年01月10日 03:27