忍者ムジナ

「狢(むじな)だ、間違えるな!」

【名前】 忍者ムジナ
【読み方】 にんじゃむじな
【声】 楠大典
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの31「ニンジャ逃走中!」
忍びの32「ゲキアツ忍者!アチャー!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 十六夜流忍者
【好きな物】 スワンボード
【好きな場所】
【攻撃力】 星4
【不思議な技】 星4
【おにごっこ】 星5
【恐れの収集法】 不明
【モチーフ】 ムジナ(狢)

【詳細】

絵巻物「狢」忍者が妖術で実体を取り戻して行動する忍び。十六夜流忍者の最後の刺客。

得意忍法は狢が餌を獲るように、相手の良い個性を物質化させて奪いとる「イイトコドリの術」、更にどんな戦闘でも相手を凌駕する鎖鎌ならぬ鎖釜を振り回しわら人形を使った「変わり身の術」、相手に化ける「変化の術」、影から虚像を生み出す「分身の術」など数多くの忍術バリエーションを誇る凄腕忍者。狸に間違われるのを嫌う(上記の台詞はその際のもの。)。
当初は恐れを集めるのを目的としていたが、「有明の方」の指示で「イイトコドリの術」でニンニンジャーの個性を奪い取り無力化させようとする。

霞の個性を「イイトコドリの術」で奪い取って勝負としてニンニンジャーとの鬼ごっこを始め、更に「イイトコドリの術」で彼らから個性を奪い、ニンニンジャーを苦しめるが、霞の個性が入って頭が良くなった天晴の作戦で個性を取り戻されてしまい、ニンニンジャーと交戦、様々な忍法を駆使するも追い込まれ、キニンジャー、アカニンジャー超絶の「チョウゼツダブルシュリケンザン」により倒される。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
覇王シュリケンジンと交戦、なす術もなく、覇王アッパレバスターを受け爆散した(その際は「俺を瞬殺とはやるな!しかし、この程度で終わりと思うなよ!」と発言した。)。

倒された忍者ムジナから謎の部品を回収し、「十六夜九衛門」は目的を達成した。

忍びの32では「九衛門」を不審がり、「分身の術」を使った際に分身が身代わりになっていた事が判明。
「恐れ」の収集に行動し、入手した「小槌」の力で「巨大妖怪ガシャドクロ」2体を召喚して暴れさせ、駆け付けたニンニンジャー5人と交戦、鎖釜を振り回して攻撃するが、なす術もなく、5人の「ニンレツザン」により敗退。

その直後、小槌が放つ邪気の力を胸に当て「肥大蕃息」し、巨大化する。
オトモ忍が使えないニンニンジャーを追い込むが、製作中の新しいオトモ忍と融合する事で形勢が逆転、ゲキアツシュリケン合体したゲキアツダイオーになす術もなく、追い込まれてしまい、最期は背後から「カラクリキュウビ」の巨大な刀で突き刺されて爆散した。

奪われた個性は以下の通り。
【名前】 【個性】
分析
八雲 魔法
天晴 熱血漢
キンジ 日本語

妖怪の中にもムジナと呼ばれる個体がいる。

【余談】

声を演じる楠大典氏はスーパー戦隊シリーズで怪人の声を何度か演じている。
デザイナーのK-suke氏によると東映特撮のデザイン、編集を担当する企画者104の松井大氏が狐面モチーフの九衛門との絡みにも期待できる狸怪人を当初から出したがっていたという事でデザインしているムジナといえば主にアナグマを指すらしいが、あくまでも狸の怪人であるムジナ。甲冑の意匠には有名な昔話「ぶんぶくちゃがま」から茶釜をモチーフにしているが、釜と鎌をかけた鎖鎌が劇中でもかっこよく使われており、本放送を見たK-Suke氏も大喜びだったとの事。

最終更新:2017年07月31日 18:25