巨大妖怪ガシャドクロ

「ガシャドクロ召喚の術!」

【名前】 巨大妖怪ガシャドクロ
【読み方】 きょだいようかいがしゃどくろ
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!
【登場話】 忍びの3「強敵、蛾眉あらわる!」
忍びの7「春のニンジャ祭り!」
忍びの11「シノビマル、カムバーック!」
忍びの12「最強決戦!奇跡の合体」
忍びの15「妖怪、ワタシ失敗しないので」
忍びの19「探せ!天空のオトモ忍」
忍びの22「超合体!覇王シュリケンジン」
忍びの24「夏だ!西洋妖怪ぞくぞく来日!」
忍びの32「ゲキアツ忍者!アチャー!」
忍びの36「キンジ、栄光のスーパースター!」
忍びの39「牙鬼の息子、萬月あらわる!」
忍びの41「牙鬼パーティー、五番勝負!」
忍びの42「オトモ忍ウォーズ!ネコマタの逆襲」
忍びの45「親子三世代!ニンジャ全員集合」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/巨大戦闘員
【妖怪モチーフ】 ガシャドクロ
【他のモチーフ】 カラス

【詳細】

ガシャドクロ妖シュリケンを小槌にセットし、「ガシャドクロ召喚の術」を発動させる事で呼び出す巨大妖怪兵。

無数の骨が集まったガシャドクロの逸話が再現され、巨大な姿を持つ。

鉈のような刀を武器とし、複数体を呼び出せるのに巨大量産兵として扱われる事が多い。
しかし、戦闘力は然程でもなく、合体前のドラゴマルに倒された事もある。

2体が一度バラバラになった状態から合体し、巨大な刀のような武器「粉骨砕身」に変化できる。

上述の通りに量産が可能だが、個体差がある模様(眉毛のある個体はキンジ曰く「レア」らしい)。

【手裏剣戦隊ニンニンジャー】

忍びの3で1体目が召喚され、オトモ忍と交戦するが、ダンプマルとの連携によるキニンジャーの攻撃でダメージを負う。
更に合体したシュリケンジンになす術もなく、シュリケンジン・アッパレ斬りを受け爆散した。

忍びの7で2体目が召喚され、シュリケンジンを苦戦させるが、カクレンジャー忍シュリケンによる分身の術(分け身の術)に惑わされる。
更にハリケンジャー忍シュリケンによる超忍法・空駆けで空中を移動するシノビマルに翻弄され、シュリケンジン・アッパレ斬りを受け爆散した。

忍びの11で3体目が召喚され、ドラゴマルやロデオマルと交戦するが、ドラゴマルのドラゴトルネードを受け爆散した。

忍びの12では2体(4体目、5体目)が召喚され、2体が合体した事で大振りの剣「粉骨砕身」に変化する。
蛾眉雷蔵が武装するが、キングシュリケン合体したキングシュリケンジンのバイソンドラゴソードの攻撃で元に戻り、キング破天荒斬りを受け爆散した。

忍びの15では6体目が召喚され、シュリケンジンUFOのシュリケンジン・UFOビッグバンを受け爆散した。
その直後に召喚された7体目は妖怪フタクチオンナの術が解けて合体したバイソンキングのバイソン・荒くれバスターを受け爆散した。

忍びの19でも2体(8体目、9体目)が上級妖怪ヌエと共に出現する。
ヌエによって破壊された武器を鍛冶師・雑賀鉄之助が修復させた事で合体したキングシュリケンジンのキング破天荒斬りを受け爆散した。

忍びの22で有明の方の命により10体目が召喚され、シュリケンジドラゴのシュリケンジン・ドラゴバーストとバイソンキングのバイソン・荒くれバスターを連続で受け爆散した。

忍びの24で西洋妖怪フランケンのやる気を出させるの11体目が召喚される。
フランケンの能力で機能が停止したバイソンキングドラゴを追い詰めるが、駆け付けたシノビマルがドラゴソードで繰り出した空駆け破天荒斬りを受け爆散した。

忍びの32では忍者ムジナによって12体目と13体目が召喚される。
無傷だったロデオマルを苦戦させるが、新たに参戦した6体のオトモ忍(ホウオウマル、セイリュウマル、ゲンブマル、ビャッコマル、パンダマル、マゴイマル)の攻撃を受け爆散した。

忍びの36では晦正影の召喚した6体(14体目~19体目)が上級妖怪の作成に利用され、2枚の封印の手裏剣と融合し、上級妖怪オボログルマとなった。

忍びの39ではゲキアツダイオーやシュリケンジンと交戦中の牙鬼萬月の助っ人として4体(20体目~23体目)が登場する。
1体はシュリケンジンのシュリケンジン・アッパレ斬りを受け倒され、残りの3体は3つの形態(パオン、UFO、サーファー)に瞬時に変わるシュリケンジンの連続必殺技を受け一掃された。

忍びの41では24体目と25体目が冒頭に登場するが、ライオンハオーの前になす術もなく、それぞれ大シュリケンの斬撃と大シュリケンクラッシュを受け爆散した。

忍びの42では有明の方が萬月の援護で26体目と共に出現するが、萬月に弾除けにされ、有明の方は吹き飛ばされてしまう。

忍びの45では牙鬼久右衛門新月の召喚した6体(27体目~32体目)が上級妖怪の作成に利用され、2枚の封印の手裏剣と融合し、2体目のオボログルマとなった。

【手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!】

弓張重三の配下として大量に出現し、シノビマルとロデオマルを迎え撃つが、最終的にシュリケンジンダイノによって一掃された。

【余談】

背面に嘴、両肩に羽根、腰部に両足や尾が見られる。
部分だけ集中して見れば、後ろを向いたカラスのような姿をしている。

デザイナーのK-SuKe氏によると「がしゃどくろは一般的に『巨大な骸骨の姿をした妖怪』として有名だが、『野に打ち捨てられた骸骨が集まって生まれた』という伝承に注目し、無数の骸骨を積み上げたような姿にした」らしく、他にも「骸を啄むカラスをイメージし、腰部と両肩には黒色の羽根を付け、背中にはカラスの頭蓋骨っぽいパーツもある」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。

当初は他の牙鬼軍団の妖怪の例に漏れず、器物として「高層ビル」を取り入れる予定だったが、構想が難航した上、「(デザインの)ルールから外れてもいいので」という指示で現在の姿に落ち着いた経緯がある。

最終更新:2018年09月17日 17:06