アンデッド

【名前】 アンデッド
【読み方】 あんでっど
【登場作品】 仮面ライダー剣 など

【仮面ライダー剣】

有史以前に「統制者」と呼ばれる謎の存在によって生み出された生物の祖たる不死生物。
怪人デザインとしては左右非対称でレザーの装飾品が多い。

いかなる状況、傷であっても決して死ぬ事がない永遠の命を有する事から名称がつけられた。
地球上のトランプをモチーフとした「カテゴリー」と呼ばれる区別が存在、いかなる生物の始祖でもないイレギュラーな存在の「ジョーカー」、亜種の「アルビノジョーカー」を含めて54体が存在する。

幾度となく地球上の覇権をかけた「バトルファイト」を行っていたが、アンデッド同士でも個体によって戦闘力には差があり、特に4つのカテゴリー(A、J、Q、K)は他のアンデッドとは一線を画す戦闘力がある。
また、A以外のカテゴリーは「上級アンデッド」と呼ばれ人間に化身、人語を解するなど知能が非常に高い。

滅ぼす事ができず、存在自体を「ラウズカード」と呼ばれる特殊なカードに封印する事しかできず、封印された状態であってもカードの中でずっと生き続ける。
一定量以上のダメージを受けると行動不能に陥り、腰にあるアンデッドバックルが開き、スートの確認、ラウズカードへの封印が可能になる。

作中では人工的に作られた「人造アンデッド」、複数のアンデッドを融合させた「合成アンデッド」、アンデッドと人間の細胞を組み合わせた「トライアルシリーズ」なるイレギュラーな個体も出現。

『剣』本編中では永遠の命を求めるトライアルBの実験中に多くの個体が解放された。
統率者でバトルファイトを管理する役目を持つモノリスが封じられていた事から従来のようなバトルファイトではなく、ライダーシステム及び自力でのアンデッド封印能力があるジョーカーが有利な状態となっている。

【仮面ライダーディケイド】

主に「ブレイドの世界」に登場。原典同様に封印が解かれ、人々を襲う。
同作の場合ではディケイドの能力もあり、倒されるケースもある。

劇場版では「大ショッカー」、「スーパーショッカー」の怪人として何体かが登場。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

歴史が変わった世界にて、一つの組織としてまとまっており、ショッカーと同盟を結ぶ。
代表としてケルベロスが世界会議に出席し、ギラファアンデッドイーグルアンデッドサーペントアンデッド、タイガーアンデッド、パラドキサアンデッドが同盟怪人として登場。

【余談】

仮面ライダーオフィシャルデータファイルでは52体と記載され、2体のジョーカーはイレギュラーとして認識されている。劇中に登場したアンデッドの内、テレビシリーズや劇場版を併せてスペードのスートを持つアンデッドだけ全てのカテゴリーに該当する個体が登場。
独自の言葉「アンデッド語」を用いるが、日本語の台詞を逆再生した物、グロンギ語と違って訳文は公表されていない。

最終更新:2018年10月01日 22:35