キカイ女帝トランジー・スター

【名前】 キカイ女帝トランジー・スター
【読み方】 きかいじょていとらんじー・すたー
【演】 水崎綾女
【登場作品】 帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ
【組織】 キカイ帝国メカリアス
【分類】 首領
【モチーフ】 電子素子

【詳細】

メカリアスを率いる冷酷なキカイ女帝で、ヴァグラスの幹部「エスケイプ」に似ている。
メカローダーとメカリストを製造し、この世の生きとし生ける者を全て機械仕掛けにして思い通りに支配する事を目論む。

世の中を全て機械仕掛けにして生きとし生けるもの全てをキカイの奴隷にしようと目論み、10年前より水面下で暗躍していた謎の組織「キカイ帝国メカリアス」を支配する女帝。人間の美女を模し、ムチを装備。頭部を宇宙商人のようなカプセルで覆っている。子供っぽい仕草が特徴。

新西暦2012年とうとう本格的に活動を開始、動物の世界を支配するのにエネルギー管理局付属城戸農業高校に戦闘員を差し向けるとともにショベルローダー、ファンローダー、スチームローダーの三台を引き連れ街中に出現すると破壊活動を命じる。
対メカリアスの目的として密かに結成されていた戦隊「動物戦隊ゴーバスターズ」が出現、メカローダーを撃破する。
メンテローダーを呼び出し残骸が残っていたショベルローダーを巨大化させるも、ゴーバスターズのロボ「ゴーバスターアニマル」に倒されてしまう。

激しい戦いを経て最終決戦で、ブラックピューマを除く6人のゴーバスターズを追い詰め、メットオフに追い込む(戦況はゴーバスターズ最終話のエンター戦とほぼ同じ。)。
だが、気持ちを確かめ合ったヒロムとヨーコ、気力を奮い立たせたゴーバスターズは立ち上がり、全員の力を込めた必殺のアニマルバズーカを放ってピンクのネコ型の攻撃が直撃し、不満気に膨れっ面をしながら炎の中に消えた。

【余談】

外見はケガレシアのようなメカメカしいデザインになっており、エンターがヴァグラスの実権を握っていたのに対してメカリアスはトランジー・スターが実権を握っていた。名前の由来は半導体素子の「トランジスター」と思われる。

デザイナーの原田吉朗氏によると「『真空管型の頭部構造のイメージ』という指定で当初は真空管らしさを強調するため、顔の前のフードを開けない事も考えたが、呼吸で曇るのは目に見えていたため、オープンにしてみた」らしく、他にも「『トランジー』という名を考慮し、左肩に細やかながらトランジスタ風のパーツを配したりしてみた」とコメントしている(DVDの映像特典の「バスターズギャラリー」より)。

最終更新:2015年11月02日 21:24