「C'est la vie adieu,Go-busters(人生とはそういうものです さようなら、ゴーバスターズ)」
【名前】 |
エンター |
【読み方】 |
えんたー |
【俳優】 |
陳内将 |
【登場作品】 |
特命戦隊ゴーバスターズ など |
【初登場話】 |
Mission1「特命戦隊、集結せよ!」 |
【所属】 |
ヴァグラス |
【分類】 |
幹部/アバター |
【製造モチーフ】 |
転送研究センターの研究員 |
【他のモチーフ】 |
パソコン |
【推奨動作環境】 |
不明 |
【名前の由来】 |
エンターキー |
【特命戦隊ゴーバスターズ】
ヴァグラスの幹部。現実世界から隔離された「
メサイア」が生み出したアバター。
一定量のエネトロンを確保したヴァグラスが本格的に活動を始めるのに送り込まれる。
あくまで現実世界に投影される存在となっており、本体(バックアップ)が倒されない限り、瞬時に何度でも復活。
人間の姿で社会に暗躍、亜空間にいるメサイアを人間界に出現させるのに必要なエネトロンの奪取を狙う。
正体は13年前に亜空間へ転送され、メサイアに取り込まれた男性陣のデータを統合して創り出された存在だった。
愛用のゴーグル、会話に織り交ぜているフランス語、外見などが統合されている。
一定量のエネトロンを集め、専用のノートパソコンに
メタウイルスカードを読み込み、無機物にメタウイルスをインストールする事で
メタロイドを生み出す。
データで構成されたアバターだからか、出現する場所に応じて場所にあった姿で行動する事もある。
キザな性格で、「Ca va?」(「ご機嫌いかが?」といった意味合いの挨拶)などのフランス語を会話に織り交ぜる。
他にも普段から暴走しがちで自身の話を聞かないメサイアに辟易したり、Mission4でピザを食べたり、Mission26で「メタロイドの誕生に失敗した(実際は小サイズのメタロイド(
ケシゴムロイド)とゴーバスターズに漏らしそうになって動揺したり、何度か人間臭い一面を見せている。
一方でゴーバスターズに嵌められた事に怒りを露わにしたり、歪んだ「愛着」を持って排除に躍起になるなど、本体のメサイアに似た面を見せる事もある(ゴーグルで表情を隠したり、一定時間暴走を起こした後に落ち着きを取り戻す事もある。)。
大方の戦闘をメタロイドに任せ、自ら戦う事は少ないものの戦闘力は高い。
剣を用いた格闘戦だけでなく、指を無数のケーブル状の触手に変化させての攻撃で相手を撹乱させる戦法を得意とし、指は付近一帯の通信を傍受するアンテナとしての役割があり、常に着用するゴーグルもゴーバスターズのソウガンブレードと同様にエネトロンの流動を探る事ができる。
自ら前線に出たり、「
メガゾードε」に搭乗する場合は着用しているロングコートを脱ぎ、プロテクターの付いた動きやすい装備を瞬時に着用する事もある。
第1章で、エネトロンを採取する中、新型のメガゾード設計図を手に入れると作成に必要なパーツを入手し、新たなメガゾードの作成に成功。
更に進化プログラムをメサイアにインストールする事でメサイアを進化させる事に成功するが、ゴーバスターズが亜空間に乗り込み、メサイアは基地と共に破壊され、自身も「メガゾードε」に搭乗しゴーバスターエースとの一騎打ちに敗れたが、後に生存が確認されている。
第2章でメサイアのバックアップデータを13枚のカードにし、ばら撒くと同時にレッドバスターとの戦闘で密かに仕込み、自身にもカードをインストールすることで途中から
エンター・ユナイトという形態に変化する能力を得る。
だが、メサイア復活後に
エスケイプに見限られ、「
メガゾードζ」によって握りつぶされてしまうが、
メサイア・リブート消滅後に新たに復活、以後はメサイアに変わって新たな首領として暗躍すると共に自身の手でメサイアに飲み込まれたエスケイプを復活させている。
エスケイプが従順になった事に喜んではいるが、以前とは全く違うエスケイプに違和感を覚え、徐々に人間のように感情的になっていく。
一時的な苛立ちでエスケイプを削除してしまうと再び復活させ、その事でレッドに「お前は所詮ただのデータ」と言われた際、怒りを露わにする。
その後、レッドバスターパワードカスタムがエネトロンをチャージして放ったライオブラスター・ファイナルバスターモードの射撃によって爆散する(その際に「04」と「07」のカードも砕け散った。)。
Mission33でレッドの体内に仕込まれていた
メサイアカード「13」がバックアップとなっており、ヒロムが存在する限り、自身は何度でも2枚のカードと共に復活。
ヒロムが触れた金属の柵から再び復活、ゴーバスターズに教える。
当初は昆虫や花しか融合できなかったが、Mission48で動物も融合させられるようになり、エスケイプを再び復活させ、花の他にヘビと融合させる事で元に戻そうとするが、「データの残骸」と成り下がっていたので不可能と悟り、別れを告げる。
自身と決着を付けようとするヒロムとの一騎打ちに臨み、「13」のカードから得たレッドのデータによって同様の高速移動や技を使用できる。
その後、ヒロムが自身を道連れにしようとするも「13」のカードが許さず、カードに守られたヒロムが触れた金属から再び復活。
更に悪のレッドバスター「
ダークバスター」への変身まで遂げる。
Mission49で人間との融合も可能となり、エネトロンタンクに人間を取り込む事で「繭」を作り出し、「
メガゾードΩ」を作り出す。
Final Missionでマサトの本体のある格納庫に行こうとするゴーバスターズを苦しめるが、ブルーの攻撃で阻まれ、逃亡を許してしまう。
大量の
バグラーを率いて格納庫に攻め込むが、マサトとヒロム以外の一同に阻止され、ヒロムの体内のカードはマサトの捨て身の作戦(データ化させたヒロムにマサトの本体を合わせ、本体を犠牲にカードを消す)によって消滅してしまう。
メガゾードΩで挑むも敗れ、エンター・ユナイトの姿でゴーバスターズに最終決戦を挑む。
黒い衝撃波を放つ剣技で苦しめ、レッドを「ただの人間」と侮るも「欠点があるからこそ人間、だからこそ力を合わせられる」と退けられ、5人の「ボルカニックオールバスターズアタック」をボルカニックアタックで迎え撃つも敗北し、最期は元の姿に戻ると限界を迎え爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。
その後、繭に取り込まれた人々は解放され、亜空間の消滅に巻き込まれそうになったゴーバスターズは脱出に成功した。
『特命戦隊ゴーバスターズVS
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』では
宇宙帝国ザンギャック側に加担し、「タイプε」や「タイプΩ」を操縦した他、ゴーカイジャーが戦った「
参謀長ダマラス」や「バスコ・タ・ジョロキア」をアバターとして復活させている(戦闘力はオリジナルよりも劣る。)。
初期案では「幻のレンジャーキーの力で近未来の世界に飛ばされ、「
哀しみの戦騎 アイガロン」と結託し、3人(ブルーバスター、ゴーカイブルー、ゴーカイグリーン)に襲い掛かろうとしたところをキョウリュウジャーに阻止される」という予定だった。
【獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ】
【エンタービートバスター】
『テレビマガジン』2012年10月号の付録DVDでエンターが変身するビートバスターの偽者。
「エンター」が変身。
ウイルス入りのエネトロンを飲んだ「ビート・J・スタッグ」の暴走で陣マサトは変身できず、奪ったモーフィンブラスターで変身した。
「目元がエンターのトレードマークとなる基盤模様のゴーグル、下半身がロングコート状」というビートバスターとの差異がある。
本物の能力に加え、エンター自身の能力となる触手も使用でき、ドライブレードを武器にレッドと交戦。
陣マサトも惚れ惚れする強さを発揮、レッドに止めを刺そうとするが、マサトがビート・J・スタッグからウイルスを削除した事で変身が解除してしまう。
【余談】
『テレビマガジン』10月号の付録DVD『VSビートバスターVSJ』ではマサトから奪ったモーフィンブラスターでビートバスターに変身した(エンタービートバスター)。
「目元がエンターのトレードマークとなる基盤模様のゴーグル、下半身がロングコート状」というオリジナルとの差異がある。
最終更新:2017年02月21日 18:06