「フォフォフォ ようやく身体の使い方が分かってきたのですじゃ!」
【名前】 |
デーボ・ザイホドローン |
【読み方】 |
でーぼ・ざいほどろーん |
【声】 |
飯島肇 |
【登場作品】 |
獣電戦隊キョウリュウジャー |
【登場話】 |
ブレイブ30「てにいれろ! ガーディアンズのかけら」 |
【所属】 |
デーボス軍 |
【分類】 |
デーボモンスター |
【創造者】 |
楽しみの密偵 ラッキューロ |
【考え】 |
「キョウリュウジャーの秘石を強奪する」 (立案は「百面神官 カオス」) |
【集める感情】 |
とくに無し |
【成分】 |
金銀財宝、カラス、金庫など |
【配合】 |
ココホレワンダー、ビッグバンク、アタレ羽根 |
【特記事項】 |
とるものもとりあえず、トレジャーとりっぱぐれたまま。 |
【他のモチーフ】 |
デーボ・ドロンボス、デーボ・ザイホーン、王冠 |
【名前の由来】 |
財宝泥棒 |
【詳細】
賢神トリンを蘇生した謎の秘石の存在を危惧したカオスが、ラッキューロに銘じて秘石強奪用に作らせたデーボモンスター。
怪人を生み出すイメージが苦手だったラッキューロ自身は本来、お宝(秘石)集めが得意な『デーボ・ドロンボス』を再生させるつもりだったが、
氷結城の柱に念じている最中に横から出てきたアイガロンの「お宝っていったら、『デーボ・ザイホーン』のことでしょ?」という余計な一言で思考が混乱。
結果、頭部がザイホーン、身体がドロンボスというアンバランスなデーボモンスターとして誕生してしまった。
ラッキューロは狡猾なドロンボスとしての活躍を期待したのにも関わらず、人格は頭部のザイホーンのものでどこか頼りない。
キョウリュウジャーがまだ手に入れていない秘石の中で、アミィの知人の御曹司光彦が所持している個体(スティメロ)を狙い暗躍する。
光彦が主催する屋敷のサバイバルゲームにラッキューロが正式にエントリー(曰く「コスプレって言ったら怪しまれなかった」)し、ゲームでキョウリュウジャーの注意を引き寄せているうちに秘石を盗み出そうと企てる。
ゲームが盛り上がってる中、参加していた秘石の持ち主の光彦を襲撃するも、居合わせたアミィとソウジが変身したキョウリュウジャーに妨害される。
かつてのザイホーンの時の癖で(持っていないはずの)石版で防御しようとして失敗し、大きく吹き飛ばされてしまう。
自分の胸にあるビッグバンクをブラックホール化させることで、キョウリュウジャーのガブリボルバーの光線を吸収できることに気付き形勢逆転。
駆け付けた他のキョウリュウジャーもろとも、吸引力を最大にしたビッグバンクで葬ろうとする。
マッチョカーニバルにカミツキチェンジしたキョウリュウレッド・カーニバルの鉄槌でバンクを砕かれ無力化、必殺技の「獣電カーニバルフィニッシュ」の直撃で再び大きく吹き飛ばされてしまう。
飛んだ先でラッキューロの近くに落下し、作戦はどうなったのかと問い質すが、ゲームに夢中になり過ぎて秘石のことをすっかり忘却していたラッキューロによって、誤魔化されるかのように
スクスクジョイロで巨大化。
何で自分が巨大化させられたのか状況が呑み込めないまま、突然現れたバクレツキョウリュウジンの初撃でいきなり胸のバンクを再度砕かれ、続けざまに「獣電爆裂ストーム」、「獣電砲・爆裂ブレイブフィニッシュ」の連撃を受け爆散した。
戦いの後、光彦はソウジに助けられた恩義で隠し持っていた秘石を譲渡、ダイゴ、イアンは関係ない賞品を辞退して他人に渡す
【余談】
声を演じる飯島肇氏は上半身に当たるデーボ・ザイホーンの声も演じている。
更にザイホーンとドロンボスとは別の個体で、『
大地の闇』には3体とも存在する。
また、無いはずの石版を出そうとしたり、バンクの用途に後々になって気付いたりと自身のスペックを把握できておらず、さらにラッキューロやアイガロンの言動によって出生や生い立ちを翻弄された不幸な怪人だった(今回のアイガロンの出番は上記の余計なひと言を発した数秒だけ)。
今回の作戦の敗因は何と言ってもゲームに熱中し過ぎて任務を放棄してしまった怠け者のラッキューロ。後に「学習能力がない」として、カオスからブラスティック教鞭の罰を受けることになる。
最終更新:2020年03月11日 16:55