ハツデンバンキ

「ビッカビカにやられた~!大停電!ハックショ~ン!」

【名前】 ハツデンバンキ
【読み方】 はつでんばんき
【声】 檜山修之
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-12「走輔バンキ!?」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 蛮機獣/害地目蛮機獣
【作製者】 害地大臣ヨゴシュタイン
【作製モデル】 発電機
(様々な運動によって電気を発生させる道具)
【他のモチーフ】 プラグ、乾電池
【口癖】 「ビッカビカ」
【注1)】 落雷攻撃を自身に向けると非常に危険なため、
相手との距離を十分に取らなければならない
【注2)】 風邪厳禁

【詳細】

ヨゴシュタインが「発電機」をモデルとして製作した害地目蛮機獣。

腹部のハンドルを回転させる事によって体内で強力な電気を発生させ、発電増幅装置と直結すると100倍の発電力を発揮でき、天変地異級の落雷公害を発生させる事が可能となる。

街を焼き払おうと落雷で破壊活動を行い、風邪を引きながらも駆け付けたレッドを落雷で攻撃。
懐に飛び込んだレッドのサーベルストレートに怯むが、その際に発生させた落雷のショックでレッドと人格が入れ替わり、レッドに変身してしまい、走輔(自身)は駆け付けた他の4人にギンジロー号に連れて行かれ、自身(走輔)はヨゴシュタインにヘルガイユ宮殿に連れて行かれてしまう。

入れ替わったのは偶然だが、ギンジロー号に連れて行かれた走輔(自身)はゴーオンジャーの内部からの崩壊を目論む。
走輔の風邪を心配する他の4人に珍妙な対処法(軍平は乾布摩擦、範人はネギと味噌を使った民間療法、早輝はアロマ、連はニンニクのお粥)を試された所為で攻撃する隙がなく、更に走輔の姿では落雷攻撃も行えず、ヨゴシュタインに元に戻してもらおうとギンジロー号から立ち去る。

一方、自身(走輔)はヨゴシュタインを倒そうと計画するが、タイミングが掴めずに彼らからの命令により止むを得ずに出撃。
増幅装置によって威力が100倍に増幅した強力な落雷で街を焼きつくすように命じられ、落雷をわざと増幅装置に命中させての破壊に成功するが、自身が自身でない事に気付いたヨゴシュタインに襲われ、電撃で迎え撃つも通用せずに逃走。

その後、両者が遭遇するとお互いに身体を返すように襲い掛かるが、ヨゴシュタインは両者が入れ替わっている事を見抜く。
ヨゴシュタインは自身(走輔)を「最強の蛮機獣」と呼び、他の4人が倒すように仕向けるが、両者が入れ替わっている事を見抜いた4人はヨゴシュタインを攻撃。

ヨゴシュタインの撤退後、走輔(自身)はレッドの状態で自身(走輔)と4人に襲い掛かる。
走輔のソウル(正義の心)がなくマンタンガンを使用できず、ブルー達4人が走輔ソウルをセットして放ったジャンクションライフルによって両者の人格は元に戻るが、走輔の風邪は自身に残ってしまい、5人揃ったゴーオンジャーの「スーパーハイウェイバスター」により敗北。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
電撃で応戦するもスピードルの空中攻撃に怯み、移った風邪で大した抵抗もできずにエンジンオーG6に追い込まれ、エンジンオーG6の前になす術もなく、最期は「G6グランプリ」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

【余談】

両肩に点火プラグ、頭部に乾電池、両脚に燃料式発電機などの意匠が見られる。
デザイナーの酉澤安施氏によれば、「『炎神が自動車』という事で自動車のプラグ怪人にならないようにするため、発電と電気をイメージさせる意匠を盛り込んでいる」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

声を演じる檜山修之氏は多くの怪人を演じている。

最終更新:2017年07月10日 10:03