&bold(){編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。} #contents *概要 安さ、手軽さなどで人気のプラモデル『BB戦士』シリーズの20周年記念作品として開始された企画。 『三国志演義』をモチーフに様々な作品のMSたちが武将を演じているガンダムオールスター的な作品でもある。 アニメはプラモおよびマンガの『風雲豪傑編』と『英雄激突編』まで(黄巾の乱~赤壁の戦いまで)が映像化されている。 それ以降も『戦神決闘編』としてストーリーは続いていったが、今回は描かれず。 なお、劇中劇という設定もあり、『演者』とはいわゆるその役を演じた本人(MS)を指す。 TV放送:2010年4月3日~2011年3月26日 *ストーリー 三璃紗(ミリシャ)と呼ばれる世界。幽州を旅立った若者、劉備は張飛、関羽と出会い義兄弟の契りを交わし義勇軍を結成した。 曹操の結成した反董卓連合に加わった三人は平和な世を築くため、乱世を駆け抜ける。 *登場人物 **劉備ガンダム -主人公。幽州出身の若者。龍帝剣と呼ばれる剣を持ち、平和な世を目指している。後に自らの国「翔」を作る。 --人呼んで「龍帝を継ぐ者」。呂布などからは専ら「龍帝剣」、曹操陣営からは義兄弟まとめて「龍帝剣一派」と呼ばれる。 -演者は初代ガンダム。天玉鎧はGファイター。 --厳密に言うと初代ガンダムなのは初期に着ていた鎧であり、本作で着用している「龍装」は胸当てやバックパックの形状・バックラー状の籠手などにフルアーマーガンダムの意匠を取り入れている。 -ファンからの愛称は「ホンタイ(さん)」、「ホンタイ01」。プラモシリーズのランナーに「ホンタイ01」と書かれていたことが名前の由来。 --なまじ応用のきく傑作万能素体だったため、ファンの間では半ば敬愛混じりに呼ばれている。 -アニメ版ではやたら他のキャラのストーリーが多いせいで目立たなかった。おまけに新たな展開が始まるたびに行き倒れになるのが一種のパターンとなっていた。 --本作も主人公のくせして孫権より参入が後。そして案の定、行き倒れになっていた所を拾われた模様。 -序盤の切り札。SSサイズなのになんだこの火力。 --主人公キャラとしては珍しく経験値アップのボーナスを取得するため成長速度が早め。 --しかしパワーアップは一番遅い。そんな所を原作再現しなくても…。 ---パワーアップ後の演者は(重装)パーフェクトガンダム。雪山装備だとG-3ガンダム。LEGEND BBでは演者をストライクガンダムに変更したストライク劉備ガンダムが発売された。 -名前同様モチーフとなったのは劉備。 --演義では主人公にして仁徳の君主として描写されているが、正史では割と野心家で人間臭いエピソードも多い。 --負け戦の逃げ時の嗅覚が異常に鋭く、家族や家臣をどれだけ失おうと自身は必ず助かった。曹操、呂布といった機動戦、騎兵の随一の達人に追撃されて見事逃げ延びている稀有な存在。自身最後の戦となった夷陵の大敗でも、多くの重臣が戦死するなかしぶとく生き残っている。 --人物の観察眼に優れ、相応しい役目を与える君主だった。(後に諸葛亮に重用されて取り返しのつかない失敗をする)馬謖に決して大役を与えず、劉備に仕えて日が浅い魏延を重要拠点の司令官に抜擢した(群臣たちは股肱の張飛が任命されると思っていたので驚いた)。 -正史では何人もの妻がいたが、三国伝においては登場するのはそのうち孫尚香のみ。つまり&bold(){かの有名な馬鹿息子が生まれない可能性が高い}。さらに養子の劉封も処刑されることなく健在であり、翔の未来は明るい……かも知れない。 **張飛ガンダム -劉備と義兄弟の契りを交わした侠。血の気の多い性格の熱血漢。三国伝勢の脱力担当。 --彼の場合は、長坂橋で曹操軍を「戦慄」させたという意味での「脱力」だろう。%%ギャグ要員とかではなく%% ---スパロボαで、敵全員の気力を下げる脱力の全体版ともいうべき精神コマンド「戦慄」があったのだ。 -異名は双(なら)ぶ者無き戦の刃、即ち「無双の戦刃」。なお自分でもこう名乗る。 --昔ヤンチャしていた頃は&bold(){夜も無双の戦刃}だった(本人談)。なおその頃に息子をこさえていたが、張飛は&bold(){その息子本人が訪ねてくるまでそれを知らなかった}。 ---今回使う最強技「爆裂超雷蛟」は元々息子の張苞の技。恐らく張飛から息子に伝授された技ということなのだろう。 -演者はΖガンダム。 -空気。 --「誰が空気武将だコラ。」 --原作ではアレだったが本作ではイベントによる下記のヒーローマンのサポート役としての強制出撃や、驚き役として台詞や出番が結構多い。 -電気。 --とあるステージではヒーローマンと一緒に大活躍。 -塊ィッ! --アニメにもあるネタ。漫画版で「魂」と「塊」の文字が紛らわしかったことが基になっている。 -機体ボーナスによりHPと装甲が意外に高くなる。というかSサイズはおろか下手なMサイズユニットよりも高くなったりする。 --アニメにおける『長坂の戦い』で曹操軍を相手に孤軍奮闘した故のタフネスだろうか。 ---ただし三国伝勢はサイズ差補正による被ダメージ増加率がエライ事になってるのであまり実感できない。悪しからず。 ---今作の敵は高HPのユニットを狙う思考のため、敵の目を引き付ける囮・陽動役という意味では原作再現されていると言える。 -正史の人は神格化され、知識人に敬意を払っていたことから不遇の死を迎えた文人を天に迎える神となっている。 --でも後の軍師の家に放火しようとした。 -演義では粗暴な役回りを押し付けられ、劉備がやらかした事まで彼のエピソードになっていることがある。 --元々粗暴では有るが馬鹿ではない人物。しかし、最後の最後までその粗暴さと酒癖の悪さが治らず、それが原因で死亡することになったからだろか。 **関羽ガンダム -劉備と義兄弟の契りを交わした侠。冷静沈着かつ男気あふれる豪傑。 --でも劉備の事は兄者って言わない。 -張飛曰く「鬼ヒゲ」。そして「鬼ヒゲではない!」と返すのはお約束。 --でも公式の二つ名は「鬼髭の大武勇」。つまり三璃紗世界の住民からも鬼ヒゲ呼ばわりである。 -演者はΖΖガンダム。 --ヒゲがトレードマークの武将だけに、∀の方が……というファンの声が有るとか無いとか。 ---その∀は三国伝外伝にて白ヒゲが特徴の翔の武将・厳顔を演じている。 -指一本で周倉を止めるエピソードがあるが、まさかアレがトドメ演出になるとは…。 --ちなみにその演出がある最強技「鬼牙千烈斬」は原作にはない本作オリジナル技。原作での義理の息子・関平との合体技「双鬼千烈斬」が元ネタと思われる。 -中の人は某スパロボで大嘘吐きなキャラを演じている。 --そのためか中断メッセージでは張飛に「嘘吐きヒゲ野郎」呼ばわりされてしまった。 -正史の人は神格化され、信義に厚い性格から商売の神として世界中の中華街で祀られている。 -しかし傲慢な性格だったようで最終的にその性格故自身の死を招き、さらに荊州失陥により蜀の侵攻計画そのものにも大打撃を与えることになってしまった。 **孔明リ・ガズィ -「伏龍」と呼ばれる伝説の軍師。あらゆる兵法に通じている。 --伏龍という呼び名は師匠の水鏡ガンタンクから贈られたもの。孔明自身はこれを「地に伏す(=翔べない)龍」、つまりまだ自身は未熟者であるという戒めと解釈している。 --この他「稀代の聖軍師」という二つ名も持つ。%%中二っぽいとか言うな%% -演者はリ・ガズィ。 -発売前は新システム「戦術指揮」で強力な補正を持つとして話題になった。待て、慌てるな。 --しかし補正的には罠に嵌めるよりもガンガン攻めていくタイプである。 --3つめの効果解禁が全キャラ最速なのに明らかに狂った性能。こんなにS祭りのスパロボなんて史上初である。 --しかし頼りすぎるといくつかの隠し要素の条件を満たせなくなってしまう。これは孔明の罠だ。 -今回は非戦闘員。だって軍師だし。爆凰烈羽?知らん。 --アニメ版なので最後までガンダムにならない。ちなみにその時の演者はご存じνガンダム。 ---実はリ・ガズィの姿の時点でも素顔はνガンダム。普段のリ・ガズィ顔は仮面である。 -その立ち位置故か非常に出番が多く、また積極的。本編最初の消極さはどこに行った。 -はわわネタに過剰反応する辺り、某PCゲームにも手を出していたのかも知れない。 -モデルは稀代の天才軍師・諸葛孔明。 --演義では完璧超人扱いだが、正史では「政治家としてはともかく、戦争屋としてはチート級には及ばない」と評されているのは三国志ファンには割と有名な話。 --街亭で大ポカをやらかして北伐を台無しにした馬謖、国の実権を握る為に有能な将だった魏延を謀殺した楊儀、無茶な北伐を繰り返してただでさえジリ貧だった蜀の滅亡を加速させた姜維らの件から「人を見る目は微妙」と言われることも(馬忠や費禕みたいな超優良株もちゃんといるが、前者は早死にで後者は肝心な時期に暗殺されてしまっている)。 **曹操ガンダム -乱世の英雄として活躍する「紅蓮の覇将軍」。実力とカリスマを併せ持つ英傑。後に一国「機駕」を治める。 -三国伝真の主人公じゃないかってくらい劉備の存在を喰っている。どこの蒼天航路ですか。 --でも最後は流星となって燃え尽きる。 -演者はガンダムDX。天玉鎧はGファルコン。 --ちなみに息子の曹丕はガンダムXなので「逆じゃね?」と言われることもあるが、DXは原作ガンダムX本編の15年前に活躍したジャミル機のデータを用いて造られた機体・曹丕は必殺武器にディバイダーの意匠が組み込まれている=本編でのガロード機、となるためDXの方が父親で問題ないのだ。 -今作新登場の精神コマンド「理想」はこの御方のために用意されたと言っても過言ではないだろう。 -『酒の席で茶目っ気を見せる』というくだり、実は歴史書にガチで記載されてるエピソードだったりする。 -というか「人生嫌な事なんていっぱいあるんだし酒飲んで騒いで忘れちまおうぜ!さあ飲め飲め!」ってな詩を酒宴で披露したこともある。 --こやつめ、ははは ---実は本当に(笑えないレベルで)酒癖が悪いのは孫権だったりするが。 -正史、演義問わず多少人格に問題があっても登用することから人材マニアといわれることも。 --三国伝でも今までのSDシリーズでは敵役だったMSや登場すらしていなかった脇役MSを部下にしている。 --そのためか、三国伝のプラモキットが人気になったのは曹操陣営のお陰ともいわれていたりもする。 --自分が有能だと認めれば敵だろうがお構いなく、劉備の義弟の関羽を篭絡しようと腐心したり、対陣した際に「息子に持つなら孫権のようなのが欲しい」という言葉も残している。なんとあの呂布ですら一時は登用する考えがあったという。 **司馬懿サザビー -曹操軍の数々の軍師の中でも筆頭を務める「華麗なる策士」。 -今回は非戦闘員。だって(ry --普段の姿は軍師モードで、この他戦闘用の武将モードもあるのだがアニメでは登場せず。 -諸葛亮のライバル・司馬懿と言う事もあって戦術指揮も真逆性能。 -演者はサザビー。白いけど。赤壁以降に(漫画版後半、アニメ版その後のエピソードで)赤くなる。 --EDの兜が赤いのは機駕太傅 司馬懿サザビー。 -なお、三国志において最終的に大陸を統一するのは彼の子孫(孫)である司馬炎。ある意味で三国志最大の勝ち組である。 --もっとも、統一してすぐに分裂→異民族の流入を招いてあっさり乱世(五胡十六国時代)に逆戻りしてしまうのだが。 --それ故にこのサザビーのように謀反人のイメージを持たされることが多いが、そのような行動を取り出したのは息子たちの代からで彼自身は忠臣であったという意見もある。 -原作の続編では彼の息子である司馬師・司馬昭も登場するが、それぞれの演者は何とペーネロペーとΞガンダム。この二機がサザビーと親子関係というなかなか大胆なキャスティングである。ちなみに本来は孫のはずの司馬炎も末の息子として出演しているが、こちらはまさかのシャアザク。%%鬼嫁%%奥さんの張春華も三国伝にいたら、どんなMSが割り当てられたのか気になるところではある。 **孫権ガンダム -戦いを嫌う優しき将軍。後に長沙地方を治め「轟」の国を建国する。 --人呼んで「静かなる猛虎」。といっても無口なキャラというわけではない。 -劉備より先に自軍入りする。え?主人公って孫権だったっけ? --性格的にも「元々戦いが嫌いで後ろから見ているだけだったが、様々な経験を通じて成長した」と主人公チック。 -代名詞とも言える%%Iフィールド%%蒼晄壁で並み居る巨大ロボの攻撃をガンガン弾く姿が実に頼もしい。 -アニメ版とそれ以外で必殺技が違う人。本来の必殺技「双虎破刃」はアニメで未使用のためか今回は登場せず。 -演者はガンダムGP-03ステイメン。天玉鎧はオーキス(GP-03デンドロビウム)。 -何かと劇中で話題に出る父(孫堅)と兄(孫策)もまた、三国志前半を彩る英雄である。 --父孫堅ゼフィランサスはGP-01、兄孫策サイサリスはGP-02Aと孫一族は妹含めてGPシリーズで固まっている。 -どうも臣下の補佐あっての君主だったようで、諌言できる人がいなくなった晩年には数々のトラブルと禍根を起こしている。 --兄からも、天下の争いに混じれるほどの才は無いと評されている。一方で部下を使いこなす将器は自分より上とも。 --そのため、ファンの間でも君主・為政者としての評価は結構割れている。 --防衛戦に定評のありすぎる人。GP03も拠点防衛用。一方攻め戦はかなりひどかったらしい。 ---本作でも天玉鎧組で唯一魂不所持、熱血使おうにも勇気でSP消費激しい。が、機体ボーナスと鉄壁と蒼晄壁でとにかく硬い辺り意識してるものとおもわれる。 **孫尚香ガーベラ -孫権の妹で三国伝のメインヒロイン(?)。自ら戦場に駆り出る程のお転婆娘。 --今回も様々な場面で引っ掻き回してくれます。 -演者はガンダムGP-04ガーベラ。また武器のモチーフなどにライジングガンダムも含まれている。 -かのときた洸一氏による「しょこたん」呼びがファンの間では定着している。 -なんとBB戦士シリーズでは彼女が女性キャラ初の単独キットである。 --貼り変えの効かない目のシールが5種類もあったり、紙製のエプロンが付いていたりと彼女の特殊さを匂わせる。 -アニメでは特に劉備とは絡まなかったが、原作では原典通り彼の妻となっている。 --今作では三国志を読んだことによって彼を意識している。 -彼女の「華天楼」は当たらない、と言うか&bold(){見当違いのところへ飛んでいく}事で有名。 --因みに漫画版だと帰ってきた薙刀は&bold(){十中八九陸遜に当たる}。 --本作ではさすがに敵に向かって飛ぶしちゃんと当たる。その代わり&bold(){キャッチできない}。 -兄と旦那の存在感、及びゲームや漫画の影響から姫武将のイメージが強いが、本来の三国志では一切戦場には出ていない。まぁ、時代背景を考えれば当たり前なのだが。 -吉川三国志と同じく「弓腰姫」と呼ばれるが、三国伝ではその名の通り腰のリボンが弓になる。アニメでは使ってない武器だがUXでは普通に使う。%%じゃあ孫権の必殺技も使わせろよ%% **周瑜ヒャクシキ -孫権の兄孫策の幼馴染。三国伝でも赤壁の戦い近辺で死んでしまう運命。 --孔明「ねぇこの世界の三国志読んだ?読んだ?」 --UXフラゲで上記場面がネタにされているがゲーム後半でいろいろと意味を持つ。 --ちなみにコミックワールド版では普通に生きてる。 -演者は百式。 --実は百式でツインアイなSDキャラは周瑜だけだったりする。 -今回は非(ry --まあ彼の場合は病み上がりだし仕方ない。 ---しかしながらMAPアイコンは用意されていたりする。一瞬で退場してしまうが。 -他の二人と比べて戦術指揮が弱い。あの、三国伝武将に射撃武器全部見回しても一つしか無いんですが…。 --恐らく周瑜本人が弓(背中のバインダーが変形)や大砲(メガバズーカランチャー)といった射撃武装を多数装備している故の効果と思われる。 -孫権の実兄である孫策と義兄弟であり、夭折した孫策に孫権の補佐を託されていた。 -当時の綽名が「美周郎」と、当代屈指のイケメンだったようである。 --三国伝での異名も「白金の麗将」なのでやっぱりイケメン扱いの模様。ちなみにゲーム中の顔グラではわかりにくいが綺麗な黒髪のポニテを持つ。 **陸遜ゼータプラス -孤独の身を拾われた若き武将。孫尚香に振り回される事が多い。 --「姫様~!」はもうお約束。 -異名は「明日に舞う翼」。アニメ本編はその「明日」が来る前に終わったが、今回は……? -演者はアムロ専用Zプラス。 --実はΖプラスはこっそりスパロボ初出演。センチネルとしても第4次S以来の参戦である。 -今回(ry --まあ彼の場合戦ってないし。 -正史では、臣下ながら単独で伝を立てられている(同じ待遇は&bold(){三国通じて諸葛亮のみ})という破格の扱いを受けている。 -某ゲームのイラストや登場時期の遅さから若者のイメージで描かれることが多いが、表舞台に出るのが遅かっただけで孔明より二歳若いだけだったりする。 --有名な三国志漫画の一つ横山三国志では今のイメージからは想像出来ない中年男性の姿で描かれている。「こやつめ、ははは」の元ネタがある三国志漫画の園田三国志の容姿も色々と凄いことでも一部では有名。 -夷陵の戦いにおいて劉備を大敗させた立役者だが、三国伝ではそもそも轟と翔が敵対しないため劉備との間にも特に因縁はない。 **呂布トールギス -董卓に組する武将。戦闘狂的な性格で劉備たちを圧倒する戦闘力の持ち主。 --人呼んで「戦慄の暴将」。 --技を放つ際に「魂ぃぃぃぃいいい!!」と叫ぶ癖がある。 --ちゃんとイベントで&bold(){精神コマンド「魂」を使ってくる。しかも序盤から}。やめてくださいしんでしまいます。 -演者はトールギス。仮面の下にガンダムフェイスが隠れている。 --厳密に言えばトールギスⅢとの折半。 ---仮面がⅢ、鎧がⅠ、素顔はⅡ寄り。原作では後に「玄武装 呂布トールギス」にパワーアップするが、その際は鎧がやや黒くなりボンボン漫画版のトールギスⅡっぽくなる。 -本家劇中でも劉備・関羽・張飛相手の3対1で引き分けたり、曹操陣営の武将8人を相手取って引き分けたり(!?)と化け物じみたエピソードが山ほどあり、個人の武勇という点では三国志最強武将の一人として真っ先に候補に挙がる人物。 --この上天玉鎧まで存在する、三国伝屈指の強キャラ。 -自分の都合で主君をコロコロ変える『裏切り者』の代名詞的な存在でもある。「敵にしても味方にしても厄介な武将」とよく言われる。 -これだけ「知謀」に欠ける人物ながら、彼が動けば、歴史が動いた。義父丁原を斬り魔王董卓の暴虐を大いに助け、その董卓をも斬り天下を更なる混迷に導いた。劉備、曹操といった時代の英雄も呂布に何度も煮え湯を飲まされている。そして、最終的に呂布を倒した曹操が乱世を制する「中原の覇者」となった。まさに呂布は「乱世の申し子」といえる。 -本編の前日譚に当たる漫画「三国伝BBW創世記」では義父の丁原リグ・コンティオも登場。&bold(){三国志史上最も強くてかっこいい丁原}と一部で評判。 **貂蝉キュベレイ -呂布に付き従う女武将。 --異名は「麗しき女将軍」。 --呂布の事を字「奉先」と呼ぶ。実は三国伝での字呼びは彼女くらいである。 ---ただし孔明は全員から字で呼ばれる。 -演者はキュベレイ。 --呂布がトールギスなのにキュベレイとはこれいかに。 --まあ養父である王允がジオングだけどな。 -実は中の人は某貧乏姫だったりする。 -演義オリジナルキャラであり、正史には登場しない。 --ただし「呂布が董卓の女官と密通していた」といった記述があるなど、モデルとなった女性はいたようである。 -「三国伝BBW創世記」ではどうにも呂布に××された風に匂わせる描写がある。「人間」と言い張ってはいるがどう見てもMSなのでその風景を考えるとなんともシュール。 **補足 -SDガンダムは玩具展開から漫画やアニメへと発展した作品群の総称。SDはスーパー・ディフォルメの略。 --ゲームとしての歴史は、古くはファミリーコンピュータ時代のガチャポン戦記から、現在のGジェネシリーズへと続く由緒正しい血統だったりする。 --これらをきっかけにスパロボを知ったファンも少なくあるまい。もっとも、よもやSDガンダム名義で、かつキャラもそのまま参戦するなど夢にも思わなかったろうが。 ---初代スーパーロボット大戦ではパイロットの概念が無く、所謂コンパチシリーズに近い立ち位置だったので、ある意味で25年ぶりの出演と言えなくもない。 -日本の戦国時代を模した武者頑駄無の「SD戦国伝」、剣と魔法のRPG的世界%%+途中から何故かロボット物%%の騎士ガンダムの「SDガンダム外伝」、SFミリタリー系のコマンドガンダムの「SDコマンド戦記」など派生作は数多い。 --三国伝はその中でも最も新しいアニメ作品で、劇場版からTVアニメという順に公開された。 -プラモキット版はアニメ放送前に発売された「BB戦士 三国伝」とアニメタイアップの「SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors」の2種類がある。 -漫画版は今までのSDシリーズと同じようにコミックボンボンで連載開始されたが数回で雑誌休刊になり、連載がケロケロA&ガンダムAに移動している。 -アニメ版の脚本を担当したのは、本作のシナリオライターでもある岸本みゆき。また同氏は原作の各シリーズの構成も担当している。 -アニメ版としてオミットされた要素として大きいものは軍師達の不参戦、設定上持っているはずの各サポートロボの使用がない事があげられる。 --もっとも、サポートロボに関しては各人の鎧や武器が変形、合体するものなので出てきていると言えば出てきているのだが。 -スパロボ初参戦ながら原作終了後参戦と、最近のスパロボでは珍しい(初参戦作品は大抵原作スタート前から始まって原作をなぞる)。 --とはいえ、アニメは赤壁の戦いで終わっているので[SDガンダム三国伝」自体で見れば中盤そこそこ辺りだが。 --UXの世界でも三国志は広まっているので、色んな人から「かの有名、高名な~」的な扱いを受けたり、閣下と呼ばれたりする。 --当然の事ながら三国志そのものから出てきた訳ではない。 --ちなみに、他でこの待遇を受けた事がある作品はSC2の「マクロスゼロ」とNEOの「アイアンリーガー」。もっとも後者の原作をスパロボでなぞれと言われても困るが。 -この世界では「侠」と書いて「おとこ」と読むのがデフォ。そして「英雄」と書いて「ガンダム」と読む。 -漫画及びプラモキット版とアニメ版それぞれに公式サイトがあるが、前者の武将紹介の項のカオスの渦のざわめきっぷりは一部で有名である。 **過去参戦作品 -初参戦