機動戦士ガンダムSEED DESTINY

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY - (2024/05/13 (月) 13:51:36) のソース

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#contents
*概要
2004年から2005年にかけて放送された「ガンダムシリーズ」の1つ。TV放送シリーズでは第10作目となる。
2002年から2003年にかけて放送された『機動戦士ガンダムSEED』の直接の続編であり、前作キャラクターも多く登場した。
監督は『GEAR戦士電童』や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の福田己津央氏。

*ストーリー
『機動戦士ガンダムSEED』の終末から2年。かつての戦争で家族を亡くした少年シン・アスカは
未だ癒えぬ心の傷を抱え、コロニー国家「プラント」の武装組織「ザフト」に身を寄せた。
ある日、着任準備のために新造艦「ミネルバ」に来ていたシンの近くで、敵との戦闘が発生してしまう。
急遽追撃に発進する事となったミネルバは、同時に戦闘から避難してきた要人を保護する。
その要人とは、シンが家族を失った国「オーブ」の現代表であった・・・。
戸惑いと怒りを隠せないシンを嘲笑うかのように、戦火は急速に拡大していく。

*登場人物
**シン・アスカ
-SEED DESTINYの主人公の1人。
-ザフトのエリートを示す赤い軍服を着た青年パイロット。
-今回はどちらのPVでも出番を獲得。やったねシンちゃん。
--というか、キラがかなり後の方まで名前だけで影も形も無いのでSEED DESTINYの代表として頑張る。
-本編終了後設定の参戦となるため、性格がかなり丸い。それどころか、一部若年層を見守る立ち位置をゲット。
--他作品のキャラからは激戦を生き抜いたエースとして一目置かれている。敵からも強敵として認識されている旨の発言が多い。
--SEED状態でフェストゥムに立ち向かう姿が同化現象と揶揄される程ファフナーと良く絡む。
---あまりに馴染みすぎた結果、「マークデスティニーのパイロット」とすら言われることも。キャラデザもあって某ナタクのファクター以上に違和感がない。
---そしてUXから11年の時を経たSEED FREEDOMにて、''SEEDを発動したシンには読心能力が通用しない''、すなわち''フェストゥム特効パイロットだった''という衝撃の事実が判明した。&br()じゃあそんなシンを追い詰めた読心Lv4とは……?
--ちなみに、レイとステラは助けられなかった模様。惜しい点だが、だからこそ本当の哀しみを知って見守る立場に立てたのだろう。
--「本当の哀しみを知った瞳は、愛に溢れて」というわけである。
---中の人の影響もあってかルナマリアとは熟年夫婦の貫禄すら漂わせている。
-今作では珍しく年下のキャラからは「シンさん」ではなく「アスカさん」と呼ばれる。
-無印Z以来久々にボイスが大量に新録された。加藤機関などには高山漫画版台詞が飛び出す。ファンは要チェックである。
--ガンダム関係や本編でも関係の深いファフナーはもちろん、聖戦士など意外な相手にも援護セリフがある。
---特にグラハムとは『乙女座』や『運命』繋がりで双方にユニークな台詞が用意されているので必見。

**ルナマリア・ホーク
-シンと同じくミネルバ隊に配属されたザフトの赤服パイロット。シンやレイとは士官学校の同期。
-ガナーザク使用時の命中率の低さは視聴者の間で語り草となっていてスパロボでも反映済み。普段はガナーでなぎ払いをしていたのだろうか・・・?
--私射撃苦手なのよね~。
--インパルスに乗りかえた時は案の定ソードシルエットをメインに使っていた。
---プロローグの段階で相手がフェストゥムということもあるが、命中率はかなり低い。(とはいえシンも集中を使わないと低い)
-とうとうSEED勢ではキラアスランのお家芸だった合体攻撃をシン・ルナマリアで行えるようになった。初使用する前後の会話を聞くと、スタッフから中の人たちへの祝福の台詞にも取れるところが粋。
-精神コマンドは相変わらずの王道スーパー系ラインナップ。

**キラ・ヤマト
-前作SEEDの主人公。SEED DESTINYでも主人公の1人として扱われている。
-当初はラクスと共に表舞台から身を隠していたが、ある事件をきっかけに再び姿を現す。
-珍しくPVでの出番は少なめ。
--おまけに本編でも出番が遅く、第一部終盤で名前が、第二部中盤でようやっと顔が出るほど。
---そのせいか発売直後に配信された追加コンテンツでは出番が多い。
-ほぼ毎回強キャラでありながら、会話デモなどの扱いは微妙なことが多かったが、今回はアスラン共々普通に格好いいエースキャラとして登場する。
--DESTINY最終回で述べたとおり「やる時はやる」と悟っているようで、ボスキャラにモゴモゴしたりもしない。啖呵を切るというよりポエムっぽくはあるが。
--やはりシンとの絡みは希薄だが、「やっぱり強い」と評されたり、キラの台詞を引用されたりとこの世界ではそれなりの関係を築いていることが伺える。
-オーブの准将殿改めザフトの白服殿。実際白服は劇場版の衣装でガンダムエースでおまけまで作られたが・・・結果はご覧のとおり。なのである意味幻の衣装である。
--非戦闘時のアイコンは白服に見えるがパイロットスーツはオーブ軍。
-コズミック・イラにおけるガンダムは彼がストライクのOSの頭文字を見てつけた愛称である。
--友人のアスラン、三隻同盟協力者のロウの他にもユーラシア連邦兵時代のカナードが使っていたので意外と広まっている名称のようだ。
-趣味がハッキング。
--決して『クラッキング』ではない、とのこと。特にソフトウェアに造詣が深く、原作でも戦闘時に搭乗MSのOSを書き換えるという離れ業を敢行してしまうのは有名な話。

**アスラン・ザラ / アレックス・ディノ
-SEED DESTINYの主人公の1人。原作では他の2人の主人公キラとシン両方と関わりを持つ立場だった。彼が主人公の漫画版もある。
-前議長の息子。新たな戦いに際し、ザフトへ戻りミネルバ隊の隊長を勤めるも、自らの正義により再びザフトと対峙する。
--今回は精神コマンドにも『正義』を引っさげて参戦する。まさに無限の正義。
-任天堂携帯機シリーズ恒例なのか、今回も最初はアレックス・ディノとして登場。
--それにしても原作開始以前から使っていた偽名とグラサンをそのまま使っていることに誰からも突っ込まれなかったのだろうか。
---今作ではグラサン繋がりか、Zガンダムのダカール演説を彷彿とさせる活躍を見せてくれる。そしてグラサンを危機に追い込む。
---今作では彼のグラサンがスキルパーツとして採用されている。そして忍者戦士飛影のグラサンが落としていく。
-SEED・SEED DESTINYの両方にてそれぞれ別の部隊の隊長を務める。隊長経験が豊富な事を買われてか今作ではSEED DESTINY勢で唯一の戦術指揮をゲット。
--二回とも仲間が死んで乗機を壊して自身は脱走したことは禁句。
---一応イージスに関してはストライクと相打ちの大金星だし、SEED DESTINYの時は預かった部下が死んだりした訳ではない。
-ラクスに贈った自作のハロ(ピンク)にピッキング能力を与えるなど謎の技術と感性の持ち主。その他にも色とりどりのハロを贈っている。
--キラに送ったペットロボット「トリィ」は手乗りサイズながらスラスターで空や宇宙を飛ぶCE世界のオーパーツなのはよく知られた話。
-キャラデザ繋がりでファフナー勢とは良く絡むが、懲りずに歳下の女の子達に優しくする。オーブ代表もお怒りであろう。
--決してアスランに下心がある訳でもないし、女の子に優しくするのは本来良い事なのだが…相も変わらずの女難体質である。

**カガリ・ユラ・アスハ
-CV:進藤尚美
-永世武装中立国・オーブの代表を務める若き女性。
--原作では為政者としては至らない部分があったが、今回のカガリは妙に優秀になっている。原作終了後なのでカガリも成長してるのだろう。
-原作終了後の今作ではファフナーのアーカディアン・プロジェクトの支持者として竜宮島に協力している。そのため第1部では割と出番が多い。
--同じキャラデザとしても、その場に居る違和感の無さは一部のプレイヤーのトラウマを抉ったとか。
--SEED、SEED DESTINYの一話で製造される兵器に対し非難していた姿とは対照的となっている。
-趣味は筋トレで、腕相撲でコーディネイターのキラに勝てるほどの腕力の持ち主。
--とはいってもSEED初期のキラはもやしであるが。
-今回は戦わない。というかスクコマ2以外でDESTINY設定かつ声付きで戦っていない。
--Zや一時期のGジェネではディアッカともども声が入っていなかった。

**ラクス・クライン
-CV:田中理恵
-プラントの歌姫。
-今作では原作終了後なので最高評議会議長。
--誤解されがちだが福田監督曰く「原作終了時点では議長に就任していない」(あくまで評議会に呼ばれた扱い)
---当時の評議会は臨時最高評議会なのでその後就任したというIFだろうか。
--そのためか今回はエターナルとミーティアを持ってきてくれない。
-「ガンダム」という名称を初めて聞いた時は「強そう」という感想を述べた。

**ザフト兵士
-プラントの軍ザフトに所属する兵士。
-キラのような隊長、士官クラス以外の兵士は緑服とエリートの赤服がいる。ザフト時代のシンやルナマリアは後者。
--赤服はアカデミー(士官学校)の成績上位10名のみである。世代をまたぐと常に赤>緑が成り立つわけではない。
---アスラン世代では技量では劣らないが筆記の試験が悪いだけで緑になったパイロットもいた。
**ザフト士官

*登場機体
**フォースインパルスガンダム
-インパルスガンダムに高機動戦用装備「フォースシルエット」を換装した機体。
--コンセプトは「MS配備制限に引っかからないように戦闘機と言い張れる、あらゆる戦場に対応できる機体」という事で戦闘機コアスプレンダーをコアにした換装機になっている。ストライクとは似ているようで違う。
---エクスカリバーやケルベロスで換装装備が飛んでくるのは即応性を高めた他に戦闘機と言い張るためである。
-デスティニーがプロローグで破損したため、シンはしばらくコレで頑張ることになる。
--本機を改造してもデスティニーには一切引き継がれないのでその点は注意。ただし今回は合体攻撃があるので損はさせない。
-どこでもシルエット。どんな状況でも飛んでくる。ミネルバは無いはず?竜宮島があるだろ!
-PVの通り今作のエクスカリバーはDSスパロボ恒例の換装ではなくZシリーズとほぼ同様のものになっている。
--ソードインパルス…と思いきや合体攻撃での登場にハブられなくて良かったねと安堵したプレイヤーも多いはず。
-ちなみに、キラとアスランも乗れる。
--修理装置でのレベル上げができるザクはともかく、デスティニーとの合体攻撃も使えなくなるので、こっちは本当に趣味以上の意味が無いのだが。
---何気にキラとアスランが今作仕様のエクスカリバー(フォースインパルスでの突撃)を使用できるのは初めて。&br()特にキラはかつての愛機を沈められた因縁の技でもある。
-他のSEED系ガンダムにも言えるが、今作においては連邦もザフトもオーブもよくソレスタルビーイングが存在する世界で市民感情が最悪のガンダム面のMSを作ろう等と考えたものである。
--特にオーブに至ってはガンダム面のMSが量産機である。
--SEEDシリーズはあくまで「ガンダム」は愛称であり、機体名には反映されていない(なので本来この機体の名称は「フォースインパルス」)のだが、&br()今作ではソレスタルビーイングに対する市民感情への配慮なのかもしれない。%%しかしOSの頭文字を並べるとガンダムになるという落とし穴が%%

**デスティニーガンダム
-プラントの最高評議会議長デュランダル自らが主導して作り上げたザフトの最新鋭MS。原作後半からのシンの専用機。
--コンセプトは「オールインワンのインパルスガンダム」。%%換装で多様な戦場に対応するというインパルスのコンセプト全否定である。%%
--と、言うのもセカンドシリーズ、インパルスから取られたデータを実験的に議長が盛り込みすぎてしまった為にこのような全部乗せになってしまった、デュランダル議長が元々MS畑の人間ではないから故に起こってしまった事である。
-プロローグから登場しフェストゥムの恐ろしさをプレイヤーに刻んだ。
--一体どこのスーパーロボットだよというくらい、長い修理休暇をいただくハメに。決して弱いわけではないというかむしろ強いのだが、シナリオの都合には勝てない。
-シンとファフナー勢がよく絡む上に、デスティニーに関わるイベントが全部竜宮島で発生するため、一部プレイヤーからは「ファフナー・マークデスティニー」と呼ばれる。
--機体性能面でも読心により命中率の高いフェストゥムに対しシールド・特殊装甲・高速回避(原作の残像ダッシュ)と相性抜群である。
--この「マークデスティニー」という言葉、あろう事か''スパロボ公式ラジオでも使われている''。%%言うまでもないが言い出したのは杉田である%%
-DSシリーズ待望のフラッシュエッジ搭載。今回はビームサーベル扱いなので射程は1だが。
--ビームサーベルとして使用されたのはなんと本編中では一回のみで、スパロボで武装として再現されたのは今回が初めて。
--しかもスパロボで初めてフル・ウェポン・コンビネーション中に使わせて貰えた。
-光の翼はヴォワチュール・リュミエールの一種。
--光波推進システム(つまり、自機のエネルギーを推進力に変えている)で、ヴォワチュール・リュミエールとは基礎技術のみを共有している、いわば近縁種に当たる。
-バルカン以外の武装は手を使わなければいけないため同時使用が不可能という欠点がある。SEEDは本体に武装がついてるMSが多いので結構珍しい。
-ストライクフリーダム同様に内部骨格の動きに合わせて装甲が変形する構造をしているが、こちらはシンの動きに合わせて変形による装甲の隙間が最小限に抑えらるシステムのため防御力の低下はほとんどない。


**ガナーザクウォーリア
-ジンやゲイツに代わる、ザフトの量産型MS。バックパックを取り替えることで様々な場面に対応できるウィザードシステムが特徴。
--インパルスと同じく配備制限対策であり、一機で多様な戦場に対応させるためのシステムである。
-ガナーウィザードは遠距離戦向けの装備となっている。
-赤いザクウォーリアはルナマリアの専用機…なのだが、シンどころかキラやアスランも乗れる。
-竜宮島でアレックスが何故か用意していた。しかもルナマリアが乗ることを想定してか赤色。スラッシュウィザード付けてやれとは誰もが思っただろう。
--というか、GN-XIVなど疑似太陽炉搭載機が主力となっている世界で今更この機体に乗せられるあたりルナマリアも不憫である。
-実は修理機能持ち。ストライクガンダムもとい、メタスポジションと化したようだ。

**ストライクフリーダムガンダム
-原作終盤におけるキラの専用機。射撃主体で、対複数戦を得意としている。スパロボではMAP兵器の鬼。
-KやLにあった『MAPが地上か宇宙かで地形適応と武器性能が自動的に変わる』仕様が削除された。これにより地上MAPでもスーパードラグーン及びドラグーンフルバーストが使えるように。
--反面、宇宙適応Sがデフォルトではなくなった(機体ボーナス3段階目から)が、今回は宇宙MAPが少ないため総合的な使いやすさは向上しているだろう。
---Zシリーズと違いフルバーストはP武器ではないのでそちらをプレイした人は注意。
-単体攻撃だろうがお構いなしにマルチロックをしていた通常版フルバーストがついに修正された。
-今回は珍しくラクス及びエターナルが参戦しないためミーティアが使用不可。
--他作品の参戦機体を考えると今作は追加の戦艦ユニットを出さない方針なのかもしれない。
-アスラン(インフィニットジャスティス)とのPU相性が良くないのはすっかり毎度のことである。
--むしろKやLより悪くなっている。
-デスティニー同様にヴォワチュール・リュミエールを搭載しているが、スーパードラグーン装着状態では最大稼働が不可能という欠点がある。
--クライン派がスターゲイザーの本家ヴォワチュール・リュミエールを独自に発展させたものらしく、厳密にはデスティニーの光の翼とは似て非なるものである。しかし詳細不明。
--これ以外にもウイング周りや動力炉あたりは設定が様々に変遷しているため、未だに統一見解がない。メジャーなMSだが未だに謎が多いというミステリアスなMSである。
-内部骨格の動きに合わせて外部装甲が連動して変形するというシステムにより絶大な運動性を誇るが、これにより防御力は著しく低下している。

**インフィニットジャスティスガンダム
-原作終盤におけるアスランの専用機。格闘戦を得意としている。
-なぜかMAP兵器を習得。そしてZシリーズ同様ハイパーフォルティスを没収された。
--おかげで極端なインファイターへと変貌している。ストフリどころかデスティニーとのPU相性も少々悪化してしまった。
--一応ハイパーフォルティスはキラとの合体攻撃で使っている。ビームの色がライフルと同じなうえ射撃タイミングも一緒なのでちょっと判り難いが。
-アスランが搭乗した機体では珍しく無事に終戦を迎えた。
-間違いなくアスランが「正義」を覚える理由はこいつであろう。
--効果も相まって名実共に「無限」の「正義」を示してくれる。

*補足
-参戦の度に何かと扱いに注目が集まる作品であるが、単独作で本編以前に完全に原作を消化した状況での参戦というのは今回が初めて。
--そのせいか機体・キャラ共に登場するのは少ない。
-今回のシンとルナのBGMに採用された「Life Goes On」はやたらと激しい曲調なので、未見の人は勘違いするかもしれないがED曲である。
--ちなみに「Life Goes On」が採用されたのはスパロボシリーズでは今作が初めてであり、ある意味では今作におけるシンとルナマリアの立場を表しての採用ともいえる。
---さらに言うとこの曲は''UX発売以前にファフナーのMADに使用されている''(しかも脚本担当が視聴済み)。歌詞の内容がぴったり来たことから作られたのだろうが、凄い偶然もあったものである。

*過去参戦作品
-スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
-スーパーロボット大戦Z
-スーパーロボット大戦K
-スーパーロボット大戦L
-第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
-第2次スーパーロボット大戦Z再世篇