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ジェタトゥーラ - (2016/12/12 (月) 04:28:02) の編集履歴(バックアップ)
【初出】
VI巻
片眼鏡という形態上、必然的にもう片方の眼はこの宝具を通さずトーチを見ることになる。そのため、トーチ消滅の瞬間を見た場合、片眼鏡を通して見た側では灯火が消えトーチが燃え尽きて消滅するところが見えるが、片眼鏡を通さないで見た側では、通常のように「消えたことに気付けない」ため、奇妙というのも生易しい矛盾が生まれる。
この性質から、現代ではカムシンが『
調律』の協力者足りうると判断した人間に、『
この世の本当のこと』を理解させるために使用していた。
【由来・元ネタ】
南イタリア・シチリアの方言で魔眼や邪視を意味する「イエッタトーレ(jettatore)」。
イエッタトーレの持ち主には、必ずしも自覚的な悪意は必要なく、持ち主の意図と関係なく、視線を向けられた者に不幸がもたらされるという。
フランスの幻想作家テオフィル・ゴーチェに、『魔眼(jettatura)』という作品がある。宝具の名称は、おそらくこちらから。
【コメント】
☆
アニメ版で登場・使用された。
☆VI巻の
裏表紙として登場している。
☆何も知らない普通の人間を“
紅世”に関する事に引きずり込むという、ある意味残酷な宝具といえる。
☆最終巻でカムシンが戦死した時には既に手元に無かったことから、
ダンタリオン教授たちの討滅による『
揮散の大圏』の一斉消滅に巻き込まれた時に『
メケスト』と共に消滅したと思われる。
☆そういえば、
グリンカの“
プーハチ”も眼鏡型の
神器だったな。