松映創業60周年記念作品・H31-平成をかける男

おことわり

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H31-平成をかける男（エイチサーティーワン・へいせいをかけるおとこ）は、全国松映（しょうえい）系にて2019年4月20日に公開予定の映画である。

監督
制作	松映
原作
プロデューサー
配給	松映

概要

• 映画会社松映の創業60周年記念作品。2019年の4月30日までと迫った「平成」という時代にスポットを当て、平成元年から平成31年までをリアリティあるフィクションで描き、「自分とは」「平成とは」を振り帰っていく究極の"平成あるある映画"。
  • 2019年内にBD・DVDや動画配信がされる予定であったが、出演した複数のタレントが謹慎処分になったためソフト化が延期され、2019年12月に発売予定となっている。

ストーリー

• 「平成」という時代が幕を下ろそうとしている2019年の4月。主人公は車にはねられ、交通事故でいったん意識を失う。しかし入院時、見舞いに来た客から驚きの事実を聞かされる。主人公を引いた車はタイムマシンで、その運転手は西暦2109年からやってきた"タイムパトローラー"という組織の職員だという。"タイムパトローラー"は2100年に初めて実現した"時間旅行"によって訪れたある時代に駐在し、後世にその時代の記録をあますところなく伝える義務を果たす組織で"時間犯罪"を未然に防ぐ役割も果たすいわば「時の番人」とも言える存在である。そんな"タイムパトローラー"から主人公に渡されたのは、見たところよくあるICカード式乗車券。しかし、この乗車券は"タイムパトローラー"が近くにいれば平成元年から平成31年までを自由に行き来できる"時空乗り放題乗車券"だったのだ－。

登場人物

主人公

家族

• 勝茂（長男）：長嶋一茂
  • お坊ちゃん体質丸出しのわがまま長男。家に居着かず、年100日はハワイで過ごす。
• 博一（父の兄）：おぼん
• 良一（母の兄）：こぼん
  • 別々に見舞いに来た親族。仲が悪く、2人が合わないかどうかしつこく聞いてくる。

タイム・パトローラー

• タニオカ：吉村崇（平成ノブシコブシ）
  • 主人公を車（タイムマシン）ではねた運転手。"平成旅行"のナビゲート役を買って出る。ハイテンションだが、気遣いのできる男。
• サクラバ：竹内力
  • タイムパトロール隊の隊長。強烈な目力で隊員たちを監視する「時の番人の番人」。しかし、根は優しくておちゃめ。
• イワセ：今野浩喜
  • タイムパトローラーの同僚。見かけ通りの朴訥な男だが、何故か偶然よく出くわす。

平成時代の登場人物

（出演順）
:平成元年

• 松島官房長官
  • 新しい年号「平成」を掲げた人。しばらく『平成おじさん』と呼ばれる。
• 小山田直子：山田邦子
  • 当時の最大野党「日本平和党」の党首。「マドンナブーム」の火付け役であり、この年の参議院選挙で与党の批判票を取り込み政権を過半数割れに追い込んだ。
• 桜木上水（さくらぎ・じょうすい）：神奈月
  • ベテランフォークシンガー。前年OAされた車のCMの決めセリフ「みなさん、気持ちいいですかぁ～？」が自粛ムードでしばらく聞けなくなったが、新しい元号になって再びOAされた。
• 志村達朗
  • 関鉄ブロンクスのエース。この年のプロ野球日本シリーズで東京日売ジャガーズに３連勝するも、志村のインタビューの発言が逆鱗に触れジャガーズが奮起。球団初の日本一を逃す。
• 柴沢ゆり：馬場ふみか
  • 80年代後半から90年代までを席巻したアイドル女優「3S」のひとり。
• 紫吹あゆか：宮野陽名
  • 「3S」の一角で、8等身の"伝説の少女"。その後、ドラマでのナース役が当たり役となる。
• 坂木里奈：奈緒
  • 「3S」の一角で、「クリスマス・トレイン」のテレビCMで注目を浴びる。
• 米宏司（こめ・ひろし）：肥後克広（ダチョウ倶楽部）
  • 夜の名物ニュース番組「ニュースエアポート」のキャスター。この年ジャガーズが優勝したため丸刈りとなった。

:平成２年

• 花茂越（はなもこし）：福島善成（ガリットチュウ）
  • サラブレッド兄弟力士の弟。
• 牡蠣湿大輔（かきしめり・だいすけ）：あかつ
  • サラブレッド兄弟力士の兄。

:平成３年

• 麻木亜希子：江藤あや
  • ドラマで共演したコンビで"Ｗ麻木"と呼ばれた女優。月曜9時に放送された「102人目のプロポーズ」が大ヒット。
• 武井金矢（たけい・きんや）：ホリ
  • 学園ドラマ「金時先生」シリーズで国民的人気となったフォーク歌手。麻木と共演した異色のトレンディドラマで再ブレイク。
• ヘイ大久保：ルー大柴
  • 独特のクドさと独自のイングリッシュでお茶の間を席巻したタレント。「トゥモローしようぜ！」が流行語となる。
• ウォーリー嶋：チャーリー浜
  • 「古本新喜劇」の団員。

:平成４年

• 明日家たんま：ほいけんた
  • 人気お笑いタレント。ドラマ「７人の男女」で共演した女優・竹下のぶえと結婚するも、この年離婚。
• せきさん・りょくさん
  • 愛知県で暮らしている双子のおばあちゃん。両方100歳を迎え、CMに登場する。

:平成５年

• 安来松太郎：松木安太郎
  • Jリーグの「多摩川ベルミー」（元日売クラブ）初代監督。
• 箱田北斗（はこだ・ほくと）：和田正人
  • 若手の人気俳優。事務所の移籍トラブルに巻き込まれる。
• 新箱田北斗（しんはこだ・ほくと）：碓井将大
  • 箱田の元事務所が売りだそうとしたタンクトップが似合う新人俳優。

:平成６年

• 宮根吾郎
  • 家電量販店「町南電気」の社長。「現金主義」をモットーとし、いつも片手に大金入りのアタッシュケースを抱えている。
• 伊達友里（いたち・ゆり）
  • ＣＭでブレイクした子役女優。連続ドラマで家庭内暴力を受けた親を捨て、天涯孤独となった少女を演じて国民的な女優となる。
• 佐倉屋和昭（さくらや・かずあき）：Mr.シャチホコ
  • ロックバンド「Mr.soup」のボーカル。この年CMソング、テレビドラマの主題歌に立て続けに起用されて一躍全国区へ。
• 平沼千里子（ひらぬま・ちりこ）：ますみ（天才ピアニスト）
  • なにわの主婦タレント。この年「紅白対抗音楽戦」の紅組司会に起用される。
• 折舘佐武郎（おれたち・さぶろう）：末吉くん
  • 「紅白音楽対抗戦」白組の司会者。その後、報道キャスターから俳優までマルチに活躍。

:平成７年

• 桑野結子：山根千佳
  • 東洋テレビを退社したフリーの女性アナウンサー。横綱になった花茂越との結婚を発表する。
• 真下朱美：増田明美
  • 元マラソン選手。
• 東中野昭一：中野浩一
  • 「ミスター競輪」の異名を持つ日本を代表する自転車選手。

:平成８年

• 吉成秀行（よしなり・ひでいき）：山出雄大（ダークホース）
  • 当時無名だったコンビ「砂岩石」の片割れ。バラエティ番組でユーラシア大陸をヒッチハイクで横断する企画で国民的スターとなる。

:平成９年

• 沖野雅治
  • 日本代表のサッカー選手、通称「野獣」。

:平成１０年

• 末松京香（すえまつ・きょうか）：福原遥
  • 平成５年にデビュー、美少女として一躍スターダムに躍り出る。古豪・大隈大学に自己推薦で合格し、初投稿時には野次馬と報道陣でキャンパスがごった返した。
• 氷川栄一
  • ゲームメーカー「サガ」の専務。新ゲームマシン「サガドライブ」のCMキャラクターに起用され時の人に。

:平成１１年

• 山倉博志（やまくら・ひろし）：イッセー尾形
  • この年就任した総理大臣。国民的な「山倉フィーバー」が日本を席巻する。
• 野党議員A：スーパーマラドーナ・武智
  • 総理に野次を飛ばす。
• 野党議員B：スーパーマラドーナ・田中
  • 総理に野次を飛ばさない方。「国会は出るものじゃなくて見るもの」だと思っている。
• 議員C：粗品（霜降り明星）

:平成１２年

• 軽井沢理（かるいざわ・さとし）：徳重聡
  • 「２１世紀の丑原祐太郎」オーディションの優勝者。
• 大橋久子（おおはし・ひさこ）：朝日奈央
  • 女子マラソンで金メダルを獲得した陸上選手。ニックネームは「Ｑ太郎」。
• 小出水由人（こいでみず・よしひと）：イジリー岡田
  • 大橋を育成したマラソン監督。

:平成１３年

• 山川家：中川家
  • 漫才の日本一を決める「KING OF THE MANZAI」初代優勝の兄弟コンビ。

:平成１４年

• 安住玄集：長田庄平（チョコレートプラネット）
  • 狂言・安住流の宗家。大晦日の国民的歌合戦の司会者にも抜擢された狂言界のスターだが、ダブルブッキング騒動で世紀の大移動を強いられる。
• シロちゃんを見守る会会長：クロちゃん（安田大サーカス）
  • 白木川に現れたアゴヒゲアザラシ「シロちゃん」の様子を観察している団体の会長。なぜか「シロちゃん」が現れると姿を消す。
• 白山菜々：山田菜々
  • 「シロちゃん」を取材に来た夕方のニュース番組のリポーター。

:平成１５年

• タケandカモ：テツandトモ
  • 青と赤のジャージで「なぜだろう～」と歌う歌謡漫談で一世を風靡。青のカモがギターを弾き、赤のタケが動く。
• はにわ：はなわ
  • 「佐賀県」の歌で「紅白音楽対抗戦」に出場した芸人。

:平成１６年

• ウ・ソンピン：
  • 韓国ドラマ「３時のソナタ」の主演男優。日本で放送され、「ソン様ブーム」を巻き起こす。
• 梶谷隆行（かじたに・たかゆき）：松橋周太呂
  • ＩＴと家事の融合を目指して作られた「ライフトーク」の代表取締役社長、通称「カジエモン」。プロ野球団や放送局の買収に動いて話題となる。

:平成１７年

• 賀田陽区（かた・ようく）：波田陽区
  • ギター１本で有名人を斬るさすらいのギター侍。
• 砂村才造（すなむら・さいぞう）：杉村太蔵
  • この年の衆議院議員で最下位当選した新人議員。「料亭に行きたい」などの発言で非難を浴び、謝罪会見を開く。
• 崎山武司（ざきやま・たけし）：山崎武司
  • 東北にできた新球団「北天カードマンズ」に入団したベテランバッター。

:平成１８年

• 南国分満男：東国原英夫
  • 元「ツーツーレロレロ」の芸人。宮崎県の出直し知事選挙に出馬し、知名度だけを武器に当選。「宮崎のセールスマン」として八面六臂の活動をする。
• 半田雄介
  • 東京代表・高田馬場実業のエースピッチャー。夏の甲子園でハンカチ片手の熱投を見せ「ハンカチ貴公子」の異名をとる。

:平成１９年

• 緑山テルコ：青山テルマ
  • クォーターの帰国子女女性シンガー。「どこにいくの」「そば屋にいるね」で"女の子のカリスマ"の異名をとる。
• メロディー勝又：ムーディ勝山
  • 白スーツのムード歌謡風衣装でコミックソングを歌う芸人。
• 笹屋公子（ささや・きみこ）：ラサール石井
  • 大阪の料亭「億兆」の女将。食品の偽装事件を起こし謝罪会見を行ったが、取締役の長男に隣からささやいている姿がテレビに撮され炎上する。

:平成２０年

• ビッグウェーブさん：BUTCH
  • 新しいスマートフォン「ポイポン2」の行列に並んでいたサングラスの男性。
• 天神・井村：木村卓寛（天津）　
  • 詩吟師範代を生かし、下ネタを吟じる“エロ詩吟”のネタでブレイク。

:平成２１年

• 宮迫祐司（みやさこ・ゆうじ）
  • 薩摩西商高校のフォワード。全日本高校サッカーで得点王に輝く。
• 那須中
  • 宮迫と対戦した滝川仁志高校のキャプテン。
• 片岡清四郎
  • 大河ドラマで好演した子役。自動車のCMで「こどもディーラー」を演じ国民的人気者に。

:平成２２年

• ねぎっち：ねづっち
  • 即興のなぞかけ芸で大ブレークした芸人。

:平成２３年

• 飛鳥麻耶（あすか・まや）
  • ドラマ「まりもの森」で好演した子役女優。主題歌でレコードデビューも果たす。

:平成２４年

• スガちゃん：スギちゃん
  • ノースリーブと短パンがトレードマークの自称ワイルド芸人。

:平成２５年

• 海野アサ
  • 東北地方・三陸県海猫市出身のアイドル。地元でロコドルをしたあと、上野のアイドル劇場「AMY女学館」でメインメンバーを目指し奮闘中。

:平成２６年

• 荒垣毅（あらがき・たけし）：新垣隆
  • "全盲のピアニスト"を標榜していた「油小路享」のゴーストライターであることを告白し、世間で話題となった。
• 重方沙都美：重盛さと美
  • 理想科学研究センターの主任研究員。論文のカンニング疑惑で世間を騒然とさせる。科学はイケてるがそれ以外の知識はトンチンカン。

:平成２７年

• 源五郎田潤（げんごろうだ・じゅん）：井戸田潤（スピードワゴン）
  • ルーティンで話題になったラグビー日本代表選手。ハンバーグ好き。
• 羽賀健次郎：藤井ペイジ（飛石連休）
  • 一夜を共にした女性との宿泊代に公費を使用し起訴された県議会議員。会見で号泣し世間の注目を浴びる。

:平成２８年

• 月野現（つきの・げん）：鰻和弘（銀シャリ）
  • 俳優としても活躍するシンガーソングライター。主演ドラマの主題歌がヒットする。
• 星垣夢芽（ほしがき・ゆめ）：龍夢柔＜ロン・モンロウ＞
  • 日本と中国のハーフ女優。ドラマで月野と共演し、エンディングで一緒に踊るダンスが社会現象となる。
• 榎本凡太：西野創人（コロコロチキチキペッパーズ）
  • ミュージシャン。週刊誌「週刊文鳥」にハーフタレントとの不倫現場をスクープされる。

:平成２９年

• ちゃんこスター：にゃんこスター
  • 芸歴5ヶ月の男女コンビ。縄跳びを飛ばないネタで一世を風靡。

:平成３０年

• 小牧冬男：福島善成（ガリットチュウ）
  • 九州からやってきたボランティア。

:平成３１年

• 胆沢州一（いさわ・しゅういち）：長田庄平（チョコレートプラネット）
  • 通販サイト「ＴＴＴＯＷＮ」の社長。月旅行の計画をぶち上げて話題となる。
• ハチロー：ニッチロー'
  • 日本人野手初のメジャーリーガー。この年、第一線から退くことを発表する。
• youtuber：夢屋まさる
  • パンケーキ好きのyoutuber。実は現役の名門大学生。
• 巣鴨官房長官：菅賢治
  • 現在の官房長官。座右の銘は「ラーメンと動物は視聴率を取るんだなぁ」

その他

• 岡崎医師：博多華丸
  • 福岡出身の外科医。
• 吉岡医師：博多大吉
  • 福岡出身の外科医。
• 作業員：徳井健太（平成ノブシコブシ）
  • 単なるクレーン作業員のように見えるが、似たような男があらゆる時代に…

そのほか

スタッフ

• 脚本：
• 企画：
• 撮影：
• カメラ：
• ヘアメイク：
• スタイリスト：

主題歌・挿入歌

	題名	歌手

チケット購入特典

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