徳島テレビ(とくしまてれび)は徳島県を放送対象地域とした
フジテレビ系列の妄想テレビ局。
徳島テレビのデータ |
正式名称 |
徳島テレビ放送株式会社 |
英名 |
Tokushima Television K.K. |
放送対象地域 |
徳島県 |
ニュース系列 |
FNN |
加盟ネットワーク |
FNS |
略称 |
TTK |
愛称 |
とくしまテレビ |
呼出符号 |
JONS-DTV |
呼出名称 |
TTKとくしまデジタルテレビジョン |
開局日 |
1988年4月1日 |
本社 |
〒772-0011 徳島県鳴門市撫養町大桑島蛭子山36 |
演奏所 |
本社と同じ |
アナログ親局 |
徳島 44ch |
ガイドチャンネル |
44ch |
リモコンキーID |
8 |
デジタル親局 |
徳島 44ch |
特記事項 |
以前はANNに加盟していた |
概要
開局にいたるまで
送信所は県内他局と同じ眉山だが、本社は初代社長の出身企業である
大塚製薬の創業地
鳴門市にある。
朝日放送や朝日新聞などの出資で開局した
徳島放送は、
JNN協定の影響でテレビ朝日系列への加盟がかなわなかった。
そのため一時は「徳島朝日放送(仮称)」として朝日単独の開局を目論んだが、ここで割って入ったのが地元の大塚グループだった。
社屋に鳴門市内のグループ所有の土地を提供し、早く開局できるように働きかけるから、FNNとのクロスで開局させてくれと発言してきたのだった。
創業地への文化事業のひとつとしてのテレビ局の開局を考えていた大塚側は、新聞社の力の弱いFNNでの開局を考えていたが、いち早く開局するためにANN系の開局計画に相乗りして、最終的に主導権を握ろうと考えたのである。(現実でいえば
テレビ信州のようなもの)
こうして、大塚グループとフジテレビ・朝日新聞社などが出資した「徳島テレビ株式会社」は(ANNメイン・FNN/FNS加盟の
クロスネット局)として、1988年4月という新局としてはかなり早い時期に開局したのである。
※なお、TTKは昭和最後の民間放送テレビ局であり、クロスネット局としての開局はTTKが最後である。
案の定、当時絶頂期だったフジテレビの番組のほうが視聴率がよく双方の系列との契約上守らなくてはならなかった19時台~22時台の時間を除いて(フジテレビ系:テレビ朝日系=1:1の比率。ただしニュースステーションの22時台をテレビ朝日系番組として計上したためバラエティ・ドラマ等はフジ系の比率がもともと高かった)はフジテレビ系の番組が多い状態であった。朝日側の勢力がJRTとABCの協力を受けて、
四国朝日放送という安住の地を得るのは1996年6月のことである。
沿革
- 1988年4月1日 開局。
- 2002年7月1日 CI採用。表記が「徳島テレビ」から「とくしまテレビ」に変わり、ロゴも角ばったデザインから全体的に丸みを帯びたデザインに替わる。
- 2006年10月1日 地上デジタル放送開始。
補足
- こちらの局も徳島のほとんど(アナログ放送時代)で映る関西テレビとの差別化を図るため関西テレビで放送されないフジテレビの番組がかなり放送されていることから、放送系掲示板などでは「大阪でTTKを見る方法」類のスレが出来ることもあった(デジタル放送に入り下火になりつつある)。
- THBに対抗して開局から平日夕方5時台、日曜昼(2014年3月終了)に自主制作番組を放送している。
- また、独立U局製作の番組も多く放送されている。
主要株主
テレビチャンネル
デジタル放送
- 本局
- 中継局
- 阿波勝浦 25ch
- 日和佐 44ch
- 神山 42ch
- 阿南 25ch
- 美馬 44ch
- 阿波 59ch
- 一宇 56ch(2009. 4/10)
- 一宇南 45ch(2010.11/25)
- 海南相川 62ch(2010.12/18)
- 羽の浦桜堤 43ch(2011.3/14)
アナログ放送
- 本局
- 中継局
- 神山 33ch
- 阿南 22ch
- 日和佐 31ch 300W
- 日和佐桜町 31ch
- 牟岐 32ch
- 阿波 33ch
- 美馬 31ch
- 池田 31ch
現在放送中の番組
自主制作番組
TTKで放送されている関テレ非ネットのフジ番組
※は同時ネット
その他のフジテレビ系遅れネット番組
他系列の番組
- テレビ東京系列
- テレ玉
- いろはに千鳥(金曜25:00~25:30←水曜25:10~25:40←火曜25:30~26:00)
- tvk
- KBS京都
- サンテレビ
- その他
過去に放送した番組
自主制作番組
TTKで放送されていた関テレ非ネットのフジ番組
その他のフジテレビ系遅れネット番組
◎は開局当初からの遅れネット
テレビ東京系列の番組
4AB開局以前に放送されていたテレビ朝日系列の番組
クロスネット時のニュース構成は
朝 |
FNN |
昼 |
平日:ANN |
土日:FNN |
夕方 |
平日:FNN |
土日:ANN |
夜 |
ANN |
と言う構成だった。
- 昼と夕方のニュースネットワークが平日と週末で違うのは、開局前にANNが19:20~から「
ニュースシャトル
」を放送していたため中途半端な編成になるのを嫌ったのと、人気番組となっていた「
ニュースステーション
」をネットしたいという当時の局の意向であった。ただし編成の都合で土日夜もANNとなったため昼と夕方を入れ替えた。
- また、クロスネット時代の昼のニュースはローカルニュースと抱き合わせで「ニュースライン」と言うタイトルが全日与えられており、(ネットワークの部分のみ平日・土日でテロップ差し替え)、この状態が2008年3月まで続いていた(2008年4月より他局同様FNNスピーク)。
- 「どうせ何かは編成からこぼれるだろう」とJRT・THBが開局までネットしていた朝~夕方の番組は開局時点ではことごとく両局に残り、JRTから獲得できた帯番組は「
ライオンのいただきます
」と「
プロ野球ニュース
」のみだった。
そのため平日ワイドは朝ワイドはFNS(「モーニングショー→スーパーモーニング」は4AB開局までJRTが放送しつづけた)、平日正午はFNS「笑っていいとも!」(ANN系正午枠は「欽ちゃんのどこまで笑うの?!」<開局時>~「人間探検!もっと知りたい!!」まで15:00~からの遅れネット。「ザ・ニュースキャスター」放送開始でネット打ち切り)、昼のワイドショーはANN(FNSのお昼のワイドショーは4AB開局までJRTが放送しつづける)であった。
TTKが放送したテレビ朝日系の番組
※は同時ネット
JRTから移動した番組
★は4AB開局で移動
☆は途中から移行
THBから移動した番組
過去に放送していた独立UHF局制作番組
ネット番組の余った時間帯を再放送ではなく、独立U局の番組で埋めた。これが今も続く独立U局系番組のネット率の高さとなっている。
開局当初、
サンテレビの「
おとなの絵本」をネットして物議をかもしだした。
- tvk
- テレ玉
- サンテレビジョン
- KBS京都
- その他
アナウンサー
かつて在籍したアナウンサー
- 男性
- 大山基史(1988年~1992年、現在はボートレース実況アナ)
- 山中豊(2005年~2014年、現:報道制作局スポーツ部)
- 竹岡祐治(1988年~2015年、現:報道制作部報道担当部長)
- 原田真斗(2015年~2021年)
- 吉本信彦(1993年~2001年)
- 女性
時刻出し
オープニング・クロージング
オープニング
- サービス放送
- ブルーバックで局ロゴ、コールサインと中継局が表示される。ナレーションはあるがBGMなし。
- 開局~2002年6月
- 2002年7月~2006年10月
- 鳴門渦潮の映像をバックに局ロゴ・コールサイン、中継局表示。ナレーションに加え渦潮の音も追加された。
- 地上デジタル本放送開始~2008年7月23日
- 徳島の阿波踊りの様子。アナログは途中で中継局表示あり。最後にTTK送信塔をバックにコールサイン(アナログ・デジタルとでは異なる)と局ロゴマークが右下に出てきて終了。なおここでようやくBGMが付いた。(松平健の「マツケンのAWA踊り」)
- 2008年7月24日~
- 前半1分は変更なしだが、後半1分半はアナログとデジタルで異なる。BGMは変更された
- アナログは眉山の空撮(新録)で中継局表示→TTK送信塔をバックにコールサイン→アナログ放送終了告知15秒(ナレーション・香田アナ)
- デジタル放送は眉山→TTK局舎→最後にTTK送信塔をバックにコールサイン。
クロージング
- サービス放送
- 赤バックで局ロゴ・コールサイン・技術紹介・親局チャンネルが表示された静止画のみ。BGMはもちろんのこと、ナレーションも無い。
- 開局~2002年6月
- 2002年7月~2006年10月
- 地上デジタル本放送開始~2008年7月23日
- オープニングと同じ。月曜日のオープニングと日曜日のクロージングのみ、BGMをフルコーラス流しているため5分30秒と非常に長い。(それ以外はワンコーラスのため、2分30秒)
- 2008年7月24日~(現行)
構成はオープニングと同じだが、眉山の空撮・局舎は夜の風景になっている。
その他
その他の徳島県の放送局
外部リンク
おことわり |
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最終更新:2017年03月12日 14:45