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びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル - (2021/06/24 (木) 10:53:54) のソース
<p>Part73-113~115</p> <hr /> <p>113びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:27:01.79ID:8WJbmacV0<br /> びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル<br /> 1992年ファミコンで発売。</p> <p>●オープニング<br /> 冷峰学園生徒会長の藤堂が考えた恐るべき計画……。それは冷峰学園以外の学校を、全て叩き潰してしまうことだった。<br /> そしてその野望を実現する為に、運動会を開催したのであった。だがその計画は失敗に終わった。<br /> くにお達、熱血チームの活躍で目的を達成する事が出来なかったのだ。<br /> 藤堂「フッ。僕の計画を台無しにしてくれたね…………。次は本気で君に挑戦させてもらうよ、くにおくん!」</p> <p><br /> ここは藤堂のパパ「藤堂こうのすけ」が経営する、藤堂グループの社長室…。<br /> *「では会長、今月のわが社の石油部門の売り上げを報告いたします。」<br /> こうのすけ「ウム、さっそく始めてくれたまえ。」<br /> 藤堂「うわぁぁ~~、とうさぁ~~ん!! ヒィィィ~、グスッ、グス!」<br /> こうのすけ「おお! な、なにごとだ!! やや、誰かと思えばまもるではないか。」<br /> *「う~~~む、イタタタ。いったい、どうなさったのです? おぼっちゃま。」<br /> *「冷静なまもるおぼっちゃまがこんなに取り乱すとは、一大事ですな!」<br /> 藤堂「じつは! …今日は父さんに頼みがあってきたんだ~」<br /> 藤堂「あの運動会いらい、僕は毎日くにおにいぢめられているんだ!」<br /> 藤堂「プライドの高い僕としては耐えられない今日この頃!!」<br /> こうのすけ「ウム、何か父さんが力になれる事があるなら言ってみなさい。」<br /> *「安心なさってください、おぼっちゃま。お父様の力をもってすればどんなことでも可能なのですから!」</p> <p><br /> 山田「ホホウ、それで親父さんをうまく騙したというわけだ……。」<br /> 山田「それにしてもここはなんだ? 随分おおきな工事現場だな~。」<br /> 藤堂「ハッハッハッ! みたまえ! このビッグでグレートなコロシアムを!!」<br /> 藤堂「プールからゴルフのコースまで、ありとあらゆる施設が揃っているんだぜ。」<br /> 藤堂「ここでくにおに大恥をかかせてやるのさ。ま、実力の違いってやつだな。」<br /> 山田「う~む。なんだかオレまでドキドキしてきたぞ。そうか~、くにおもこれまでか~。」<br /> 山田「……ところでなんだか腹が減ったな。ラーメンでもおごってもらおうか、藤堂くん。」<br /> 藤堂「ん? 何をセコい事を…………。どこの店だ? 僕が店ごと買い取ってあげようじゃないか。着いて来たまえ。」<br /> それから数日後、コロシアムが完成した。ついに開幕の時がやってきたのである!</p> <p>Part73-114~115</p> <p>114びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:32:17.87ID:8WJbmacV0<br /> ●熱血チームでクリアした場合、エンディングがある。<br /> おめでとう!! 熱血チームの活躍で藤堂の野望はまたしても失敗に終わった。<br /> コロシアムは熱血チームを祝福する大歓声に包まれたのであった。それから数日後…。<br /> *「ほっほっほっ。あれ以来、ぼっちゃまは姿を現しませんなぁ。あんなに一生懸命、嘘泣きして会長を騙したというのに」<br /> こうのすけ「ウム、まもるの奴め、セコい事を考えおって、ワシがひっかかるとでも思ったか。」<br /> こうのすけ「初めからこうなるのはわかっておった。まもるには良い薬になっただろう。」<br /> くにお「けっ、やたら広いビルだなぁ~、ここは。ずいぶん迷ってやっと辿り着いたぜ。おっちゃんが藤堂の親父さんだな?」<br /> こうのすけ「おお~、君が噂のくにおくんだな! よく来てくれた。一度あってみたいとおもっていたよ。」<br /> こうのすけ「ウム、ワシが思っていたとうりのハンサムな少年じゃな。」<br /> *「ほぉ、全くですな。」<br /> くにお「? 褒めたって何もでねぇぞ。今日はちょっと言いたい事があって来たんだ。」<br /> こうのすけ「いや、君が怒るのも無理はない。君には謝らなければならないと思っとるよ。」<br /> こうのすけ「まもるの我儘を聞いてやったのも、全てまもるの教育の為。」<br /> こうのすけ「ワシが甘やかして育てたばかりに、負けず嫌いになり過ぎてな。」<br /> くにお「ふうん、そうだったのか。藤堂は良い親父さんをもってるんだな。」<br /> くにお「別に俺は怒ってはいないぜ! ただちょっと挨拶に寄っただけさ!」<br /> くにお「じゃあな、俺は色々と忙しいんだ。そろそろ帰るぜ。オッチャンも頑張って仕事やれよ。また会おうぜ!」</p> <p>その頃、藤堂と山田の二人は、コロシアムの取り壊し現場をうろうろしていた。<br /> 藤堂「…………。」<br /> 山田「…………。も、もうコロシアムも取り壊しになっちゃうんだね~、ハハ、勿体ないなぁ。」<br /> 藤堂「そ、そうだな……まあ、ウチの会社にとっては、たいしたお金ではなかったんだけどね。」<br /> 藤堂「くにおの奴め。まあ今回は見逃してやるとするか。フフ。」<br /> 山田「…………。」<br /> 藤堂「…………。では僕はこれからオクラホマの連中を空港まで見送りにゆくよ。」<br /> 藤堂「彼らには期待していたんだが、残念な結果になってしまった。」<br /> 山田「うむ、では先に行っててくれたまえ。」</p> <p>115びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:33:32.51ID:8WJbmacV0<br /> ジョニー「ヘーイ、マモ~ル。トテモタノシイ、イベントダッタヨ。ニッポンスバラシイクニネ。」<br /> ラファエル「ヘイ、ジョニー、ソロソロヒコ~キガシュッパツスル、ジカンダネ~。」<br /> 藤堂「うむ、君達が優勝する姿を見れなくて残念だったよ。」<br /> 藤堂「これは僕からの友情の印だ、受け取ってくれたまえ。さあ遠慮なく。」(花束を渡す。)<br /> ラファエル「オォ~。ベリービュリホフラワ~。サンキューデェス、マモ~ル。」<br /> 藤堂「オクラホマに帰ったら、皆に僕がいかにナイスガイだったか伝えてくれ。では、さらばだ!」<br /> ジョニー「グッパ~イ。マモル! シ~ユ~アゲインネ!」<br /> 藤堂「うんうん、なんだかすがすがしい気分だな。負けたというのに…。」<br /> くにお「あれ? ガイジンもう行っちゃったのか? せっかく見送ってやろうと思ったのにな。」<br /> 藤堂「くにお! …君もわざわざ来てくれたのか? そうか君って奴は…。」<br /> 藤堂「フッ、僕とした事が、なんだか君を誤解していたような気がするよ。」<br /> くにお「なんだ? とつぜん? 気味悪いな。今頃、俺が良い奴だって気が付いたか?」<br /> 山田「おおぉ~~い、見てくれよコレ! 向こうのゴミ箱に捨ててあったんだ。」(渡した花束を持っている。)<br /> 山田「いや~、もうかっちゃったなぁ、いいもの拾っちゃったなぁ、ラッキー」<br /> 藤堂「…な!! なんだとぉぉ~~~!! あのくそ外人めっ!!」<br /> 藤堂「くにお! キサマ! やっぱりゆるさん! もとはと言えばお前が全部悪いんだ!」<br /> 藤堂「この僕より目立つのが許せん! 先ほどセリフは取り消す!!」<br /> くにお「なんだよ! さっきから勝手な事をばっかり言いやがって!!」<br /> くにお「てめえら、やっぱり俺をからかってるな? また何か悪だくみしてるんだろ!」<br /> 藤堂「ぬぬぬ、言わせておけば…、山田君、やっちゃいなさい!」<br /> 山田「ひっ! ひぇぇ、まずい。あ、あとはまかせちゃうよ、じゃあね!」<br /> くにお「あ! 逃げるのか? 卑怯だぞ! コラ!!」<br /> 藤堂「ふっ、仕方ない、今回は君の勝ちにしておいてあげるよ」<br /> くにお「前もそう言ってたじゃねえか! ったくこりないやつらだな!! よぉし、今日こそ決着をつけてやるぜ!!」<br /> (逃げる藤堂、追いかけるくにお。スタッフロール)おしまい。</p> <p>116ゲーム好き名無しさん2021/06/14(月) 01:35:30.72ID:8WJbmacV0<br /> 投下終了<br /> 他シリーズもクリア出来たら投下したいと思います</p> <p>あと書き忘れてましたが、ゲームでは全部ひらがなで</p>