Part73-113~115
113びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:27:01.79ID:8WJbmacV0
びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル
1992年ファミコンで発売。
●オープニング
冷峰学園生徒会長の藤堂が考えた恐るべき計画……。それは冷峰学園以外の学校を、全て叩き潰してしまうことだった。
そしてその野望を実現する為に、運動会を開催したのであった。だがその計画は失敗に終わった。
くにお達、熱血チームの活躍で目的を達成する事が出来なかったのだ。
藤堂「フッ。僕の計画を台無しにしてくれたね…………。次は本気で君に挑戦させてもらうよ、くにおくん!」
ここは藤堂のパパ「藤堂こうのすけ」が経営する、藤堂グループの社長室…。
*「では会長、今月のわが社の石油部門の売り上げを報告いたします。」
こうのすけ「ウム、さっそく始めてくれたまえ。」
藤堂「うわぁぁ~~、とうさぁ~~ん!! ヒィィィ~、グスッ、グス!」
こうのすけ「おお! な、なにごとだ!! やや、誰かと思えばまもるではないか。」
*「う~~~む、イタタタ。いったい、どうなさったのです? おぼっちゃま。」
*「冷静なまもるおぼっちゃまがこんなに取り乱すとは、一大事ですな!」
藤堂「じつは! …今日は父さんに頼みがあってきたんだ~」
藤堂「あの運動会いらい、僕は毎日くにおにいぢめられているんだ!」
藤堂「プライドの高い僕としては耐えられない今日この頃!!」
こうのすけ「ウム、何か父さんが力になれる事があるなら言ってみなさい。」
*「安心なさってください、おぼっちゃま。お父様の力をもってすればどんなことでも可能なのですから!」
山田「ホホウ、それで親父さんをうまく騙したというわけだ……。」
山田「それにしてもここはなんだ? 随分おおきな工事現場だな~。」
藤堂「ハッハッハッ! みたまえ! このビッグでグレートなコロシアムを!!」
藤堂「プールからゴルフのコースまで、ありとあらゆる施設が揃っているんだぜ。」
藤堂「ここでくにおに大恥をかかせてやるのさ。ま、実力の違いってやつだな。」
山田「う~む。なんだかオレまでドキドキしてきたぞ。そうか~、くにおもこれまでか~。」
山田「……ところでなんだか腹が減ったな。ラーメンでもおごってもらおうか、藤堂くん。」
藤堂「ん? 何をセコい事を…………。どこの店だ? 僕が店ごと買い取ってあげようじゃないか。着いて来たまえ。」
それから数日後、コロシアムが完成した。ついに開幕の時がやってきたのである!
Part73-114~115
114びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:32:17.87ID:8WJbmacV0
●熱血チームでクリアした場合、エンディングがある。
おめでとう!! 熱血チームの活躍で藤堂の野望はまたしても失敗に終わった。
コロシアムは熱血チームを祝福する大歓声に包まれたのであった。それから数日後…。
*「ほっほっほっ。あれ以来、ぼっちゃまは姿を現しませんなぁ。あんなに一生懸命、嘘泣きして会長を騙したというのに」
こうのすけ「ウム、まもるの奴め、セコい事を考えおって、ワシがひっかかるとでも思ったか。」
こうのすけ「初めからこうなるのはわかっておった。まもるには良い薬になっただろう。」
くにお「けっ、やたら広いビルだなぁ~、ここは。ずいぶん迷ってやっと辿り着いたぜ。おっちゃんが藤堂の親父さんだな?」
こうのすけ「おお~、君が噂のくにおくんだな! よく来てくれた。一度あってみたいとおもっていたよ。」
こうのすけ「ウム、ワシが思っていたとうりのハンサムな少年じゃな。」
*「ほぉ、全くですな。」
くにお「? 褒めたって何もでねぇぞ。今日はちょっと言いたい事があって来たんだ。」
こうのすけ「いや、君が怒るのも無理はない。君には謝らなければならないと思っとるよ。」
こうのすけ「まもるの我儘を聞いてやったのも、全てまもるの教育の為。」
こうのすけ「ワシが甘やかして育てたばかりに、負けず嫌いになり過ぎてな。」
くにお「ふうん、そうだったのか。藤堂は良い親父さんをもってるんだな。」
くにお「別に俺は怒ってはいないぜ! ただちょっと挨拶に寄っただけさ!」
くにお「じゃあな、俺は色々と忙しいんだ。そろそろ帰るぜ。オッチャンも頑張って仕事やれよ。また会おうぜ!」
その頃、藤堂と山田の二人は、コロシアムの取り壊し現場をうろうろしていた。
藤堂「…………。」
山田「…………。も、もうコロシアムも取り壊しになっちゃうんだね~、ハハ、勿体ないなぁ。」
藤堂「そ、そうだな……まあ、ウチの会社にとっては、たいしたお金ではなかったんだけどね。」
藤堂「くにおの奴め。まあ今回は見逃してやるとするか。フフ。」
山田「…………。」
藤堂「…………。では僕はこれからオクラホマの連中を空港まで見送りにゆくよ。」
藤堂「彼らには期待していたんだが、残念な結果になってしまった。」
山田「うむ、では先に行っててくれたまえ。」
115びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル2021/06/14(月) 01:33:32.51ID:8WJbmacV0
ジョニー「ヘーイ、マモ~ル。トテモタノシイ、イベントダッタヨ。ニッポンスバラシイクニネ。」
ラファエル「ヘイ、ジョニー、ソロソロヒコ~キガシュッパツスル、ジカンダネ~。」
藤堂「うむ、君達が優勝する姿を見れなくて残念だったよ。」
藤堂「これは僕からの友情の印だ、受け取ってくれたまえ。さあ遠慮なく。」(花束を渡す。)
ラファエル「オォ~。ベリービュリホフラワ~。サンキューデェス、マモ~ル。」
藤堂「オクラホマに帰ったら、皆に僕がいかにナイスガイだったか伝えてくれ。では、さらばだ!」
ジョニー「グッパ~イ。マモル! シ~ユ~アゲインネ!」
藤堂「うんうん、なんだかすがすがしい気分だな。負けたというのに…。」
くにお「あれ? ガイジンもう行っちゃったのか? せっかく見送ってやろうと思ったのにな。」
藤堂「くにお! …君もわざわざ来てくれたのか? そうか君って奴は…。」
藤堂「フッ、僕とした事が、なんだか君を誤解していたような気がするよ。」
くにお「なんだ? とつぜん? 気味悪いな。今頃、俺が良い奴だって気が付いたか?」
山田「おおぉ~~い、見てくれよコレ! 向こうのゴミ箱に捨ててあったんだ。」(渡した花束を持っている。)
山田「いや~、もうかっちゃったなぁ、いいもの拾っちゃったなぁ、ラッキー」
藤堂「…な!! なんだとぉぉ~~~!! あのくそ外人めっ!!」
藤堂「くにお! キサマ! やっぱりゆるさん! もとはと言えばお前が全部悪いんだ!」
藤堂「この僕より目立つのが許せん! 先ほどセリフは取り消す!!」
くにお「なんだよ! さっきから勝手な事をばっかり言いやがって!!」
くにお「てめえら、やっぱり俺をからかってるな? また何か悪だくみしてるんだろ!」
藤堂「ぬぬぬ、言わせておけば…、山田君、やっちゃいなさい!」
山田「ひっ! ひぇぇ、まずい。あ、あとはまかせちゃうよ、じゃあね!」
くにお「あ! 逃げるのか? 卑怯だぞ! コラ!!」
藤堂「ふっ、仕方ない、今回は君の勝ちにしておいてあげるよ」
くにお「前もそう言ってたじゃねえか! ったくこりないやつらだな!! よぉし、今日こそ決着をつけてやるぜ!!」
(逃げる藤堂、追いかけるくにお。スタッフロール)おしまい。
116ゲーム好き名無しさん2021/06/14(月) 01:35:30.72ID:8WJbmacV0
投下終了
他シリーズもクリア出来たら投下したいと思います
あと書き忘れてましたが、ゲームでは全部ひらがなで