絶対に駄目だ!
こんなの、絶対に間違ってる!
こんなの、絶対に間違ってる!
苗木誠は仲間達を集めるため、ひたすら走り回っていた。
誠はゲームには乗らず、殺し合わずにこのゲームから脱出できないか考えていたが、一人では無理だった。
だけど、三人寄れば文殊の知恵。
他の人がいれば、何かいいアイデアが浮かぶかもしれない。
そう思い、苗木は仲間を探しに歩き出した。
誠はゲームには乗らず、殺し合わずにこのゲームから脱出できないか考えていたが、一人では無理だった。
だけど、三人寄れば文殊の知恵。
他の人がいれば、何かいいアイデアが浮かぶかもしれない。
そう思い、苗木は仲間を探しに歩き出した。
「あれっ?」
ふと足を止めた。
少し遠くで誰かが、歩いていた。
あの特徴的な髪型は、間違いない!
少し遠くで誰かが、歩いていた。
あの特徴的な髪型は、間違いない!
「セレスさ~ん!!」
名前を呼ばれた彼女はビクッと、肩が跳ね、そして振り向いた。
「あら、苗木君。」
セレスさんはいつも通りの笑顔だった。
「良かった!無事だったんだね!」
「え?ええ……。」
「え?ええ……。」
それから、苗木は今まであった事を話した。
「……なるほど、モノクマさんが最初の動機を提示した翌日にこの場所にいたのですね?」
「うん。モノクマは一体、何がやりたいんだろうね?やっぱ僕らを絶望させるためなのかな?」
「………さぁ?」
「うん。モノクマは一体、何がやりたいんだろうね?やっぱ僕らを絶望させるためなのかな?」
「………さぁ?」
苗木がセレスの顔を見ると、彼女は少し安心したような、そんな表情をしていた。
「セレスさん?」
「はい、何でしょう?」
「セレスさんはさ、これからどうするの?」
「はい、何でしょう?」
「セレスさんはさ、これからどうするの?」
セレスは少し考えた後、こう答えた。
「とりあえず、信用できそうな人を探しましょう。」
「信用できそうな人?舞園さんとか?」
「彼女は信用できません。」
「信用できそうな人?舞園さんとか?」
「彼女は信用できません。」
セレスはぴしゃりとそう言った。
「セレス、さん?」
苗木は驚き、セレスを見る。
無表情だった。
無表情だった。
「あの人はきっと、仲間達のためにゲームに乗るでしょう。」
「仲間?それって仕事の?」
「ええ。それにアイドルは裏と表の顔がありますから。」
「……それは違うよ。」
「仲間?それって仕事の?」
「ええ。それにアイドルは裏と表の顔がありますから。」
「……それは違うよ。」
今度はセレスが驚き、苗木を見る。
「舞園さんは殺人なんかしない!とても素敵で、とても努力家で、とても仲間思いなんだ!その彼女が殺人なんかするなんて思えないよ!」
「だから舞園さんが殺人なんて」
そこで苗木の言葉が止まった。
「ひっ!」
セレスもようやく気づき、離れようとするが、首を掴まれた。
「あ…うあ……」
さくらが無言で苗木を見る。
「うわぁ!!!」
さくらの形相に苗木は恐怖を覚え、もの凄い速さでさくらから遠ざかっていった。
【1日目/朝】
【G-2/茂み】
【苗木誠@ダンガンロンパ~希望の高校生と絶望の学園~】
【階級】星無し
【状態】健康、恐怖
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1
【思考・状況】
基本:殺し合いには乗らず、脱出する方法を考える。
1.今は大神さんから逃げよう!
【備考】
※名簿と地図は確認しました。
【G-2/茂み】
【苗木誠@ダンガンロンパ~希望の高校生と絶望の学園~】
【階級】星無し
【状態】健康、恐怖
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1
【思考・状況】
基本:殺し合いには乗らず、脱出する方法を考える。
1.今は大神さんから逃げよう!
【備考】
※名簿と地図は確認しました。
「……逃してしまったか。まぁ、いい。しかし、お主だけは逃がさぬ。」
「あ……がっ!」
「あ……がっ!」
さくらは両手の力を強める。
セレスも両手でブンブンと振り回し、抵抗するがそれも数秒の事だった。
ゴキッ、と骨が折れる音がした。
手を離すとセレスはドサリと倒れ、もう動く事はなかった。
セレスも両手でブンブンと振り回し、抵抗するがそれも数秒の事だった。
ゴキッ、と骨が折れる音がした。
手を離すとセレスはドサリと倒れ、もう動く事はなかった。
「すまない。家族のためなのだ。許してくれ。」
大神さくらはゲーム開始後、すぐにデイパックを調べた。
まず出てきたのは、コンニャクだった。
さくらは投げ捨て、また、漁った。
次にでてきたのは一枚の紙だった。
その紙に書かれている内容を見て、さくらは目を見開いた。
まず出てきたのは、コンニャクだった。
さくらは投げ捨て、また、漁った。
次にでてきたのは一枚の紙だった。
その紙に書かれている内容を見て、さくらは目を見開いた。
『やっほ~!どう?元気に殺っちゃってるぅ?ま、君がゲームに乗らなくてもいいんだけどさ、忘れてないよね、人質の件。もし、助けたかったらゲームに乗ること!いいね!?モノクマ先生より。』
人質の件。
恐らく、家族の事だろう。
殺し合いはよくない。
でも、家族はなにより大切だ。
もし、ケンイチロウがこんな自分を見たら何と言うだろう。
きっと、いや、間違いなく非難するだろう。
でも、それでも構わない。
大切な家族が救えるなら、自分は何だってする。
例えそれが人殺しでも。
恐らく、家族の事だろう。
殺し合いはよくない。
でも、家族はなにより大切だ。
もし、ケンイチロウがこんな自分を見たら何と言うだろう。
きっと、いや、間違いなく非難するだろう。
でも、それでも構わない。
大切な家族が救えるなら、自分は何だってする。
例えそれが人殺しでも。
さくらはセレスに合掌するとその場から去っていった。
【セレスティア・ルーデンベルク@ダンガンロンパ~希望の高校生と絶望の学園~ 死亡確認】
【1日目/朝】
【G-2/茂み】
【大神さくら@ダンガンロンパ~希望の高校生と絶望の学園~】
【階級】星一つ
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1
【思考・状況】
基本:家族のためにゲームに乗る
【備考】
【G-2/茂み】
【大神さくら@ダンガンロンパ~希望の高校生と絶望の学園~】
【階級】星一つ
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1
【思考・状況】
基本:家族のためにゲームに乗る
【備考】
- 名簿と地図は確認しました。
【ほんやくコンニャク@ドラえもん】
ドラえもんの秘密道具。
これを食べると、あらゆる言語を自国語として理解できるようになる。
ドラえもんの秘密道具。
これを食べると、あらゆる言語を自国語として理解できるようになる。
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