トップページ日本>日本文化学報

『日本文化学報』10、2001.2

  • 畑有三「日本近代文学と性」(日)
  • 金泰熹「『徒然草』における「色好み」に関して:その二重性と伝統性を中心に」(日)
  • 矢野尊義「古代説話に表れた愛欲モチーフ:韓日比較文学研究」
  • 遠藤郁子「「魔女」の条件」(日)
  • 呉順瑛「谷崎潤一郎『母を恋ふる記』論」(日)
  • 都恩珍「事例研究:日本語-韓国語混合文における在日コリアンのコード切り替え」(日)
  • 安增煥「能動構造の言語文化と受動構造の言語文化:比較言語文化学から見た韓国語と日本語」
  • 山内博之・清水孝司「「~が見える」「~が見られる」」(日)
  • 趙南星「高等学校日本語教科書の語彙誤用」
  • 片茂鎮・柳椿姫「朝鮮資料に見られる「類似表現」」(日)
  • 韓相龍「同等比較構文上での叙述語制約:韓国語「만큼」と日本語「ほど・ぐらい」の対照を中心に」
  • 権五瞱「広開土王碑文の正統性の論理」
  • 金敬姫「『法華験記』における末法意識」(日)
  • 金栄心「『源氏物語』の「解限」の術法」(日)
  • 南二淑「『和泉式部日記』の本質:自作の連作としての可能性を巡って」(日)
  • 村松正明「『夜の寝覚』に於ける予言」(日)
  • 裵貞烈「『源氏物語』敬語の文学的考察」
  • 権泰敏「森鴎外の「阿部一族」論」
  • 金煕照「『手巾』論」(日)
  • 田村栄章「意識と身体:移動する五郎梅崎春生『幻化』」(日)
  • 鄭章植「癸未(1643年)通信使行と日本認識」
  • 黃慧瓊「川崎市の在日コリアンにおける食文化の民族アイデンティティ:正月料理を主たる対象として」(日)

『日本文化学報』9、2000.8

  • 真田信治「現代標準語の行方」(日)
  • 金居修省「クラスター分析による韓・日両言語の関係性分析」
  • 金銀淑「日・韓両言語の疑問詞についての一考察:「なんの」「どんな」と「무슨」「어떤」を中心に」(日)
  • 三ッ井崇「政治思想史的言説としての朝鮮語系統論:日本の朝鮮支配との関連で:1910年代」(日)
  • 閔光準「韓国人学習者の日本語発音に表れる促音挿入現象」
  • 朴海煥「「視覚」を表す形容詞述語文の文型と用法」
  • 坂本正「日本語の授受動詞の習得:母語と第二言語を比較して」(日)
  • 柳椿姫「「等し」考:意味と用法を中心に」(日)
  • 全亨式「『天草版平家物語』の混種語についての史的考察」(日)
  • 金泰光「『菩薩六ハラ蜜因縁・三十二相因縁・八十種好之因縁』考」
  • 金泰燾「新羅明神考」
  • 朴一昊「家持贈答長反歌の方法:巻13長反歌とのかかわりから」(日)
  • 佐藤等「「女」をめぐる「好色」空間の機構と言説小考:説話と物語における談話の場を窓として」(日)
  • 管宗次「朝鮮通信使の残した発句短冊について」(日)
  • 山下明昭「日本語・日本事情の授業から範疇について:井原西鶴作品の挿表現をもちいて」(日)
  • 李市埈「「笑い」の社会的な機能と説話集の論理:『今昔物語集』巻28・笑話の場合」(日)
  • 桂文子「芥川龍之介『素戔鳴尊』論:表象の限界と物語化作用」(日)
  • 金煕照「芥川龍之介「奉教人の死」論」(日)
  • 田村浩信「宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』論:霊界観を中心に」(日)
  • 陸根和「遠藤周作の『深い河』論:宗教多元主義的信仰観を中心に」
  • 林鍾碩「川端康成と新感覚派及び『文芸時代』」
  • 遠藤郁子「佐藤春夫「西班牙犬の家」論:その描写方法を中心に:その描写方法を中心に」(日)
  • 権五曄「広開土王碑文の天下構成」
  • 김영순「「帰国協定」による在日朝鮮人の北韓への帰国」
  • 山田寛人「教育機関における朝鮮語科の設置と廃止に関する一考察:韓日合邦前夜を中心に」
  • 伊藤孝惠「在日外国人女性の「異文化適応」とsocial support:都市近郊部に在住する日本人と結婚した外国人女性の場合」(日)
  • 許晃會「命名論⑧:日本の広告企画・制作会社名」

『日本文化学報』8、2000.2

  • 西隈俊哉「学習者は助詞の使用に際してどのように判断しているか:「は」と「が」の使い分けを通して」(日)
  • 鳥飼福子「「でしょう」がもたらす非礼さについて:ポライトネスの観点からの分析」(日)
  • 朴喜南「原因・理由の接続助詞:モダリティとの関連性を中心に」
  • 斉藤明美「『交隣須知』の接続助詞:原因・理由を表わす接続助詞を中心にして」(日)
  • 坂本正「日本語の助詞「ハ」と「が」の学習:韓国語、中国語、英語の母語話者を比較して」(日)
  • 宋承姫「文法化の観点から見た日韓両言語の文末表現の一考察:「もの」「こと」「の」と「것」を中心に」(日)
  • 安容柱「初級日本語学習者のための基本語彙調査研究:その二」(日)
  • 岡田達也「形容動詞のデ形の一用法について」(日)
  • 伊藤かんな・松島弘枝「上級の日本語学習者に必要な自然さとは:上級日本語学習者へのOPI(Oral Proficiency Interview)資料をもとに」(日)
  • 丁一栄「日・韓翻訳時、誤訳を招く漢字語彙に関する考察:日・韓漢字語彙の意味・用法を中心に」
  • 袴田麻里「滞日環境とコミュニケーションに対する意識:外国人、日本人に対するアンケート調査っをもとに」(日)
  • 田村栄章「宙吊りにされた精神:梅崎春生『風宴』」(日)
  • 山下明昭「遠近法と作品世界の作られ方」(日)
  • 呉順瑛「夏目漱石『明暗』論:交差する視線、自立の劇」(日)
  • 鄭旭盛「有島武郎のキリスト教入信の問題」(日)
  • 崔仁玉「高村光太郎詩集『道程』:「自然」に対する認識を中心に」
  • 金敬姫「『法華験記』にとりこまれる往生思想:配列と分類に注目して」(日)
  • 金任淑「中世伊勢物語注釈における「東下り」:古注と旧注の解釈の差をめぐって」(日)
  • 村松正明「『大鏡』に於ける物の怪」(日)
  • 佐藤等「寺社縁起の時代と環境:院政期・鎌倉前期の縁起製作の一側面」(日)
  • 李市埈「説話の受容と変容:『大日本国法華経験記』から『今昔物語集』への伝承の方法」(日)
  • 金容儀「日本「国民の祝日」の起源と変遷過程」

『日本文化学報』7、1999.8

招請講演
  • 加藤清方「マルチメディアを利用した日本語教育の可能性」(日)
その他
  • 金居修省「因子分析による韓・日両国語の関係性分析」
  • 金銀淑「可能表現に見える「こと」「수」についての考察:「-やすい」「쉽다」との関係から」(日)
  • 安増煥「被動文変形能力から見た韓国語と日本語:言語類型設定のための接近」
  • 山下明昭「「~と」に関する一考察」(日)
  • 大野陽子「中級日本語学習者の「聞き返し」のストラテジー使用の実態:英語母語話者の場合」(日)
  • 李漢燮・金姫廷「現行高等学校日本語教科書の文字表記調査」
  • 李香蘭「韓国人日本語学習者の日本語アクセント学習効果:初・中級学習者を中心に」
  • 趙南星「「ないで・なくて・ずに」の誤用分析」
  • 韓相龍「韓国語「만큼」と日本語「ホド」の対照研究」
  • 韓先煕「日本語授受表現の学習過程における母語の影響について」(日)
  • 金泰光「『今昔物語集』と『報恩経』」
  • 南二淑「和泉式部部首歌の独自性:四季歌を中心として」(日)
  • 水谷隆「万葉から古今へ:人麻呂・虫麻呂の流れ」(日)
  • 呉栄植「『新千載和歌集』の研究:入集状況を中心に」
  • 尹明老「日本文学の素材:自然を中心にして」(日)
  • 황소연「「さら屋敷」譚の考察:伝承過程を中心に」
  • 金采洙「川端康成の死生観」
  • 朴映妹「宮沢賢治の童話に表れた「食べて食べられる」関係についての考察」
  • 朴泰圭「『桐一葉』の改作における坪内逍遥の史劇観について:初出から単行本への改作を中心に」(日)
  • 陸根和「遠藤周作の『侍』論:キリスト教土着化の問題を中心に」
  • 林容澤「金億の詩に表れた日本的要素:情感と韻律を中心に」
  • 権五曄「広開土王碑文の理解の流れ:神話と史実の原像」(日)
  • 金英順「日北の「帰国協定」成立とその経緯:在日朝鮮人の北韓への帰国」
  • 高城幸一「壬午軍乱以前における福沢諭吉の朝鮮論」(日)
  • 朴正義「『古事記』神代における「国」の意味」(日)
  • 鄭應洙「朝鮮儒学者が見た日本の性文化:申維翰の『回遊録』を中心に」
  • 許晃会「命名論⑦:日本の新聞名(第号)」
  • 古田悦造・黃慧瓊「大韓民国の4年制大学における日本関係学科開設の進展過程」(日)

『日本文化学報』6、1999.2

  • ジェビット・スーザン「連体修飾節におけるテンスとアスペクト:「テイル」形を中心に」(日)
  • 石原淳也「コンピュータを利用した韓国における日本語教育方法論:大韓民国南ソウル大学校での実践を通して」(日)
  • 安容柱「初級日本語学習者のための基本語彙調査研究:韓国語母語学習者の日本語学習のための基本語彙モデル」(日)
  • 西隈俊哉「日本語の「は」と「が」の使い分けの困難さについての小考察:韓国人学習者をとおして」(日)
  • 岡田達也「いわゆる「原因・理由の「に」」について」(日)
  • 大平佳和「反語文に関する考察:韓・日両国語の対照を通じて」(日)
  • 朴海煥「「量」を表す形容詞述語文の文型と用法」
  • 山下明昭「日本語の遠近法の一考察」(日)
  • 朴英淑「植民地時代における日本語教育政策と普通学校教科書の研究:『普通学校国語読本』を中心に」(日)
  • 崔瓊玉「明治期日本漢字語造語成分についての一考察」
  • 片茂鎮「日本音ハングル表記の歴史的考察」
  • 崔彰完「『交隣須知』に表れる「言う」の意味の敬語についての一考察」
  • 朴丹香「「俳諧」に見える「諺」」(日)
  • 李成根「『老松堂日本行録』及び『海東諸国紀』の地名表記に反映された中世日本語音体系」
  • 辛容泰「15(6)世紀韓国漢字音と日本漢字音の比較研究:『訓蒙字会』漢字音を中心に」
  • 檜垣泰代「平安朝和歌の字余り表現」(日)
  • 蔡惠淑「徒然草の一考察:兼好の処世観について」(日)
  • 呉起燻「『平家物語』諸本における清盛造型:朝廷に対する清盛の姿勢の違いを中心に」(日)
  • 村松正明「『浜松中納言物語』の一考察:夢と転生を中心として」(日)
  • 吉美顕「初期谷崎文学に見られる女人顕現:「刺青」「麒麟」をめぐって」(日)
  • 金龍紀「谷崎潤一郎の『刺青』考察」
  • 権泰敏「森鴎外の『文づかひ』論」
  • 柳在淵「開高健の『裸の王様』論」
  • 鄭章植「1636年通信使の日本認識」
  • 李相舜「20世紀初め日本植民地における経済政策:朝鮮産米増殖計画を中心に」(日)

『日本文化学報』5、1998.8

招請講演
  • 増田繁夫「源氏物語の主題」(日)
その他
  • 李暻洙「日韓両語の複合動詞「-キル」と「-내다」の対照研究:本動詞との関連を中心に」
  • 金銀淑「日・韓両言語の形式名詞についての一考察:統語上の特徴を中心に」(日)
  • 金居修省「統計方法による韓・日語彙比較:韓・日両国語基礎語彙200個の処理に関して」
  • 都基禎「『とはずがたり』の敬語:「侍り」を中心に」
  • 柳椿姫「類似を表す表現:知覚動詞を中心に」(日)
  • 片茂鎮「対馬本『交隣須知』について」
  • 斉藤明美「明治16年版『交隣須知』について」(日)
  • 蔡惠淑「『徒然草』の一考察:第14段を中心に」(日)
  • 金振謙「『更級日記』小考:作品の構成を中心に」
  • 金慶美「古代韓日における兄弟の死:祭亡妹歌と大伯皇女挽歌を中心に」(日)
  • 吉美顕「「麒麟」における美意識:三角関係からみた強者としての美をめぐって」(日)
  • 禹聖雅「『或る女』論:「奪ふ」愛」(日)
  • 林盛奎「「夜明け前」論:その成立と思想をめぐって」
  • 林明秀「『秋』試論」
  • 朴正義「創世神話再考:『古事記』神統譜中心」(日)
  • 許晃会「命名論⑥:日本の映画名:時代別変遷を中心に」

『日本文化学報』5、1998.8

特別寄稿
  • 平岡敏夫「韓国・中国と日本文学:最近の訪問から」(日)
その他
  • 石原淳也「いわゆる日本語の拗音に関する一考察」(日)
  • 大平佳和「上昇イントネーションのモダリティ機能:韓・日両国語の対照を通じて」(日)
  • 李香蘭「日本語の外来語アクセントにおける言語(英語)アクセントの影響」
  • 金光泰「連体修飾成分の位置移動」
  • 尹幸舜「『日本書紀』諸写本に表れる古代韓国語の性格」
  • 韓先煕「韓国人学習者の漢語形容動詞誤用に関する一考察」(日)
  • 宋晩翼「非現場指示のソとアの使い分けについて」(日)
  • 朴一昊「家持反歌の方法:憶良反歌からの離陸」(日)
  • 金泰燾「日本古典文学の中の韓国:「今昔」「宇治」「古今著聞」」
  • 鄭灐「西鶴好色物の創作意図(1):「好色一代男」の主題と戯作意識を中心に」
  • 蔡惠淑「「徒然草」と「荘子」との関連性について:第38段を中心に」(日)
  • 明聖龍「葛西善蔵小考:文壇デビュー以前の葛西を中心に」
  • 尹在石「石川啄木「一握りの砂」より7首新評釈」(日)
  • 権泰敏「森鴎外の「うたかたの記」考察」
  • 柳在淵「開高健初期短編小説研究Ⅱ:「パニック」論」
  • 金英順「「帰国有無登録調査」に見られる日本政府の在日朝鮮人政策」(日)
  • 鄭章植「壬辰倭乱後の対日本認識」


最終更新:2013年07月29日 10:14