『日本語文学』20, 2004.3
- 민지영、김순전「日本明治大正期の「修身」教科書の研究:表記体系を中心に」
- 房極哲「東京語における終助詞の男女差:「わ」と「な」の使用を中心に」(日)
- 澤咲子「自・他動詞の対応研究:「ヲ格名詞+もようがえ動詞」を中心に」(日)
- 山崎誠「『分類語彙表:増補改訂版』の分類の特徴について」(日)
- 李明姫「ウェブ基盤日本語聴解力向上のための自律学習評価システム」
- 李炳萬「『浮雲』地の文における有敬語から無敬語への推移」(日)
- 李泓馥「「리・ㄹ」の多義性の構造:日本語の「う・よう」の叙法論的把握から」(日)
- 조대하「古代韓日漢字音の対比研究:「斯」字の古音を中心に」
- 康志賢「19世紀日本のベストセラー『膝栗毛』の大衆性確保様相研究:狂歌の役割」
- 김순전、김희경「日本明治・大正期の「修身」教科書研究:「修身」教科書と近代的時間」
- 김용의「沖縄竹富島地域の御嶽信仰」
- 田村栄章「1939年朝鮮植民地文学の転換点:林房雄と朝鮮文学日本語作品」(日)
- 서기재、김순전「日本明治・大正期の「修身」教科書研究:近代「日本国民」の誕生」
- 정연욱「伊藤博文の教育理念を通じて見た日本近代教育成立の一断面」
- 鄭寅汶「太宰治『姥捨』論」
『日本語文学』19, 2003.12
- 金仁炫「高等学生の日本文化理解と教育現況:第7次教育課程日本語Ⅰと設問調査を中心に」
- 金妵衍「多義語である日本語副詞「よく」の意味分析:韓国語副詞「잘」との対照的な観点から」
- 羅工洙「近世・近代における「這様・那様」について」(日)
- 朴善玉「源氏物語の混種語」(日)
- 安善柱「「~ノニ」と「~テモ」の使い分けをめぐって:逆接確定条件の発話背景を中心に」(日)
- 鄭秀賢「日本語的な発想の表現:現代韓国語においての考察」(日)
- 고한범「銀河鉄道の目的地:南側の空の「南十字星」周辺であった背景」
- 권학준「戦後初期国民体育大会のナショナリズム高揚機能と地域開発」
- 金順槙、田村栄章「日本の修身教科書研究:学務局長塩原時三郎と皇民化教育政策」(日)
- 金裕千「『源氏物語』の論理と主題性:光源氏の「まどひ」と救済をめぐって」(日)
- 金辰成「日本近代美術展の経緯とその歴史的意義について:韓国国立中央博物館所蔵作品を中心に」(日)
- 朴相鉉「『万葉集』における「歌日誌」の意味」
- 李銀宅「開高健の自伝的小説Ⅱ:『耳の物語』の場合」(日)
- 조영석「『虞美人草』研究:虚栄心と道義心の問題を中心に」
『日本語文学』18, 2003.9
- 朴均轍「『五国対照兵語字書』が後続仏日軍隊用語辞典に及ぼした影響」
- 呉美寧「正平版論語集解の訓読」(日)
- 李南姫「文学作品における「のだ」文(その1):その役割と表現効果」(日)
- 張鎮暎「オノマトペにおける清・濁の対立と意味文化:4音節反復形を中心として」(日)
- 정하준「光州・全南地域大学日本語教育実態調査(2002-2003年)」
- 韓有錫「並列シソーラスと比較語彙研究」
- 金勁和「「徳川時代の軟文学」と『日本文学全書』」(日)
- 김순전、김영은「明治・大正期の『尋常小学修身書』研究:明治・大正期『修身書』挿画の変化を中心に」
- 金栄玉「谷崎潤一郎の『刺青』読解:身体の詩・空間に注目して」
- 류승규「『道草』論:夫婦関係を中心に」
- 宋鉉順「芥川龍之介の歴史小説についての研究:森鴎外の歴史小説と比較して」
- 李市埈「『今昔物語集』震旦部の冥界観に関する考察」(日)
- 이용미「説経『かるかや』の家族像に関する考察:家族構成員の紐帯と排除を中心に」
- 鄭勝云「中野重治『雨の降る品川駅』の叙情性:「雨」を中心に」
- 曺起虎「『愛と認識との出発』に表れた倉田百三の「死」意識」
- 陳明順「夏目漱石の作品に表れた「雲」について」(日)
- 최정아「日本近代文学におけるキリスト教の受容と変容:芥川龍之介のクリスチャン物を中心に」
『日本語文学』17, 2003.6
- 金庸珏「九州方言におけるラ行音の変異について:子音脱落説に対する反論」(日)
- 金辰成「「ひらがな」の拙筆度について」(日)
- 金昌男「現代日本語の授受補助動詞構文の敬語表現」(日)
- 羅工洙「中国語指示代名詞「這麽・那麽」の受容」
- 朴廷根「文末の「ものだ・のだ」に関する一考察:相互置換適切性与否について」
- 안병걸「韓日両国の高校生の家族像についての研究:ソウルと東京の高校生を中心に」
- 李康民「1893年刊『日韓通話』の日本語」
- 李容徹「上代日本語と古代韓国語における借字音対照研究:子音韻尾を利用した表記を中心に」
- 崔鍾勲「両用動詞の自他について:プロトタイプ論に基づいて」(日)
- 水田澄子「上級日本語学習者の聞き取り上の問題:聞き取り過程のプロトコル分析から」(日)
- 竹沢幸一、金熹成・金英淑「日本語と韓国語における状態記述二次述部の記述的考察」(日)
- カッケンブッシュ知念寛子「記憶と文字教育:ひらがなとカタカナの連想法による導入の場合」(日)
- 김순전、김영은「日本明治・大正期の「修身」教科書研究:『修身書』の挿話を通じた明治期の初等教育」
- 김신중、김용의、신해진「半井桃水訳『鶏林情話春香伝』研究」
- 朴相鉉「大伴家持における天平勝宝2年(750)3月~5月:この時期の性格と異文化体験」(日)
『日本語文学』16, 2003.3
- 康志賢「『東海道中膝栗毛』と『興夫伝』の比較文学的研究の可能性について」
- 김순전、송진한、이등연「20世紀前後韓中日の「小説観」比較研究」
- 閔丙勲「境界の文学:峠を中心として」(日)
- 서기재「高浜虚子の『朝鮮』研究:「旅行案内書」としての意義」
- 申寅燮「「ノーベル賞」作家大江健三郎が発信すること:ノーベル賞談論のイデオロギー的読解」
- 이용미「お伽草子『師門物語』の再考:女主人公の存在価値と役割を中心に」
- 鄭炳浩「日本近代文学者達の民族主義意識研究(1):二葉亭四迷の東アジア認識を中心に」
- 鄭順粉「一条朝の貴族と漢詩文:藤原斉信を中心に」(日)
- 趙美京「「他者」から「主体」へと:『死者の奢り』の「他者」認識」(日)
- 韓智嫄「『徒然草』の第百五十三段について:配所の月への思い」(日)
- 房極哲「明治期における一人称代名詞「わし」「おれ」」(日)
- 李道烈「日本語視点のカテゴリに関する研究」
- 정하준「「から」の文末用法について」
『日本語文学』15, 2002.12
- 姜宇源庸「私小説における作中話者(語り手)の位相:川崎長太郎の場合」
- 高漢範「「修羅」の悟り:『春と修羅』第一集のテーマとして」(日)
- 閔丙勲「『伊勢物語』六段の典拠論」(日)
- 禹燦仲「金銭関連作品を通じて見た石川啄木:ふたつの歌集と日記を中心に」
- 柳在淵「開高健の「流亡記」論」
- 曺起虎「倉田百三の『愛と認識との出発』論(Ⅱ):『憧憬:三之助の手紙』と『生命の認識的努力』を中心に」
- 민지영「擬音語・擬態語に関する一考察:「擬音語・擬態語+する」を中心に」(日)
- 李康民「明治期英学資料に見える日本語の諸相」
- 李容徹「意味表現における日本語「だ」と韓国語「이다」の対照:文末表現を中心に」
- 李香蘭「東京語と京都語の外来語アクセントの比較」(日)
- 趙堈煕「朝鮮資料の母音音注表記について」
- 勝部裕之「真偽判断形式「~ようだ」「~らしい」の意味について:「~だろう」「~のだろう」との対比から」(日)
- 矢原正博「認識・思考・判断の連鎖的分析:予定(予測)のlie(嘘)を中心として」(日)
『日本語文学』14, 2002.9
- 加藤安彦「コーパスから量的な情報を導き出すことについて」(日)
- 金容鉀「国木田独歩の『悪魔』論」(日)
- 金煕照「芥川龍之介『秋』論:信子においての秋の意味」(日)
- 朴賛基「森鴎外『佐橋甚五郎』に表れた朝鮮使節の中の日本人」
- 서은혜「大江健三郎の『取り替え子』小論:「ギー兄さん」を中心に」
- 李在聖「川端康成文学における夢の様相」
- 최진선「泉鏡花と上田秋成の幻想文学考察:『春昼』と『雨月物語』と『蛇性の婬』を中心に」
- 韓圭憲「民族学的素材を通してみた人麻呂歌集:主に略体歌における俗信を中心として」(日)
- 류교열「韓半島南海沿岸の倭城とその築城の意味:加徳島倭城址を中心に」
- 金仁炫「「が」「は」と「은/는」「이/가」の使い方と省略について」(日)
- 羅工洙「安原富次の漢文訓読観」(日)
- 朴青国「「名詞形模写表現」の発話研究:模写表現者の発話の態度を中心として」(日)
- 申忠均「『隣語大方』の異本比較:筑波大本の加筆訂正部分に着眼して」
- 呉玹定「連体修飾語として用いられる副詞の語順」(日)
- 李炳萬「漢語サ変動詞の尊敬表現」(日)
- 丁意祥「日本語三項動詞の受動文」
- 최병규「状態性動詞に関する研究」
『日本語文学』13, 2002.6
- 山下宏明「いくさ物語と源氏将軍」(日)
- 小池正胤「近世文学を見なおす:曲亭(滝沢)馬琴の多様な世界」(日)
- 亀井秀雄「海外で日本文学はどのように研究されているか」(日)
- 許錫「韓国における日本文学研究の諸問題について:渡韓文学の「存在」に焦点を合わせて」
- 박종명「日本文学研究の暗がりと影」
- 申寅燮「各々の近代、或いは「外国」:韓日小説から見た「海峡」を中心に」
- 서은혜「大江健三郎の初期作に表れた問題意識:『叫び声』を中心に」
- 김현석「記紀神話に表れた災殃神と祭祀:大物主神を中心に」
- 김경호「日本語音声借用語の音韻変化についての推論:音韻論的な観点から」
- 朴廷根「「ものだ」に関する一考察:「ものだ」と「ことだ」の相互置換適切性与否について」
- 申忠均「『隣語大方』の日本語:筑波大本加筆訂正の性格」
- 柳椿姫「『淑香伝』の日本語について」(日)
- 李京哲「河野六郎の朝鮮漢字音唐代長安音説に対する反論:韻類を中心に」
- 정하준「日本語文末表現の省略形に関する研究」
- 강경하「『関東別曲』と『奥の細道』の比較考察」
- 金光洙、上野潤「近現代日本人のアイデンティティ最獲得の問題:保田与重郎と三島由紀夫を中心に」(日)
- 김난희「芥川龍之介文学と「他社性」に関する試論」
- 金順槙「韓日傾向小説の叙述的特徴研究」(日)
- 田村栄章「1932年張赫宙作家の誕生」(日)
- 朴相鉉「大伴家持の防人関係長歌作品群における叙述の方法:七夕歌の伝統とその継承」(日)
- 서기재「日本近代「旅行案内書」を通じて見た朝鮮と朝鮮観光」
- 柳在淵「『肝臓先生』とファシズム」
- 李貞熹「中世隠者文学における「友」」
- 이한창「体制と価値に挑戦した梁石日の作品世界」
- 張南瑚「『オバサン(obasan)』論:沈黙の意味を中心に」
『日本語文学』12, 2002.3
- 金昌男「日本語母語話者における依頼表現の使用実態:「~てくれる/くださる系」「~てもらう/いただく系」を中心に」(日)
「韓国語「-요」、日本語「-ね」「-よ」とその教育」
- 澤咲子「日本語の自・他動詞の意味用法:物に働きかける動詞の2単語・3単語構造を中心に」(日)
- 趙愛淑「「だけ」「ばかり」「しか」のスコープについて:否定との関わりから」(日)
- 曺英南「韓日映画における言いさし表現の対照談話分析:談話機能の視点から」(日)
- 千昊載「日本語使役構文分析:「非対格自動詞+「させる」」形の述語を中心に」
- 韓有錫「多言語シソーラス構築の方法と実際」
- 権赫建「夏目漱石の『夢十夜』「第四夜」と韓国古典文学『公無渡河歌』に表れた死のイメージ比較」
- 김용갑「国木田独歩『死』の一考察」
- 김용의「日本オーラル・ヒストリー研究の動向と争点」
- 김정례「『おくの細道』に表れる虚構性についての考察」
- 박윤호「『蜻蛉日記』に表れた憂世観研究」
- 宋鉉順「袈裟と真砂との比較研究:その視線を中心に」(日)
- 申寅燮「日本近代知識人の近代像:近代小説の中の日本、アジア、ヨーロッパ/有島武郎の場合」
- 李市埈「『今昔物語集』巻9「孝養譚」の方法」(日)
- 鄭勝云「中野重治『雨の降る品川駅』の再解釈(1):「温もり」を中心に」(日)
- 曺起虎「倉田百三の『愛と認識との出発』論(Ⅰ)」
- 韓圭憲「人麻呂歌集七夕歌「庚辰年」の資料的価値」(日)
- 이병담「実存論的側面における「失語」の意味:北野武の「あの夏、いちばん静かな海」を中心に」
- 魯成煥「韓国の焚身と日本の割腹」
『日本語文学』11, 2001.9
- 高正道「時の副詞:期間を表す副詞を中心として」(日)
- 羅工洙「近代における漢文訓読の敬語法とその制限について」(日)
- 水野俊平「『日本書紀』古代韓国語借字表記の特徴についての考察:特に音仮名の声母分布を中心に」
- 朴均轍「『哲学字彙』再版における改訂増補された訳語:初版と共通する言語を中心に」(日)
- 朴青国「述語形模写表現の発話に関する研究:述語省略の表現との比較を通じて」(日)
- 呉鍾烈「「~始める」形と「~出す」形の開始の仕方を中心に」(日)
- 李康民「近代日本語の可能表現:洋学資料と言文一致体小説を中心に」
- 전형식「『平家物語』の字音語についての史的考察」
- 정하준「「だろうか」の話用論的な用法について」
- 権五曄「広開土王碑文神話の王統譜」
- 金栄玉「谷崎潤一郎文学と「性」:『鍵』のコミュニケーション」
- 金泠垠「『飼育』論:多様な力の論理の読解」
- 김주영「山本百合子の『心の河』と『伸子』の比較研究:結婚という観点から見た女性の生き方」
- 김현석「『三国史記』と『日本書紀』の天変地異記事の比較考察(1):災異を中心に」
- 佐野正人「1930年代東アジア文学とディアスポラ:満州、ハルピンを中心に」(日)
- 柳在淵「『鉄道員』と近代性」
- 李淙煥「北村透谷の恋愛観」
- 鄭炳浩「栄光と内発の文化史(2):二葉亭四迷と坪内逍遥の文芸論」
- 한정선「太宰治とデカダンス:後期作品を中心に」
- 이병담「北野武の「嘲笑的暴力」の意味考察:『みんな~やってるか!』映画を中心に」
最終更新:2014年02月21日 14:28