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『日本語文学』10, 2001.3

  • 亀井秀雄「日本文学における戦争と戦後:伊藤整の場合」(日)
  • 許錫「韓国移住日本人文学に表れた対韓意識考察:岸水人の創作小説『良吉」と『薄命』を中心に」
  • 김용의「韓日動物説話の比較研究(1)」
  • 柳在淵「記号としての『うなぎ』:原作『闇にひらめく』との差異点を中心に」
  • 金順槙「韓日書簡体小説の世界と趣向」
  • 曺起虎「日本近代文学と仏教:親鸞思想を中心に」
  • 金煕照「芥川龍之介『藪の中』論:近代人のエゴをめぐって」(日)
  • 田村栄章「梅崎春生『桜島』論:軍刀の意味(変化)を中心に」(日)
  • 이병담「暴力的欲望の二重性:北野武の『キッズ・リターン』を中心に」
  • 韓恵仁「「朝鮮人強制連行」における強制性の一断面:北海道炭鉱汽船株式会社を中心に」
  • 閔光準「韓国人学習者の日本語発話及び作文に表れる促音挿入現象とその発生要因」
  • 양경모「日本人の身体動作コミュニケーションについての研究:日常的な動作を中心に」
  • 정하준「日本語行動要求表現とモダリティー」
  • 金京浩「助詞「は」の「ø」現象の提案」
  • 金鎔均「平安末・鎌倉時代における二段活用の一段活用化現象:一段活用化例の再検討と全体的な傾向を中心に」
  • 金昌男「日本語母語話者における恩恵(を与える)表現の使用実態」(日)
  • 閔祇英「示差的特徴を用いた擬音語・擬態語の意味分析:日韓両言語の触覚を表す語を対象として」(日)

『日本語文学』9, 2000.9

  • 森下喜一、池景来「日韓における「美」の感覚:表現をめぐって」(日)
  • 羅工洙「『泰西活劇春窓綺話』における中国俗語的漢語表現」(日)
  • 申忠均「『隣語大方』の仮定条件表現:朝鮮資料の流れから」(日)
  • 전형식「『天草版平家物語』の字音語についての史的考察」
  • 이형재「韓国人日本語学習者の日本語発音習得研究:有声・無声破裂音の発音を中心に」
  • 李容徹「日韓漢字音の対照研究:伝承字音を中心に」
  • 金仁炫「日本語動詞の格支配と格交替の現状」(日)
  • 兪承昌「『TVピープル』に表れた日常と非日常の解体」
  • 조영석「『坊ちゃん』に表れた夏目漱石の金銭観」
  • 呉敬「夏目漱石文学における夫婦関係:『道草』の場合」
  • 권해주「川端康成の『海の火祭』の主題と死生観」
  • 하태후「芥川龍之介の遺稿作品考察」
  • 金采洙「韓国人は日本のどの文学作品に接して来たのか」
  • 金煕照「「開化の殺人」論」(日)
  • 서기재「『暗夜行路』を通じて見た大正期青年の主体形成と「人格修養書」の意義」
  • 이병담「存在論的欲望の構造:北野武の『HANA-BI』を中心に」
  • 柳在淵「みっつの『失楽園』」
  • 康志賢「黄表紙における「作者の戯画化」趣向の展開史攷:恋川春町と朋誠堂喜三二を中心に」(日)
  • 황소연「大阪の出版文化展開と西鶴:1686年を中心に」
  • 朴賛基「『唐人殺し』の世界と脚色の変貌類型」
  • 権五曄「広開土王碑文についての基本認識」

『日本語文学』8, 2000.3

  • 山下宏明「21世紀の国際化に向けての日本学」(日)
  • 阿部泰郎「日本中世文学における「魔」の系譜」(日)
  • 이금재「大岡昇平の『野火』に表れた戦争と救援:「神」に対する表現変化を通じて」
  • 林容澤「韓日近代望郷詩の比較文学的一考察:故郷喪失と祖国喪失」
  • 許錫「ハワイ移住日本人文学結社についての調査研究」
  • 이한창「在日同胞組織が同胞文学に及ぼした影響:左翼同胞組織と同胞作家との葛藤を中心に」
  • 박종명「明治時事小説と歴史空間:『小説東学党』を中心に」
  • 朴賛基「甲申年朝鮮通信使と実録体小説『朝鮮人難波の夢』」
  • 최관「「三韓の王は日本の犬也」について」
  • 金善花「『とはずがたり』論:中世におけるある女性の遁世」(日)
  • 朴潤鎬「『蜻蛉日記』に表れた作者の不遇意識考察」
  • 朴青国「発話者の談話内容の認識に関する研究:模写表現の発話を中心に」(日)
  • 양경모「「内外」の空間概念と隠喩的拡張:日本語「うち/内(ない)」の用法を中心に」
  • 趙南星「漢字誤字体の評価」
  • 薛根洙「連語論のparadigmatic relation研究:行き来先と近づきとの結び付きを中心に」(日)
  • 韓中瑄「日帝植民地時代日本語教科書語彙研究」
  • 李左知子「『浮世風呂』に見られる女性の自称と対称」(日)
  • 高正道「時間の流れに沿って動作や変化の様子を表す副詞」(日)

『日本語文学』7, 1999.9

  • 허인순「韓国語助詞「에」「에서」に対応する日本語助詞に関して:韓国人日本語学習者の作文誤用例を中心に」
  • 羅工洙「明治期の文章における「如し」の性格」(日)
  • 池景来「『捷解新語』改修の経緯について」
  • 水野俊平「『日本書紀』に表れた韓半島固有名詞表記字の特異性についての小考:『日本書紀』固有名詞に対するα・β郡区分基準適用の可能性を中心に」
  • 金玉煕「『万葉集』に表れた借字研究:渡来人と日本人作品の比較を中心に」
  • 황호철「夏目漱石の学歴を通じて見た日本近代教育一考察」
  • 金貞美「芥川龍之介の初期作品分析:『羅生門』『鼻』『芋粥』に反映された近代人像を中心に」
  • 金煕照「『地獄変』:良秀の苦悩について」(日)
  • 柳相煕「夏目漱石の「原体験女性」説考察」
  • 金泰光「『三宝絵』上巻の生成」
  • 김용의「説話の中に表れた「権力を持った女子(女力持」の性格」

『日本語文学』6, 1999.3

講演
  • 濱川勝彦「川端康成『伊豆の踊子』をめぐって」(日)
  • 池景来「「存ずる」対訳相関について:『捷解新語』を中心に」
  • 丁鋼徹「『捷解新語』の受給表現についての考察:受給動詞「ヤル」を中心に」
  • 中村伊知郎「連体修飾の「の」と「な」の変化:記述資料を中心に」(日)
  • 李炳萬「近現代日本語敬語表現の問題:「~させていただく」に関する考察」
  • 가혜경「韓日両国語1、2人称代名詞の用法比較」
  • 민광준、안미라「高等学校日本語教科書テキストデータベースの作成と活用方案」
  • 조남성「日本人大学生の韓国についての質問分析」
  • 李炯宰「日本語長母音の習得に見られる個人的特徴の考察:韓国人初級学習者の場合」(日)
  • 장남호「夏目漱石のアジア:「満韓ところどころ」を中心に」
  • 許錫「東・西洋の比較を通じた海外移住日本人文学活動の行態的特性についての研究:韓国とハワイ地域の移住民を中心に」
  • 문혜수「萩原朔太郎の西欧文化意識考察」
  • 宋鉉順「『袈裟と盛遠』論:独白を中心に」
  • 金漢洙「『破戒』に表れた「家」制度一考:父子関係を中心に」
  • 朴賛基「18世紀初大阪における申維翰と水足屏山:『航海献酬録』を中心に」
  • 김용의「韓国と日本の「瘤取り爺」譚:教科書収録過程において行われた改訂を中心に」

『日本語文学』5, 1998.9

  • 李成根「古写本日本書紀声調体系の原音声調:歌謡音仮名声調を中心に」
  • 全亨式「狂言記における漢語の表記について」(日)
  • 李徳培「山田美沙明治30年作品の「ちゃう」:『嗚呼広丙号』『悪の善』『孫五右衛門』『馬丁仙吉』の用例」
  • 朴海煥「日本語形容詞述語文の文型と用法」
  • 조남성「条件表現の正・誤用分析」
  • 최관「人情本の構造:為永春水の『春色梅自誉美』を中心に」
  • 金基瑞「八代集の地名掛詞考」
  • 김용의「日本「「瘤取り爺」譚の類型と分布」
  • 金采洙「日本近代小説の主題導出法研究」
  • 申寅燮「ポスト構造主義観点から見た大江健三郎の表現方法に関する研究:『同時代ゲーム』を中心に」
  • 林賢淑「梶井基次郎研究:『檸檬』を中心に」

『日本語文学』4, 1998.3

  • 斎藤明美「『明治14年版『交隣須知』について:見出し語を中心にして」(日)
  • 손경호「日本語構文図解考察:主要文法学者の図解を中心に」
  • 李炯宰「韓国人日本語学習者の日本語長母音聴取判断に関する研究」
  • 조남성「誤用評価」
  • 池景来・森下喜一「日本語の事物代名詞研究:『捷解新語』を中心に」
  • 韓有錫「日本語と韓国語の絶対他動詞」(日)
  • 박창기「壬辰倭乱に関する日本従軍僧の戦記研究」
  • 서태순「『雨月物語』に表れた男女関係を通じて見た作家の人間認識:「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」を中心に」
  • 宋鉉順「『行人』論:構想の変化を中心に」
  • 신인섭「日本近代小説の研究様相:谷崎潤一郎を中心に」
  • 王泰雄「日本近代文学者のヒューマニズム認識と植民地認識:前期武者小路実篤の思考態度と芸術」
  • 柳在淵「開高健初期短編小説研究Ⅰ:『巨人と玩具』と近代主義」
  • 李漢正「小林秀雄の社会時評」

『日本語文学』3, 1997.6

  • 羅工洙「『東京新繁昌記』に見える訓読法について」
  • 민광준「日本語能力測定方法としてのSPOTの特性に関する研究:テスト文章の朗読スタイル要因を中心に」
  • 朴廷根「終助詞に関する一考察:意味・用法を中心に」
  • 李徳培「山田美沙「迷耶悟乎」「磯千鳥」「妻琴」「帝国海軍」の「てしまう、ちまう、ちゃう」」
  • 趙南星「韓国人日本語学習者の依頼の文末表現に対する分析と評価」
  • 金光洙「日本の近代化と夏目漱石の作品世界:『それから』と「大逆事件」を中心に」
  • 문혜수「萩原朔太郎の詩小考:動物詩語を中心に」
  • 朴賛基「日本近世劇文学に表れた朝鮮通信使:古浄瑠璃『朝鮮太平記』を中心に」
  • 禹燦仲「石川啄木の北海道流浪歌小考」
  • 柳相煕「夏目漱石と天皇制家族国家」
  • 이한창「民族文学としての在日同胞文学研究」
  • 최관「日本近世文学における壬辰倭乱と毛谷村六助」
  • 許錫「明治時代韓国移住日本人の文学結社とその特性についての調査研究」
  • 趙文煕「『朝鮮物語』追補」

『日本語文学』2, 1996.12

  • 金仁炫「韓日両語の助詞の対照研究:省略表現を中心に」
  • 김한식「韓国人学習者の日本語アクセント発音傾向及び教育方案」
  • 민광준、정지연「韓国人学習者の発音及び聞き取りに表れた日本語抑揚の問題点:有題文と無題文を中心に」
  • 박장경「内容節の連体修飾構文における主名詞「考え」についての考察」
  • 李徳培「日本語助動詞「ちまう・ちゃう」の使用実態に関する研究(2):二葉亭四迷の作品に表れた用例を中心に」
  • 李恩美「日本語条件表現について」
  • 지경래「『捷解新語』の形式名詞「もの」「こと」考察」
  • 金圭烈「西鶴の「町人物」小考:『日本永代蔵』『世間胸算用』の教訓的言説の問題を中心に」
  • 金順槙「韓国・日本の社会主義小説の構成と環境の比較研究:作品『脱出記』と『坑夫』を中心に」
  • 김용의「韓日妖怪説話比較研究の課題」
  • 김정례「俳句文芸に表れる曖昧性の構造と特質に関する考察:松尾芭蕉と発句を中心に」
  • 김채수「『雪国』の主題:『雪国』の主題とその主題把握方法を中心に」
  • 남경희「田山花袋の『蒲団』論:その評価を中心に」
  • 박창기「『清水物語』と啓蒙性」
  • 曺起虎「日本中世における法語文学研究:法然の『選択集』を中心に」

『日本語文学』1, 1995.12

  • 박청국「日本語談話文の変形模写表現研究:助詞を中心にした発話原理について」
  • 李徳培「二葉亭四迷「其面影」の「てしまう・ちまう・ちゃう」」
  • 한유석「自他対応の意味と欠落」
  • 김순전「韓国・日本傾向小説の政治と文学比較研究:作品「故郷」と「蟹工船」を中心に」
  • 김정례「日本文学作品の韓国語翻訳上の問題点:仮名と固有名詞のハングル表記を中心に」
  • 서태순「近世韓日出版文化考察:小説の流通と発達との関係」
  • 유재연「開高健の『日本三文オペラ』論:初出と関連して」
  • 조영석「夏目漱石の時代意識論:時代意識の成立を中心に」
  • 宋鉉順「『行人』論:一郎と二郎を中心に」


最終更新:2013年08月09日 11:16