田沼貴雄

田沼貴雄

田沼貴雄は、駿台予備学校物理科講師。主にお茶の水や市谷に出講。

授業

  • 高橋和浩同様、微積を用いない方法で解く。
  • 微積を用いない物理解説が好評であったが、2015年東大理系下位クラスでは、別パートで微積物理の笠原邦彦と人気を二分している。
  • だが、高橋和とは異なり、各分野の要点を解説するときは微積を使って物理学的な解説を入れる。
  • 再三「採点官への印象が悪くなるから解答用紙に微積分は書くな」と仰る。東大実戦の解説にも堂々と書いてある
  • 実際、微積分を使った答案が減点、あるいは点数なしという措置をとる大学があるからである。(東大は無問題。)
  • 授業では毎回プリントを配る。これには、授業で扱う問題の解答が載っており、時折各分野の要点やテキストの問題に関連する入試問題などが載る。
  • 他多数の物理科講師と異なり、自分で問題を考えながら授業をするのでなく自身が前もって作ったプリントを見ながら解説するので、例えばプリントのミスがあってもそのまま板書し、ともすれば平気で進んでしまう。運よく気付いたとしても、そこで彼は授業後初めて問題を考えるので、2,3分の硬直が見られ、自身が納得するやいなや生徒の困惑を解かずして独り先に進んでしまう。
  • 板書は綺麗で丁寧な授業を展開する。
  • そのため、授業後には質問に長蛇の列ができる。またテキスト以外の問題集の質問にも対応してくださる。
  • 時々、物理学に関する本も紹介してくださる。故・坂間勇師執筆の参考書を絶賛しておられた。敢えて新物理入門を持ってこないところが彼らしい。
  • 駿台物理では珍しく微積を用いないスタンスをとっているが、森下師に交流ではどうするのかと聞かれ、交流はしょうがないから微積を使うと言った。(森下師談)

人物

  • 実は東大入試実戦模試の物理の問題の作問者は森下ではなく彼である。また、駿台文庫のセンターの過去問の解説も彼の作成。
  • 季節講習では、「物理β「SELECT」」、「東京理科大プレ物理」、「早大理工プレ物理」、「慶大理工プレ物理」などの教材を作成。
  • しばしば髪の毛ネタをふる。「私は髪の毛はありませんが、未来を予知する能力はあるんですよ」などなど。ただ、本人が自称する予知能力は確からしく、早大プレや慶大プレの問題が入試本番で的中したことが何度かある。
  • 自分より若くして各コースの上位クラスを担当し、講習でも人気を博す森下寛之を毛嫌いする。そのため森下のやり方(顕著なのは微積分に対する姿勢)に真っ向から反対する授業を展開する。とはいえマクローリン展開など範囲外の妙に凝った解説もしたりする
  • 口癖は「老婆心ながら」。
  • 森下は田沼を授業でを「タヌマッチ」と呼んでいる。
最終更新:2016年02月14日 02:19
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