(01:38~)鎖骨あたりに転移しているので全身にがんが散っているだろう、手術しても意味がない、ただ体力を奪うだけということで医師は「手術はしない」という。同じ理由で放射線治療もしない。
(04:35~)治療は抗がん剤治療で具体的にはmFOLFILINOX療法を選択する。抗がん剤の中でも副作用が特に強いものだが、血液検査の結果、みずきの場合は副作用が出づらいのではないかという判断をされた。
(06:56~)みずきの場合は最初に抗がん剤を投与する時から2週間は様子を見るために入院、それが先日の入院だったが退院の日にもう1回抗がん剤を打つ。そこからは通院の治療。みずき「私の場合は2週間に1回3日間かけてフォルフィリノックスを投与していきます。でフォルフィリノックス自体も一つの抗がん剤ではなくて3種類の抗がん剤からなっているんですね」(※1)
(07:46~)みずき「1つ目の抗がん剤に2時間、点滴時間がかかります。で、もう1つ目も2時間で、最後のもうひとつがちょっと長くてね、数十時間かかって投与する。で、この三つの抗がん剤を1日のうちに打ちます。なので2時間2時間で3つ目の抗がん剤を打つから帰れるよというはい、びっくりしたんですけどそれはここにぶら下げて帰ってくるんですよ。(中略)点滴のガラガラあるじゃないですか、棒にこうぶら下がってるあれを持って帰るわけではなくてあの点滴を打った所から管がつながっていて、その先にこういうねボトルみたいのがついてるんですよ、その中に抗がん剤が入っていてそれ紐でねこうポシェットみたいな感じでぶら下げながら帰ってからね2、3日過ごすんだけど」こうへい「名前つけてたね」みずき「はいフォルフィをぶら下げて過ごしておりました」
(16:25~)こうへい「標準治療を受けた上で2年っていう風に診断を受けてるので、何か可能性が少しでも上がるならお金がかかるとしても自由診療も並行して受けていこうと思ってます、あとは僕たちの方針としてはまず標準治療、それを邪魔しない自由診療を探していこうという感じで考えております」
(※1)フォルフィリノックスとは治療法の名称である。