理由~ねがい ◆40jGqg6Boc
目の前の青年は確かに正義の味方に見える。
赤毛の少女、カノン・メンフィスの認識は変わらない。
慣れない機体であるクストウェル・ブラキウムから降り、自分の目で見れば更にその認識は深まった。
強化スーツのようなものに覆われた屈強な肉体には言いようのない頼もしさが感じられる。
カノンは思わず息を呑む。
この男と同じ場に居るだけで気後れしてしまいそうな感覚が襲う。
彼から滲み出るような気迫が自分の違いを浮き彫りにしているようだ。
「あ…………」
カノンは何かを言おうとする。
しかし、言葉とは到底思えない音を洩らすだけで終わってしまう。
そもそもカノンは自分がどんな言葉を出そうとしたのかもあやふやだ。
ただ、助けられたから。
この男、ロム・ストールと名乗った男に助けられたから。
だから礼を言うのは必要だ。
カノンはそう思っていた。
だけど何故だか言葉が出ない。
先程のカノンは見ているだけだった。
慣れない機体だったからと言いわけは出来る。
しかし、結局のところ何も出来なかった。
そしてカノンはたった一言のお礼を述べることすら出来ないでいる。
同時にカノンは自分自身に悔しさや苛立ちなどが混ざり合った感情を覚える。
なにより感じたのは――戸惑い。そう、戸惑いだ。
たとえば道生と共に竜宮島に連れられ、家族という存在を与えられた時のように。
カノンは、何を一体どうすればいいかがわからなかった。
一向に次の句を続けないカノンだが、その沈黙は静かに破られる。
「無理に話すことはない。落ち着いたら話でもしよう。
君のことであっても、俺のことであっても……俺は構わない」
口を開いたのはロムだ。
既にマスクは外れ、整った顔立ちがカノンに向けられている。
そして発された言葉はカノンを気遣う以外のなにものでもない。
そこには確かな思いやりが感じられる。
戦闘時に見せた激しさとの違いはあまりに違う。
本当に同じ人物だったのかとすらも疑える程に。
だが、不愉快な感覚はない。
ただ、ほんの少しの恥ずかしさがあった。
戸惑いを見透かしているかのような印象をロムに対し抱かずにはいられない。
ロムの目と視線を合わせるとそれを尚更に強く思った。
そしてカノンはその感情を口にすることはなく、口を開きだす。
「は、はい! 大丈夫だ……いや、大丈夫です。私は」
出来そこないの敬語染みた返答にロムは苦笑で返す。
またも恥ずかしさを覚えカノンは思わず俯むく。
しかし、純粋さからくるカノンの初々しい仕草は少なくとも、ロムの気を害することはなかった。
◇ ◇ ◇
「では真壁一騎、皆城総士、遠見真矢、春日井甲洋の四人が君の知り合いというわけだな」
「はい。皆は竜宮島の仲間、大事な仲間だから……!」
ロムの確認にカノンが答える。
幼少時代、シリコン生命体フェストゥムにより両親を失い、軍に引き取られたカノンが自らについて語れることは少ない。
ただ死に場所を求めて戦場を転々としたあの頃は今更振り返るほど立派な記憶ではないのだから。
したがってカノンは先ずロムに竜宮島について話した。
竜宮島に住む人達を、自分を受け入れてくれた彼らのことをただ思いつくままに。
具体的に何を話せばいいかも碌に定まっていなく、あまり纏まった話ではなかったかもしれない。
だが、ロムは黙って静かに聞いてくれた。
そんなロムの態度にカノンは密かに感謝していた。
短い間ながらも自分が竜宮島で過ごした思い出を誰かに聞いてもらい、それがいかに大事なものかを実感出来たのだから。
(そうだ。私は帰る……皆とあの島に帰るんだ……!
誰に命令されたわけじゃない。私がそうしたいから……だから、帰る……!)
忘れることは出来ない。
どこか誰も知らない戦場で野たれ死ぬのだと思い、それが正しい事だと信じていた。
そんなカノンを受け入れてくれたあの竜宮島は暖かった。
竜宮島の人間、特に同年代のファフナーパイロット達の存在は温もりを与えてくれた。
考える事を止めて、ただ戦うだけの冷たい機械と成り果てたカノンにとってそれは強すぎるほどに
だから真壁一騎、皆城総士、遠見真野、春日井甲洋の四人がここで死ぬなんてあってはならない。
命令を下す人間は居ないけども自分がやるべきことはハッキリとわかっている。
たとえ自分の身が危険に陥ろうとも彼らの命は――。
そんな時、ふとカノンの頭が撫でられる。
「あまり気負うな、カノン・メンフィス。今の君では勝てる闘いも勝てはしない」
見た目よりも太く、逞しい腕から伸ばされたロムの腕がカノンの髪を抑える。
カノンの決意。それは仲間のために戦い抜く、不器用ながらも固い意志。
だが、そこには自分の命すらも度外視する危うさが少なからずあったのだろう。
ロムはそれを見逃さなかったのだろう。
確かに強く握られたカノンの拳が彼女の決意の深さを示していたのだから。
ロムに諭され、カノンはハッと気がついたかのように握りこぶしを解く。
自分でもそこまで力を込めているとは気づいていなかったのかもしれない。
微妙に頬をほのかに赤らめ小声でぼそぼそと呟くカノンに気付くことなく、ロムは彼女から手を放す。
そして何事もなかったかのようにロムは話を続ける。
「俺の仲間は一人も居ない。だからこの場での知り合いは君一人だ。あのテッカマンアックスを除けばな……」
「テッカマン……アックス……」
テッカマンアックス。
何かの偽名かはわからないが恐ろしい相手だった。
カノンには髭つきの青い機体から繰り出される猛攻は受け流すのが精いっぱいだった。
互角に闘ってみせたロムがいなければ今頃自分はどうなっていただろう。
考えるまでもない。それはかつて自分が求めた死だ。
もう一度アックスと会った時には勝たなければならない。
アックスが竜宮島の皆をその手にかける可能性だって充分にあるのだから。
ならばこうしてはいられない。
アックスを追うなり、情報を集めるなり、協力者を見つけるなりなんらかのアクションが必要だ。
それも迅速に、時間を無駄にはせずに。
不意に自分に与えられた力、クストウェル・ブラキウムをカノンは見やる。
紫の躯体には力強さがありありと感じられ、アックスの機体と見劣りしない。
あとは操縦者次第だが、慣れない操作系統であり、完全に自分の手足とするにはまだ時間がかかるだろう。
だが、たとえ充分に時間がなくても、自分はやらなければいけないのだが。
「俺はアックスのような男を倒すために動くが君も一緒に来るか?」
「ロム……さんが良ければ。私は……」
「すまないな。それと……出来ればそのロムさんというのはやめてくれ。
話し方も君が話しやすいようにしてくれる方が俺も有難い」
「わ、わかった」
「ありがとう、カノン・メンフィス……いや、カノン」
そんな時、ロムがカノンに提案する。
有体に言えばそれは一種の同盟関係を依頼するものだ。
ロムの技量は凄まじい。
加えてロムの人柄はヴィンデルへの反抗、そして先程助けられたこともあり疑う余地はない。
カノンにとってロムとの同行を断る理由はなかった。
カノンからの承諾を受け、ロムは頷く。
ロムもこれ以上此処に留まる事は良しと思わなかったのだろう。
これからのことについて話すためにも、ロムは再び口を開く。
「カノン、気がかりなことはもうないか?」
カノンの両目が見開かれる。
別に後ろめたいことはない。
ただ、ロムの言う通り確かに気がかりなことはあった。
殺し合いに放りこまれた直後は、現状を把握するだけで精一杯だった。
しかし、ロムに助けられ、幾分か落ち着いてきた今ではその事について考える事が出来た。
言うべきか言わないべきか。
暫しカノンは考えるか結局は半ば諦めように決める。
きっとこの男にはお見通しだろうから――特に不快感を感じることはなく、カノンはロムに答える。
参加者に配られた名簿を開きながら。
「この羽佐間翔子は確かに死んだらしいんだ……皆を護るために」
カノンは一人では解き様のない疑問をロムへと打ち明けた。
◇ ◇ ◇
羽佐間翔子。
ファフナー・マークゼクスのパイロット。
真壁一騎らのクラスメイトであり友達。
カノンが竜宮島に来るよりも以前にフェストゥムと共に自爆したと聞いている。
出会った事は一度もなくカノンとの直接的な関係はない。
だが、カノンを引き取ってくれた女性は奇しくも翔子の義母だ。
病弱の身である翔子が日常生活の殆どを過ごした部屋を譲り、彼女が飼っていた犬の面倒も引き継いでいる。
島で行った灯篭流しでは羽佐間家の灯篭を造るのにも微力ながらも手伝った。
しかし、確かに名簿では羽佐間翔子という文字が並んでいる。
これは一体どういうことなのか。
「同じ名前の別人だとは思う……。
でも、もしこれが……この羽佐間翔子が竜宮島の羽佐間翔子なら……」
馬鹿げたことだとカノンは思う。
羽佐間翔子は確かに死んだ筈だ。
同姓同名の別人に決まっている。
けれども僅かながらにも思ってしまった。
どんな願いでも叶うとヴィンデルは言っていた。
シャドウミラーが一体どういう組織なのかは知らないが彼らの技術が異常なら。
もし、一度死んだ者ですらも生き返らせる技術を保有していたとしたら――。
しかし、カノンの思考はそこで打ち切られることになる。
「別人だな」
「えっ」
思わず驚くカノンだが別段ロムは不思議なことは言っていない。
むしろ死者が蘇るなどの発想の方が突飛なものだ。
ただロムが一切の迷いもなく断定したことにカノンは驚いていた。
「何があろうとも死んだものが生き返ることはない。
それがこの世の必定。死者を自由に扱う権利など誰にもなく、ましてシャドウミラーにあるハズがない。
たとえ無限の力を手に入れたとしても、そんな奇跡を起こそうとする者は自らを神と錯覚した者に過ぎん。
もし万が一にあのヴィンデル・マウザーがそれをしようというのなら――俺は、ヤツを許さん!」
確かに死んだ人間が生き返れば喜ぶ者は居る事だろう。
だが、命は有限であるこそその重さが実感でき、人は今を生きようとする。
命の尊さを忘れてしまえば、自らの欲望のままに生きるギャンドラーと同じだ。
故にロムは力強く否定する。
一度は死に、そして今度はこの狂気じみた殺し合いに参加させられた少女が一人は居る。
そんな許し難い事を現実としては認めるわけにはいかない。
両腕を組み、そう言い放つロムの姿には先程の戦闘で見せた様子の一片が垣間見える。
静かに燃やすは有り得ないことではあるが、あってはならない可能性への怒り。
それはカノンに痛いほど伝わり、一瞬でも馬鹿げたことを考えてしまった自分を悔やむ。
「竜宮島では皆が死んだ人間を悲しんでいた……あれは大事なコトだと思う。
でも、悲しみたくはないから、仲間に死んでほしくはないから皆は戦っていた……!」
竜宮島に来る前のカノンに死者を悼む習慣はなかった。
いつだって優先してきたのは命令だ。
フェストゥムに同化された仲間は撃てと言われた。
その命令に従い、実際に引き金を引いたことは何度もある。
勿論というべきかその時、仲間の死を悲しむという感情はなかった。
仕方ないから。命令だから。そんなことを自らに言い聞かせていた。
だが、竜宮島では全てが違った。
島の人達は島の住民総出で灯篭を海に流していた。
灯篭を流す意味はカノンにはよくわからなかった。
ただ、大事なことだとは思った。
灯篭流しの時に浮かべた皆の神妙な表情は今でも鮮明に蘇る。
あの光景はお世辞にも楽しいものではない。
だけども、必要なものではあるとカノンは強く思う。
死んでしまえば何もかも終わり。
以前は追い求めたものであるはずなのに、今では逆にそれを避けることが目的となっている。
自分の変化に戸惑いを覚えないわけではないが、今に始まったことではない。
それは寧ろ逆にいいことだと思うのだから。
これからも竜宮島で生きていられるなら――少なくともそれ以上に、望むものはない。
「私も……皆のように戦いたい。私も生き残るために戦いたい。仲間と一緒に……絶対に生きて帰るために……!」
「なら――戦うしかない。カノン、君は一人ではない。俺が、そして何より仲間達がどこかに居る。
そうさ。その素晴らしい島に住む、君の掛け替えのない仲間達がな」
カノンはふと思う。
ロムの年齢は判らないが彼はきっと年上だろう。
日野道生とは違うタイプ。
しかし、頼りになる点は同じだ。
自分の言葉にロムは力強く頷いてくれる。
理解されることがこんなにも嬉しく思えるのはやっぱり慣れない。
同時に頼りがいのあるロムと出会えたこと幸運な事だと思いながらも、やがてカノンは答える。
確信をもって言える事を、どこかぎこちない笑顔をつくって。
「ああ……! 本当に素晴らしい島なんだ。そして皆も……私を受け入れてくれた皆も……!」
だけどもその笑顔はロムにはとても眩しいものに見えた。
◇ ◇ ◇
ロム・ストールはこの状況に対し怒りを忘れたことは一度もない。
有無を言わさずに自分達に殺し合いをしろなど狂気の沙汰だ。
しかもその中にはカノンのような子供も含まれている。
吐き気を催すほどの邪悪。
偉大な父より受け継ぎし天空宙心拳を極めるに最早理由は充分。
だが、自分一人ではいつか限界がくることだろう。
何故ならシャドウミラーの保有する戦力は図りしれない。
ギャンドラーすらも凌ぐ力――それも有り得ない話ではない。
少なくともこんな大掛かりな茶番を仕込めるほどの組織力を油断するわけにいかない。
(カノン・メンフィス、竜宮島……明らかにクロノス星とは違う。
奴らは別の星の人間すらも集めることが出来るのか……だが、そんなことは関係ない)
ロムとカノンは取り敢えずもう暫くは自機のチェックに時間を費やすことを決めた。
その後はカノンの仲間を優先に、共にこの殺し合いに反抗する志を持つ者を集めるといったようなものだ。
二人が少し時間を置いた理由。それは大部分はカノンの問題によるものだろう。
会場に送られて直ぐにテッカマンアックスに襲われたカノンは未だクストウェルに慣れていない。
モビルトーレスシステムという拳法家にはこれ以上ないシステムを積んだ機体だったロムは幸運の部類に入るに違いない。
故に、今は自分の機体のチェックを行っているカノンの背中を見やりながらロムは一人思考にふけている。
薄々と感じていた。カノンが話す内容はクロノス星とは矛盾していることに。
だが、ロムは敢えて口にはしなかった。
今考えることはそんなことではない。
(テッカマンアックス……奴はラダムと言っていた。
おそらくはそれが奴の属する組織……もしくは奴が束ねる組織か。
ならば俺が潰す。ラダムも、そしてシャドウミラーもこのロム・ストールが叩き潰す!
己が欲望のために他者を軽んじる者達を……俺は許さん!)
自分と互角の戦いを繰り広げたテッカマンアックス。
彼は殺し合いに乗ることになんら抵抗がなかったように見えた。
ならば倒す。何があろうとも。
しかし、倒すべき存在はアックスだけではない。
残念ながらアックスのような参加者はまだ居ることだろう。
彼らが他者に害を為すまえに、なんとしてでもこの手で仕留めなければならない。
(死なせたくはないな。このカノンという少女を、竜宮島の子供達は一人も……)
またやるべきことは倒すだけではない。
護る。この場で散らせるべきではない命はなんとしてでも護る。
カノンにはどこか自分の命を軽く見ているような節があるのは気になっている。
しかし、それもカノンの話を聞けば幾分かは得心がいった。
カノンの話からはいかに彼女が竜宮島に大事なものかを知ったのだから。。
それはカノン自身が伝えようとしたものよりもずっと深い。
嘘を含ませることなく必死に想いを綴ったカノンの意思は確かにロムへ届いた。
カノンを受け入れた、竜宮島の仲間達の温もりは称賛に値するものだ。
そして竜宮島の人間達の生きるための戦いを、ロムは邪魔するつもりはない。
だからこそ許せないと強く思う。
竜宮島の人間だけでなく、ユーゼスという男も含めて多くの人生に横やりを入れたあのシャドウミラーは断じて許せない。
戦意は充分。たとえどんな悪がこようとも負けるつもりなどない。
だが、ロムには気がかりなことがあった。
(剣狼が俺に応えないのはわからない。しかし、剣狼の導きがなくとも俺にはやるべき使命はわかっている。
ならばそれに従えば何も問題はない)
クロノス族に伝わり、父より託された剣狼と呼ばれた一本の剣。
その剣は稲妻や烈風などの森羅万象を生み、更にはロムに無限の力を齎す。
ケンリュウ、そしてパイルフォーメションを経て最強のマシンロボ、バイカンフーへの合身が行われる。
しかし、普段であれば時空を越えてでもやってくる剣狼をここでは呼び出すことが出来ない。
これでは満足な力が出せないのは事実だ。
されど何も無力だというわけではない。
ふいにロムは見やる。
そこにはロムに支給された機体が膝をついている。
キング・オブ・ハートと呼ばれる最強の格闘家が操りし機体。
言うなれば太陽の戦神機――ガンダムと呼ばれし機体だ。
(神を名乗るなどおこがましいとは思うが……使わせてもらうぞゴッドガンダム)
未だゴッドガンダムについて知っている事は少ない。
しかし、一度乗っただけで理解出来た。
間違いない。この機体は自分と似た男が使っていたと。
同じ拳法家だからこそわかるのだろう。
ゴッドガンダムのコクピットには微かな火が残っていた。
それは物理的に見えるものではなく、言うなれば極限まで燃やした炎の篝火だ。
確かにそれは感じられ――そして力強いものだった。
あの感触を思い出し、ロムは無意識に両腕を握る。
(俺の分身として、この殺し合いに鉄槌を下す……その瞬間までは。
神という名を持つ以上、悪に負けてやるわけにはいかん……!)
その背中は実に広く、そして正義の味方に相応しすぎるものだった。
【ロム・ストール 搭乗機体:ゴッドガンダム】
パイロット状況:良好
機体状況:良好
現在位置:G-4 草原地帯
第1行動方針:カノンと行動する
第2行動方針:悪を挫き弱きを助ける
第3行動方針:真壁一騎、皆城総士、遠見真矢、春日井甲洋の保護
最終行動方針:シャドウミラーに正義の鉄槌を与える】
※羽佐間翔子は同姓同名の別人だと考えています。
【カノン・メンフィス 搭乗機体:クストウェル・ブラキウム(スーパーロボット大戦J)】
パイロット状況:良好。
機体状況:良好
現在位置:G-4 草原地帯
第1行動方針:ロムと行動を共にする
第2行動方針:竜宮島の仲間と合流する
最終行動方針:仲間と一緒に竜宮島に帰還する】
※羽佐間翔子は同姓同名の別人だと考えています。
【一日目 08:00】
最終更新:2010年01月24日 19:30