さよなら       さくらまいちる      ことばにできないおもいは
ただただ       はるのなみだは      なみだにかたちをかえて
ただただ       とめどなく        こぼれるのでしょう
いとしきひびよ
           しゅうでんまぎわ     さよなら
ずっと        ちかてつの        ただただ
わすれないだろう   ほーむにひびく      ただただ
ぼくはきみを     あなうんす        いとしきひびよ

すりへったくつぞこ  おくばで         にどと
ゆうぐれのまち    かみしめる        もどらぬひびよ
あおぎみたそら    こどくなよる       ありがとう
あかねいろ
           なにもいわず       さよなら
ひにやけた      ふきぬけたかぜ      ただただ
なかまのかお     びるのすきまに      ただただ
よみがえる      ほそいつき        いとしきひびよ

なにかがおきそうな  あたりまえのように    ずっと
きざしもなく     くりかえしのまいにち   わすれないだろう
だれかにかわれる                ぼくはきみを
はずもなく      なつかしいうたが
           きこえてきた       うしなった
あたりまえのように  おもいでが        ぺーじは
とおりすぎた     かけめぐる        どれくらい
まいにち                    またよるがやってきて
           うつりゆくきせつを
はなればなれに    こくこくときざむ     のこされた
なることは      とけいのはりは      よはくは
ふしぜんな      とまらないけれど     どれくらい
ことじゃない
           いのちは         またあさはおとずれる
あたまで       はじまったときから
わかってても     ゆっくりおわっていく
こころがきみを    なんてしんじない
おもってしまうよ
           ぼくがいきるきょうは
さよなら       もっといきたかっただれかの
ただただ       あしたかもしれないから
ただただ
いとしきひびよ
最終更新:2022年11月18日 22:53