昼寝をする
これは短眠を行って、授業中や仕事中に眠くなってしまう事への対処でもあります。
昼休みなどの時間を使って、15分だけ仮眠をとるようにします。
机の上に突っ伏した状態でも良いですし、可能なら寝転がってしまうのも良いです。
これだけで、午後からの眠気が全然違いますし、作業効率も大幅にアップします。
また、この仮眠を行うことで、夜の睡眠の質をアップ(深く眠る)ことへも繋がります。
深く眠ると言うことは、短い時間でよい、つまり短眠につながるわけですね。
ちなみに完全に寝入ってしまう事を防ぐために、仮眠前にカフェインをとると良いようです。
適度な運動
熟睡を得るためには、昼間におく体を動かしておくことが効果的です。
例えば、通勤で電車を使う方は一駅分歩いてみる。
エスカレータを使わずに、階段を上る。
車通勤を、自転車通勤に変えてみる。
など、短眠法で早起きしておけば、朝の時間にゆとりもあるはずなので
ちょっと家を早く出てみて、実行していけばよいと思います。
私の場合、短眠を初めてから(といっても、まだ6時間睡眠がメインですが)
体も少し元気になったようです。
週1、2回はインラインスケートをして体を動かしているのですが
運動中して、夜遅く帰っても、次の日すっきり起きられるんです。
短眠していても、起きられる日が結構ありました。
元気になる → 眠りの質が上がる → 短眠がよりよくできる
よい循環がうまれます。
自律神経を整える
朝は、交感神経を刺激して目を覚ます。
夜は、副交感神経を活発にしてリラックスする。
それぞれ、どういった方法があるか説明します。
わたしの場合は、朝起きたらまずシャワーを浴びています。
温度は少し熱いと感じるくらいです。わたし自身、完全に夜型人間と化していたので
朝起きるのは非常につらいのですが、このシャワーは効きます。
目が覚めてきます。で、早起きをした分、何かしようと意欲が湧いてきます。
次に、副交感神経です。
これも入浴が効果的です。
朝とは逆に、少し温めのお湯につかります。
ここで、注意なのですが、シャワーでは駄目です。一日の終わりにシャワーだけなのと
入浴してるのとでは、快眠の度合いが全然違います。
疲れをとって、熟睡、快眠のためには、入浴が良いです。
が、わたしはシャワーだけで済ます習慣がなかなか治らずに実践できずにいます・・・
しかし、効果の違いは朝起きたときにわかります。効きます。
起きる時間を決めてしまう
短眠法を実践して行くにあたって、例えば8時間睡眠だった人が
いきなり3時間にするというのは、かなり厳しいことです。
ですので、8時間 → 6時間 → 4時間半 → 3時間
と、段階的に減らしていきます。
このとき、気をつけるのが、起きる時間は一定にするということです。
起きる時間を決めておいて、寝る時間で調整していきます。
忙しくて不規則になってきても、起きる時間は変えないようにします。
疲れていて、どうしても長く眠りたいときは、寝る時間を早くします。
朝起きる時間を同じにすることで、体のリズムが作られていきます。
二度寝をしない
短眠の最たる敵は、二度寝にあります。
でもよく考えてください。二度寝しても、結局起きるときは辛いはずです。
もう一度寝た分、すっきり起きられたことありますか?
ようは、短眠しても、二度寝してもあまり変わってないことを意味しています。
というより、短眠したほうが、すっきり起きられたりするのです。
短眠を目指すなら、「起きる」をがんばるよりも
「二度寝しない」をがんばりましょう
寝起きのだるさは、脱水症状が原因であることが多い
* 食事はよく噛み、量は少なめにする。大量の食物を消化すると内臓が疲れ、それを回復させるために睡眠が長くなる原因になる。少食は短眠の基本である。
* 寝る前2時間以内には食事をとらない。消化が行われていると身体は睡眠に集中できない。
* 寝る2時間ほど前に軽い運動をする。適度な疲労により寝つきをよくする。
* 日中に軽い仮眠を取る。例えば昼休みに20分の昼寝など。仮眠は短時間で大きな休息効果がある。
* 睡眠時間は一気に縮めるのではなく、徐々に縮めてゆく。
* 起きる時間は決めて生活にリズムを作る。
短時間睡眠は起きていられる分だけ自分の好きに時間が使えるというメリットがあるが、それにより健康を損なっては本末転倒である。実践には十分な注意を要する。
最終更新:2008年09月07日 05:33