主スイート

通じた思い

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tamaki_king

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だれでも歓迎! 編集
「豚さん(←しつこいようだが違う)・・・・かわいいーなー」
有利は今朝グウェンダルにもらったぬいぐるみを頬にすりすりとしていた
「ね、そう思わない?コンラッド」
「えぇ・・・そうですね」
有利を思うっているコンラートからすると
好きな人の口から他の男のことが出てくることは嫌なことだ
しかもあろうことか、愛しの有利は
グウェンダルにもらったものを肌にすりつけている 
有利はぬいぐるみをもって立ち上がる
「陛下どこへ?」
「ちょっとグウェンダルのところへ」
「っ!!」
「どうしたの?」
「・・・・いえ、何でも・・・・それで・・・何をしに??」
「このぬいぐるみのお礼をしにいこうと思って」
「私もついていきます」
「え?いいけど・・・」
有利はぬいぐるみを片手にグウェンダルの部屋へと向かう
「グウェンダル、いる?」
ドア越しに話しかけるが無言だった
「あれ?いないのかな・・・」
ドアを開けてドアの間からひょっこりと顔をのぞかせると
編み物をしているグウェンダルがいた
「いた」
中に入っていく
「何か様か」
「あぁ・・・その・・・今朝はありがとうな」
「別に俺をされるようなことはしていない」
「ほら、これ・・・・豚さんのぬいぐるみをくれたじゃん・・・」
「クマさんだ・・・」
「え?なんか言った?」
「別にそれは失敗作だから・・・・別にイラン」
「・・・そうか・・・取り合えずありがとうな」
「陛下、そろそろギュンターがくる時間ですよ」
「うわぁ・・・・そうだった・・・」
「きっと今鼻水をたらしながら場内を駈けずり回っていますよ」
「う゛・・・・・ありえそう・・・・とっ、とりあえずありがとう。」
「早く行け」
「うん」
有利はコンラートとともに廊下を歩いていると遠くから
案の定鼻水をたらしておお泣きのギュンターが走ってくる
「うわぁー・・・・・壮絶美形が台無し・・・・・」
「・・・・ですね・・・・・」

 


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