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だれでも歓迎! 編集
好きだといったのは俺からだった

朝いつものように遅刻してしまった俺は雲雀さんに生徒手帳を持っていかれてしまった

でも嬉しかった

また雲雀さんにあえる口実が出来たから

ほら来た

雲雀さんは俺に応接室にっていった

放課後に応接室に行くと雲雀さんは机に向かって生類を見ていた

声をかけると雲雀さんの顔が上がって目が合う

「あの・・・・」

俺の言いたいことがわかったのか生徒手帳を投げられて見事に顔でキャッチしてしまう

「もう帰っていいよ」

「・・・・・え・・・」

帰っていいといわれてちょっと同様した

何故ってもうちょっと話したかったから・・・

何・・・って目で見られる

「あの・・・・」

俺、好きなんです

雲雀さんがずっと前から・・・

好きだったんです


言えた、やっといえた

俺の気持ちを伝えられた

でも雲雀さんの表情は眉毛一つ動かない

口も開いてくれない・・・

嫌われたかな?いや、前から嫌いか・・・

それじゃ、気持ち悪いって思われた?男なのに・・・・

応接室は無音・・・・

何もいってくれない雲雀さんに、

ここで何もいえない自分にだんだん悲しくなってきた

顔がだんだん下がっていく

視界が地面になる

でももう戻れない

いってしまったから、この気持ちを伝えてしまったから


キィ――ン

キィ――ン

きれいな音・・・・

何処から聞こえてくるのかわからないけど

無音だったはずの応接室に音が響く

しばらくその音に聞き入っていたら

「っ・・・・・!!??」

突然頭が痛くなる

痛い・・・・あぁ・・・・・っ・・・・!!

体が重くなってひざを地面につくと
音は次第に小さくなっていった

そこで気がついた

あぁ、これ俺の頭の中で聞こえてたんだ・・・・ 

やっぱり、俺には時間は残されていないの・・・・?

この音は俺の時間を奪っていく音

綺麗な音ほど
怖い
恐ろしい

もう俺には時間が無い


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