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好きだから

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『綱吉君はあの男のどこが好きなのですか』
『ツナ、雲雀は止めとけお前が傷つくだけだ』

ずっと昔骸と、リボーンに言われたとことがある
骸は俺が恭弥さんと付き合い始めたといったら、
ずっと俺が好きだったって言ってくれた
その気持は素直に嬉しかったし、ありがとうと言ったら
その後意味深げに、止めておきなさいと言われた

リボーンも同じだ、付き合い始めは良かった
同棲をしたいといったら、猛反対された

俺が傷つくて?そんなのありえないよ、だってこんなに愛し合ってるんだもんって、俺にとって雲雀さんと一緒に入れないことの方が傷つく

なんでみんなしてそんなに恭弥さんと一緒になることを否定するんだよ
俺達こんなに愛し合ってるのに
男同士だから?
でも、恭弥んは最初俺に告白してくれた時男同士だからとか、そんなの関係ないって、性別なんて愛の前ではどうでもいいことなんだって、言ってくれた

実際一緒に住むようになって俺はこれまで以上に幸せな人生を歩むことが出来たし、恭弥さんと喧嘩をしても、絶対に雲雀さんは俺の傷つくようなことは一切しなかったし、大切に扱ってくれた

でも、やっと分かった
2人の言っていたことがやっと分かった

性別は関係ないと信じてきた
好きだから
でも、それ以上にやっぱり俺は性別にはかなわない

女の人には勝てないよ
どう足掻いたって、俺は男で女の人には馴れない
俺よりもふくよかな胸を持って、可愛くて、綺麗で、柔らかい物腰
堂々と世間様の前で手をつなぐことが出来て、愛を誓い合うことが出来る

どうやって勝てると言えるのだろうか、
勝てるわけがない
相手は女の人だ

好きだから・・・・その一言で済ませることが出来たならどんだけ楽だろう
好きだから・・・・そのいとことで割り切れることの出来る簡単な思考回路を持っていたなら、俺は今でも幸せに暮らせていたのだろうか?

俺は恭弥さんが好きだ
他に好きな人がいようと
俺恭弥さんは言っていた

『綱吉が幸せなら、僕は幸せだ』

それなら、

「俺は、恭弥さんが幸せなら幸せです」











俺はその日、車のカギをもって家を出ました
これ以上ここにいたら俺が押しつぶされそうで辛かったから



 

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