必要事項のみを記載した書類を持って今日も応接室へ向かう
部屋を二回ノックすればすぐに返事が返ってくる
・・・・はずだ
・・・・はずだ
しかし今日は何故か返事がない
この部屋の主は今外出中だろうか
そう思い書類だけでも置いておこうと思いドアのノブをひねり中へ体を進ませた
しかし、そこには主が居た
この部屋の主は今外出中だろうか
そう思い書類だけでも置いておこうと思いドアのノブをひねり中へ体を進ませた
しかし、そこには主が居た
「委員長いらっしゃったんですか。あの書類を届けに来ました」
「・・・・」
「委員長?」
「・・・・」
「委員長?」
いくら話しかけても主は窓の外を眺めて返事をしてくれない
もしや自分は彼の気に障る事をしてしまったのだろうか
少し心配になり委員長の机に書類を置くと委員長の目線の先を見てみた
もしや自分は彼の気に障る事をしてしまったのだろうか
少し心配になり委員長の机に書類を置くと委員長の目線の先を見てみた
委員長が眺めているのは校門前
当然ながら今は授業中だ
そのためそこには通行人が前を通るだけで生徒の姿はない
当然ながら今は授業中だ
そのためそこには通行人が前を通るだけで生徒の姿はない
「あの、委員長どうかなされましたか」
「・・・・・、さっきまでそこに沢田が居たんだ」
「はぁ・・・・沢田、ですか。あの一年の?」
「そう、居たんだ」
「・・・・・、さっきまでそこに沢田が居たんだ」
「はぁ・・・・沢田、ですか。あの一年の?」
「そう、居たんだ」
いったい全体沢田綱吉がどうかしたのだろうか
「沢田が、どうかなされましたか?」
「なんかあの子って、こう、ふわふわしてて・・・・可愛い、よ・・ね///」
「なんかあの子って、こう、ふわふわしてて・・・・可愛い、よ・・ね///」
わが耳を疑った
今委員長は可愛いと、言ったのだろか
疑問に思い委員長の顔を見てみるとほのかに赤く色ずいている
今委員長は可愛いと、言ったのだろか
疑問に思い委員長の顔を見てみるとほのかに赤く色ずいている
ま、まさか・・・・
いや、しかし・・・委員長は草食動物が大嫌いであって・・・
ましてやあの弱そうでいつも群れを作っている・・・・あの
沢田に、委員長は・・・・
いや、しかし・・・委員長は草食動物が大嫌いであって・・・
ましてやあの弱そうでいつも群れを作っている・・・・あの
沢田に、委員長は・・・・
「なんか、こう可愛いからついギュってしたくなる・・・・そう思わない」
「えっ、いっいえ・・・私は・・・・」
「前廊下ですれ違った時何故だが思わず抱きしめたくなって、ギュってしたら、泣いちゃって・・・本当に、なんなんだろうね。もしかして母性本能?否、でも僕は男だから・・・父性本能・・・・かな。あの子なんか危なっかしいから・・・」
「えっ、いっいえ・・・私は・・・・」
「前廊下ですれ違った時何故だが思わず抱きしめたくなって、ギュってしたら、泣いちゃって・・・本当に、なんなんだろうね。もしかして母性本能?否、でも僕は男だから・・・父性本能・・・・かな。あの子なんか危なっかしいから・・・」
父性本能??
可愛い、ギュってしたくなる・・・・・
可愛い、ギュってしたくなる・・・・・
間違いない、委員長は恋をしてらっしゃる!!!
「あの、委員長それは・・・父性本能ではなくて、おそらく恋だと思われます」
「!?恋!!??」
「はい、抱きしめたくなったり、可愛いと思ったり、触ってみたくなったり・・・・そういうのはきっと恋だと思います」
「草壁、君詳しいね。恋したことあるの?」
「えっ////ま、まぁ・・・・」
「・・・・ふーん・・・・恋、ねぇ・・・・こ、恋////」
「!?恋!!??」
「はい、抱きしめたくなったり、可愛いと思ったり、触ってみたくなったり・・・・そういうのはきっと恋だと思います」
「草壁、君詳しいね。恋したことあるの?」
「えっ////ま、まぁ・・・・」
「・・・・ふーん・・・・恋、ねぇ・・・・こ、恋////」
うわぁー委員長が照れてらっしゃる
貴重だ、
凄い、恋の力!!
貴重だ、
凄い、恋の力!!
「委員長!!」
「何?」
「私は委員長を応援します!!」
「え、」
「頑張ってください!!」
「何?」
「私は委員長を応援します!!」
「え、」
「頑張ってください!!」
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