「あっ・・・」
ひぃー!!
雲雀さんと目が合ってしまったぁぁ
雲雀さんと目が合ってしまったぁぁ
廊下を歩いているとき
廊下が静かになるのを感じて目線を先に延ばしてみると黒い学ランを羽織った雲雀さんがいた
廊下が静かになるのを感じて目線を先に延ばしてみると黒い学ランを羽織った雲雀さんがいた
道がだんだん開いていくのを見ておれもすかさず廊下の横に身をひそめた
しかし雲雀さんは俺の目の前を通過せずにいったんそこで歩みを止めたのだ
恐怖だけが渦舞う時間
とても長い時間に感じた
本当はもっと短い時間だったのかもしれない
とても長い時間に感じた
本当はもっと短い時間だったのかもしれない
そして雲雀さんは何も言わずに去って行ってしまった
「な、なんなんだ・・・・?」
一人廊下の隅で冷や汗をぬぐっていると遠くから獄寺君の声が聞こえる
「10代目―!」
「あっ、獄寺君。おはよう」
「あっ、獄寺君。おはよう」
獄寺君は家の用事で遅れてやってきた
そして今登校してきたらしい
そして今登校してきたらしい
「おはようございます10代目。あの、そんな隅っこにいらしてどうかなさったんですか?」
「えっ、あぁ、なんでもないよ。ほら、授業始まっちゃう、教室戻ろう」
「はい!」
「えっ、あぁ、なんでもないよ。ほら、授業始まっちゃう、教室戻ろう」
「はい!」
2人肩を並べて教室へ向かおうと視線を先に向けた時だった
前方の曲がり角からついさっき去って行ったはずの雲雀が角を曲がりこちらへと向かってきた
前方の曲がり角からついさっき去って行ったはずの雲雀が角を曲がりこちらへと向かってきた
向けられる視線は唯一つ
黒い瞳は綱吉だけを視界に入れて、こちらへと歩みを進めてくる
黒い瞳は綱吉だけを視界に入れて、こちらへと歩みを進めてくる
獄寺は気にすることないとさりげなく一歩綱吉よりも前にでて歩みを止めることはない
他のものは動きを止めて歩みを進めるは
雲雀恭弥と獄寺隼人
そしてその後ろに隠れるように付いていく綱吉
唯三人だけ
雲雀恭弥と獄寺隼人
そしてその後ろに隠れるように付いていく綱吉
唯三人だけ
獄寺と雲雀の距離が縮まり横をすり抜けようとした時
突然綱吉の腕をとられた
突然綱吉の腕をとられた
静かな廊下に獄寺の声が響く
「君も付いてきたければ、こればいい」
その一言を言うと掴んでいた腕を離し話した手で綱吉の手を取り握るとそのまま歩きだした
「あっ!コラっ、雲雀ー10代目の純白のお手をぉぉ!!」
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