「雲雀さんなんて大嫌いです!」
突然応接室にやってきた綱吉は僕の顔を見るなり突然そう言った
何故?
僕綱吉に嫌われるような事したっけ
僕綱吉に嫌われるような事したっけ
記憶をたどる
昨日は綱吉と手をつないでツナ吉の家まで綱吉を送って
そのまま帰って
そのまま帰って
朝は校門で挨拶して
抱きしめて、綱吉も恥ずかしがりながらも嬉しがってて・・・
抱きしめて、綱吉も恥ずかしがりながらも嬉しがってて・・・
それから、それから・・・・
分からない
綱吉に何故嫌われてしまったのか分からない
僕はまだドア付近で立ち止まったままの綱吉の側に行って綱吉の腕を掴む
「僕は好きだよ」
確かめるようにそうつぶやいて綱吉を腕に抱いた
そしたら、びくりと体が跳ねて僕の胸を押し返してきた
そしたら、びくりと体が跳ねて僕の胸を押し返してきた
「え、どうして・・・・?俺のこと?」
ボロボロとついには泣き出した綱吉
僕に思われる事がそんなに嫌なの?
僕に思われる事がそんなに嫌なの?
ねぇ
ガッと肩を強く掴んで僕はそのまま地面に綱吉を押し倒していた
「っ、イタッ!あぁ、違った、痛くない!!」
「そう、良い度胸じゃないか。もっと痛くして欲しいんだ」
「そう、良い度胸じゃないか。もっと痛くして欲しいんだ」
僕は噛み付くように綱吉の唇に口付けをしていく
もっと深く、深く
もっと深く、深く
唇を離しシャツの裾から腕を入れ突起をキュッと摘み上げる
綱吉が僕を拒むというなら今日は優しくなんてして上げられない
綱吉が僕を拒むというなら今日は優しくなんてして上げられない
「っ、ぃゃ!触らないで下さい雲雀さん!!」
「何故僕を拒むんだ!!綱吉っ!!」
「何故僕を拒むんだ!!綱吉っ!!」
僕は急性に綱吉の下着ごと剥ぎ取ると細い片足を肩に乗せて小さく主張するモノを手に握るとそのまま上下に抜いていく
「雲雀さんなんて大嫌いです!!」
耳元でそう言われて僕の手は止まり思考も止まってしまう
初めての涙を流した
初めて自分の涙を見た
どんなときも泣いたときも無かった
転んでも
大人に喧嘩で負けても
初めて自分の涙を見た
どんなときも泣いたときも無かった
転んでも
大人に喧嘩で負けても
でも、初めて愛した、心から愛した綱吉に拒まれて僕は初めて涙を流した
「いったい、どうして?僕は何をした?もしかして他に好きなやつが出来たの?それなら、ここに連れて来なよ!!戦ってどっちがいいか証明してあげるよ!」
「えっ、ちょっと雲雀さん??何で泣いてるんですか?」
「君が僕を拒むからだよ!!」
「拒むって、俺拒んでませんよ?」
「嫌いだって言ったじゃないか、僕なんて大嫌いだって!」
「・・・・っぷ、・・フフ、プハハハ」
「何?僕の無様な姿を見て面白い?」
「えっ、ちょっと雲雀さん??何で泣いてるんですか?」
「君が僕を拒むからだよ!!」
「拒むって、俺拒んでませんよ?」
「嫌いだって言ったじゃないか、僕なんて大嫌いだって!」
「・・・・っぷ、・・フフ、プハハハ」
「何?僕の無様な姿を見て面白い?」
キッとまだ涙のたまった目で睨むと綱吉はふにゃり優しく笑って、僕の首に手を回してそっと抱きしめられた
「可愛い。雲雀さん」
「意味分か「雲雀さんなんて大嫌いだ」
「っ、」
「大嫌いの対義語って分かりますか?」
「大、好き・・・・」
「そうです。お仕事ばかりじゃなくて、たまにはちゃんとカレンダーでも見てください」
「はぁ?カレンダー?」
「はい、今日は4月1日です。エイプリルフールですよ。今日は嘘をついても良い日。大嫌い、雲雀さんが大好きですよ」
「!!じゃぁ・・・」
「そうです。ごめんなさい。雲雀さんエイプリルフールだって知っているかと思っていました。だから、俺は貴方を知らずに傷付けてしまっていた。大好きです、雲雀さん!」
「意味分か「雲雀さんなんて大嫌いだ」
「っ、」
「大嫌いの対義語って分かりますか?」
「大、好き・・・・」
「そうです。お仕事ばかりじゃなくて、たまにはちゃんとカレンダーでも見てください」
「はぁ?カレンダー?」
「はい、今日は4月1日です。エイプリルフールですよ。今日は嘘をついても良い日。大嫌い、雲雀さんが大好きですよ」
「!!じゃぁ・・・」
「そうです。ごめんなさい。雲雀さんエイプリルフールだって知っているかと思っていました。だから、俺は貴方を知らずに傷付けてしまっていた。大好きです、雲雀さん!」
綱吉からの触れるだけのキス
また涙が流れてそれをそっとふき取られる
「綱吉、綱吉、僕の事嫌い?」
「はい、雲雀さんなんて大嫌いです」
「はい、雲雀さんなんて大嫌いです」
また強く抱きしめてお互いの熱を共有する
嘘つきの裏腹に秘められた思いは
僕に対する綱吉からの熱い思いだった
僕に対する綱吉からの熱い思いだった
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