「10代目!おはようございます!!」
「つな~起きてるか?」
「つな~起きてるか?」
朝っぱらから元気に声を張り上げる自称右腕獄寺と呑気な声を出す山本は朝、衝撃的な場面を目にすることになった
開け放た先にはベッドで2人の男の間で上半身裸で眠る綱吉
2人の男は綱吉の体に密着していて、綱吉が動くことさえ困難な程に密着している
2人の男は綱吉の体に密着していて、綱吉が動くことさえ困難な程に密着している
この2人は完全に勘違いしている
獄寺は言葉も行動も全て怒りを表しているがそれと対照的に苦笑いをしてただ立ちすくしている山本
しかし、その目は決して笑ってはいなかった
獄寺は言葉も行動も全て怒りを表しているがそれと対照的に苦笑いをしてただ立ちすくしている山本
しかし、その目は決して笑ってはいなかった
そして、獄寺の煩い声でいち早く目を覚ましたのが雲雀恭弥
そしてそれに次いで目を覚ましたのが六道骸
そしてそれに次いで目を覚ましたのが六道骸
綱吉は未だに夢の中
「おやおや、朝から煩いですね~犬」
「煩い、僕と綱吉の安眠を妨げないでくれる、駄犬」
「うっせー!2人そろって俺を犬呼ばわりすんじゃねー!特に、骸!!房頭のテメーだけにはいわれたかないんだよっ!」
「まぁ、まぁ。あのー一ついいっすか?何で先輩達がツナの部屋で・・・しかも、ツナは上の服着てないんっすか??返答によっては、俺さすがに黙ってられないっすよ」
「煩い、僕と綱吉の安眠を妨げないでくれる、駄犬」
「うっせー!2人そろって俺を犬呼ばわりすんじゃねー!特に、骸!!房頭のテメーだけにはいわれたかないんだよっ!」
「まぁ、まぁ。あのー一ついいっすか?何で先輩達がツナの部屋で・・・しかも、ツナは上の服着てないんっすか??返答によっては、俺さすがに黙ってられないっすよ」
二コリと目を細めて笑う山本
しかし、やはり笑っていない
しかし、やはり笑っていない
つりあがる口角
握られるこぶし
額に浮かぶ青筋
握られるこぶし
額に浮かぶ青筋
完全に返答次第で戦闘モードになりそうな勢いだ
「ったく、だから脳みその小さい君たちなんて大嫌いなんです」
「そうだね。同意見。思考回路が単純すぎて笑えるよ」
「そうですね。僕たちは綱吉君に嫌われるようなことをするほど馬鹿じゃないですよ。」
「上半身裸の綱吉と一緒に僕たちが一緒に寝ていたら、よからぬ事があった、そんな単純思考でよく今まで生きてこれたね」
「うっせー!!黙れ!果たすぞ!お前らが、10代目に向けてる好意から考えたら、しかもテメーらみたいな理不尽なやつだから誤解されるんだぁ゛!」
「やれやれ、綱吉君。起きて下さい」
「こんなに騒音でも起きないなんて、君の神経図太いね。ほら、綱吉」
「そうだね。同意見。思考回路が単純すぎて笑えるよ」
「そうですね。僕たちは綱吉君に嫌われるようなことをするほど馬鹿じゃないですよ。」
「上半身裸の綱吉と一緒に僕たちが一緒に寝ていたら、よからぬ事があった、そんな単純思考でよく今まで生きてこれたね」
「うっせー!!黙れ!果たすぞ!お前らが、10代目に向けてる好意から考えたら、しかもテメーらみたいな理不尽なやつだから誤解されるんだぁ゛!」
「やれやれ、綱吉君。起きて下さい」
「こんなに騒音でも起きないなんて、君の神経図太いね。ほら、綱吉」
そういって頬をぺちぺちと叩く骸と雲雀
「んっ・・・」
「雲雀!骸!10代目の肌を叩くんじゃねー!」
「煩いなー」
「ちょっと、そこの山本武、そこのタオルでもそこの犬の口に放りこんでおきなさい」
「だから、俺を犬扱いすんじゃねー!って、無視すんな!!」
「まぁ、まぁ獄寺。ちょっとは落ち着けって」
「そんな黒いオーラを目でも見えるぐらい撒き散らしてるテメーにいわれたかねーんだよっ!」
「雲雀!骸!10代目の肌を叩くんじゃねー!」
「煩いなー」
「ちょっと、そこの山本武、そこのタオルでもそこの犬の口に放りこんでおきなさい」
「だから、俺を犬扱いすんじゃねー!って、無視すんな!!」
「まぁ、まぁ獄寺。ちょっとは落ち着けって」
「そんな黒いオーラを目でも見えるぐらい撒き散らしてるテメーにいわれたかねーんだよっ!」
「綱吉、いつまで寝てるの」
「もうお昼過ぎてますよ」
「えっ!!もうお昼過ぎてるの??」
「もうお昼過ぎてますよ」
「えっ!!もうお昼過ぎてるの??」
そう叫んで体を起こした綱吉は机の上にある時計に目をやってなんだ、とまたベッドに突っ伏し用とする
「ちょっと綱吉君、また寝る気ですか?」
「まだ、朝の7時じゃないかぁ・・・お昼過ぎてないし・・・。俺眠い」
「綱吉起きな、」
「まだ、朝の7時じゃないかぁ・・・お昼過ぎてないし・・・。俺眠い」
「綱吉起きな、」
そういって綱吉の体に手を回して綱吉を起こすが綱吉は既にまた眠りに入ってしまっていて雲雀の肩口に顔を埋めて眠っている
肩口で聞こえる綱吉の規則正しい寝息
腕に直接あたる綱吉の白い肌と温度
全てに酔わされそうになるのを我慢してがくがくと肩を掴んで揺らすと、薄眼を開いてなんですかーと寝ぼけた口調で雲雀に問いかける
腕に直接あたる綱吉の白い肌と温度
全てに酔わされそうになるのを我慢してがくがくと肩を掴んで揺らすと、薄眼を開いてなんですかーと寝ぼけた口調で雲雀に問いかける
いつもならもっとおどおどしているのに、寝ぼけていて口調もいつも雲雀に向ける口調とは違い、砕けた感じだ
それがまた新鮮で堪らない
それがまた新鮮で堪らない
骸はベッドの下に落ちていた服を拾い上げるとまだ寝ぼけている綱吉に服を手っ取り早く着せていく
「綱吉、いい加減起きないとかみ殺すよ?」
「んにゃっ!」
「んにゃっ!」
寝ぼけていてつい猫のような口癖になってしまった綱吉につい笑みがこぼれる雲雀、その笑顔をみた獄寺は・・・・
「ううぇっ、あの雲雀が笑った・・・。」
と、奇妙なものでもみたように顔を青くして口元を押さえた
山本はあの雲雀が笑ったぜ・・・・。とこれまた奇妙なものでもみたように目を点にした
骸はと言うと、こんなことはさも当たり前と言うように平常だ
山本はあの雲雀が笑ったぜ・・・・。とこれまた奇妙なものでもみたように目を点にした
骸はと言うと、こんなことはさも当たり前と言うように平常だ
「さて、やっと起きましたね。ほら貴方のお友達も着てますし、下に下りて朝食でも食べましょう」
「綱吉、寝癖付いてる」
「綱吉、寝癖付いてる」
未だに雲雀の手の中におさまっていた綱吉はマジかで見る雲雀の顔におどおどとしながらも雲雀の腕から這い出て、指摘された場所をちょいちょいと手で押さえてみる
「・・・・、まぁ大丈夫です。このくらいの寝癖。あまり分かりませんよ」
「そうですね、綱吉君の髪の毛はどこもかしこも跳ねてますからね」
「なっ!失礼な!!」
「可愛いってことですよ」
「はっ////何行ってるんだよ!!」
「そうですね、綱吉君の髪の毛はどこもかしこも跳ねてますからね」
「なっ!失礼な!!」
「可愛いってことですよ」
「はっ////何行ってるんだよ!!」
綱吉は山本と獄寺のもとへ駆け寄ると少し赤みが差した頬をぺちぺちと叩き2人の肩に手を添えて下の階へと下りて行った
部屋に残された雲雀と骸も服装を整えて3人の後を追った
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