主スイート

嘘だから、泣かないで―

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だれでも歓迎! 編集

幼稚園には俺が2人を迎えに行って家に帰りました
そして、玄関に入るとそこには既に雲雀さんの靴が

雲雀さんがいると分かった2人はすぐに中にはいり

「おとうたん、おかえりー」

と間違った日本語を使って雲雀さんにはぐ
手を洗いなさい、と言おうとした時

2人は爆弾を吐いた

「おとうたん、だいきらい!」
「りーおとうさんきらい」

え、聞いていた俺も雲雀さんも固まった
そして2人の背中にまわされていた腕がコトリ、地面に落ちた

そして沈黙

そして俺は気付いた、あぁーエイプリルフールだったよね
そして俺もそれに便乗

「雲雀さん、俺も雲雀さんのこと大嫌いです」
「・・・・・・・・・。」

突然雲雀さんは抱きついている我が子を引き離すと
俺のところに近づいてきて俺に抱きっ!!

「綱吉、僕を見捨てないで・・・・。君たちに見捨てられたら、僕・・・。ねぇ、教えて僕は何がいけなかった?2人に嫌われるようなことした?綱吉に、嫌われるようなこと、した??」

そういって俺の肩に涙が落ちた気がした

「わぁぁぁぁ!!ちょっと、雲雀さん、泣いてるんですかっ!??ご、ごめんなさいー言い過ぎました!!」
「いいんだ、僕が不甲斐ないから・・・」
「違うんです、誤解です!!今日はエイプリルフールです!さっきのは嘘です!」

そういうと雲雀さんは本当!?とぱぁぁと、顔を笑顔にして俺の肩を掴んで俺の顔を窺った

「当たり前ですよ。俺たちが雲雀さんを嫌いになるわけないですよ。大好きですよ。ねぇ、2人とももおとうさんの事好きだよね?」
「うん!」

そう笑顔で笑った2人に雲雀さんは安堵してまたきつく抱きついてきた

あぁ、ちょっとやりすぎたな
この人冗談通じない人だからなぁー。

でもかつてはあんなに理不尽だった彼がこうやって涙を出してまで俺たちに縫ってくれた雲雀さん。

嬉しいような、気恥かしいような・・・。

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