主スイート

貴方に届け6

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だれでも歓迎! 編集
次の日また雲雀は綱吉の勤めるカフェへと足を運んだ



そっとまた今日もカウンターへ付くと綱吉は荒いものをしながらいらっしゃいませーと、元気な声で答えた
まだ雲雀だとゆうことに気付いていないようだ


「冷カプチーノを一つ」
「はいっ!かしこま、・・・・あっ、雲雀さんっ!」

昨日の今日で緊張しているのか顔がだんだん赤くなっていく綱吉に雲雀はつけたす

「ハートを書いてお願いします」

そう言うと、さらに顔を赤くしていく綱吉に分からないようにクスリと笑った


綱吉は荒いものを後に回してカプチーノを作り始めた

その作る手元を見てみると若干震えている綱吉の手
それでもだんだん出来ていくハートに心を躍らせて綱吉はそれを手にもって持ってくるのを楽しみにしている


「可愛い」

つい口から零れた言葉
でも、真剣な綱吉の耳に届く事はなかった

そっと口を手の甲で抑えて気持ちを落ち着かせた


やがてテーブルにカプチーノを持ってきた綱吉はまたあの明るい笑顔で頬を赤らめておまたせしました、と一言

パタパタとカウンターの向こう側へと戻っていってしまった
カウンターの向こう側でまた荒いものを始めた綱吉の耳は赤く染まっている

そういえば、今日は用事があったのだと思い出した雲雀は手にもっていたカップをカウンターに置くと綱吉と声をかけた

それに顔を上げた綱吉は「はい、」とまた恥ずかしそうに目を逸らした

「今日この後よかったら僕の会社にきてみないかい?」
「えっ?会社、ですか?」
「そう、ちょっと付いてきて欲しいんだ」
「いいですけど・・・後一時間程もありますけど」
「いいよ、ここで君でも観察して待ってる」



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