青電話
- 主に街頭設置用に製造された。 ほとんどがダイヤル式。10円玉しか使えない。
■4号自動式公衆電話機
- 昭和28年(1953)登場
- 機器に記載の注意書きを見るとわかるが、「電話を掛けて相手が出るまで硬貨がいらない」のが大きな違い
- 当初は「ボタン付後払式」だったが、10秒以内なら無料になると言う欠点があり、改造された。
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
■5号自動式公衆電話機
- 昭和30年(1955)登場
- 当時の画像を見ると「5円硬貨」「10円硬貨」「100円硬貨」の3種類が使えたようだ。
■大型青電話機
- 昭和43年(1968)登場
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
■新型小型青電話機(676型)
- 昭和48年登場
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
大型青電話機の使い方
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黄電話
- 街頭設置用に製造された。 10円硬貨と100円硬貨が使えるが、100円硬貨でかけた時におつりはでない。
- 店頭設置の卓上式もあった
■大型ダイヤル式黄電話機(673型)
- 昭和47年(1972)登場
- 当初は青だったが、正式採用時に黄色になった。
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
■大型プッシュ式黄電話機(673P型)
- 昭和50年登場
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
大型ダイヤル式黄電話機の使い方
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■大型プッシュ式黄電話機(679P型)
- 昭和57年(1982)登場
- 基本的な機能は673型、673P型と同じで、特筆すべき点はプッシュダイヤル面が水平面と50度となりプッシュダイヤルをする際にダイヤル面が見やすくなった。
- この機種から停電時も一般通話が10円硬貨で可能となる。
- 硬貨は10円硬貨、又は100円硬貨が使用でき、一度に10円硬貨は5枚、100円硬貨は4枚まで投入できる。
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門司電気通信レトロ館収蔵品(撮影・掲載許可済)
グリーン系
■MC-1シリーズ(画像はMC-1PN)
- 昭和57年(1982)登場 1号機は数寄屋橋公園に設置された。
- 初代テレカ対応の大型公衆電話機。ほとんど撤去。青森の奥に1台だけ生存しているらしい。
- 2011年に長崎でも発見される!(こちらは屋内に設置されており第二種公衆電話扱い)
逓信総合博物館収蔵品(逓信総合博物館撮影・掲載許可済)
■ICテレホンカード対応機
- 平成11年(1999) に東京に登場。その後、全国各地に拡大したが平成18年(2006)をもって全サービスが終了。
- ICT-1~3の3機種があったが、ICテレホンカード自体が発売中止。 機器もすべて撤去済。
- まれにキャビネット等に「ICカード」等の案内があるが、中身の公衆電話はすべて取替済。
- 有名デザイナーの日比野克彦氏がデザインした。
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門司電気通信レトロ館収蔵品(撮影・掲載許可済)
おまけ
■緊急呼出機
- 青電話には非常通報ボタンが無く、110番、119番にかけるときには別に設置されているこれを回した。

