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おジャ魔女どれみ

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おジャ魔女どれみ

●6点 (ドッカ~ン) 
日曜朝八時半枠で4年間続いたシリーズの完結編。
まずダメ出し。いくらスポンサーとごたごたがあったからといって先々代がらみの話はだらけすぎ
こういった回をただノルマをこなすだけでなくしっかりとしたストーリに昇華するのがプロのはず
逆に良い話はトコトン良い。よく話題になるのが40話。美術と演出は神がかっているので一見の価値ありかと
この話に登場する「みらい」という名の女性は魔女になったどれみの未来の象徴
最後のカットはどれみが自分の未来を真っ直ぐ見据えることができるようになったことをよく表していて高評価。
要は最終回への布石というか暗示
完全に子供置いてけぼりの内容なのでお子様方にはお薦めできない
ED曲ははじめから最終回(=卒業式)を意識した曲になっており、「ありがとうさようなら」をマイナーキーのまま
明るめに書き直したような感じ。スタッフ狙いすぎ
その最終回は考えられる限りではおそらく最高の形であったと思う。その前の4話で魔女界や友人関係にきっちり
ケリをつけて、いざ最終回というところでもうひと波乱起こすあたりがいかにもどれみスタッフらしい
いい話だけ抜き出せば8点つけてもいいくらいだけど他が足を引っ張りすぎなのでこの点

●7点 (も~っと)
 5年生になりクラス替え+恒例の新魔女投入で一気にキャラが倍増した感がある3年目
 ハナ育て、クラスメイト話は今年も継続。第二次性徴や男女の違いといった
 小学校高学年ならではの題材を扱うことも
 母の日・父の日話には子供・大人両方へのちょっとしたメッセージが込められている
 今シリーズの核はやはり不登校・登校拒否問題を正面から取り上げた三部作かと
 スタッフの姿勢とどれみ世界ならではの解決法は大いに評価したい
 しかしその後の最終回までは消化試合
 あいこの両親再婚話に何の進展も無かったのとパティシエ試験の回のだるさはやや不満
 どれみの妹ぽっぷが小学生になったことでそっち方面の話が組み立てやすくなったのか出番が無印並に増えている
 今年も40話(芋掘り)が良い出来。二年目の貫禄というか、みんな母親面が板についている
 ♯ラストからの反動かドタバタが多い今シーズンであった。極めつけは37話(妖精ストライキ)と46話(魔法忘年会)
 いろいろ盛り込みすぎな割にはいらん話(13話etc)があったりとなにやらごたごたしているが
 主人公たちの成長がちゃんと感じられたのでまあいいか。
 子供置いてけぼりの回がほぼ皆無なのも良し
 OPがやけにハイテンションでカメラワークが面白かったり、曲中にギャグパートがあったり(お尻が~)
 おジャ魔女のOPは無印の頃から毎回スタッフの自信がありありと感じられる作りで期待できる
 クラスメイト話とパティシエ試験、ハナの野菜ギライ克服に忙しく、やりたくてももやれない話が多かったためか
 後に番外編ナ・イ・ショが作られた

●8点(#)
 前作のテーマ「人間が人間の力でできること」の延長で今回は子育て
 魔女の赤ん坊ハナを育てるのに魔法を使わず自分たちの力で育てようと決めるどれみたち
 フラワーショップで花を育てながらハナを育てるというくだらん駄洒落が成立してしまっている
 愛情を与える立場になって初めて親から受けた愛情に気付くというベタな展開で進んでゆく
 そういった親子愛、夫婦愛、姉妹愛が見事に重なり合ったのが第40話。素晴らしい出来だと思う。
 全体を通しては中盤~終盤の魔法使い界がらみの話で中だるみを感じた
 作画レベルは前作に比べぐっと良くなった感がある
 ラスト2話では親子ものではわりと敬遠されがちな「子供のために死ねるか」というテーマを扱っている
 こういったテーマに挑む姿勢は評価したいがそのおかげでラストがかなり重いものになってしまっている
 イノセントな世界観だけにこういったラストは感動を生むが諸刃の剣でもある
 子供向けアニメとしてのスタンスが崩れかけた危うい一瞬に見えた

●7点(無印) 
 東映アニメーションとしては実に15年ぶりのオリジナルアニメ
 東映伝統の魔法少女もので「ひみつのアッコちゃん」や「魔法使いサリー」の系統にあたる
 「悪」の無い理想的な世界で主人公たちの成長や友情を描いており、子供向け番組としての役割はしっかり果たしている
 大人の視聴に堪えるかどうかはその毒の無い仮空世界の物語に意義を見出すか次第
 「魔女の正体を見破ったがために魔女見習いになる主人公」「魔法堂で商売をしながら魔法修行」
 「魔女の進級試験」「クラスメイトがらみの話をほぼクラス全員分やる」
 など魔法少女ものとして真新しい点が目立つが最後のは高評価
 友達や家族の大切さを丁寧に説いている
 作画は可も無く不可も無く、技術的にハイレベルなことも特にやっていない(デジタル彩色は当時めずらしかったが)
 ドタバタのテンポは非常に良いので、キャラ萌えから入るとハマりやすい
 一方で感動系の話も多いのでイノセントな世界観が好きorキライで評価が+-2するか
 魔法ものではあるが描かれるテーマはそれとは逆の「人間が人間の力でできること」

●10点(ドッカーン 第40話「どれみと魔女をやめた魔女」)
 この回をやるために4年分のシリーズがあったようなもの。
 無邪気さが狂気に吸い寄せられる一瞬を、最先端のアニメーションで描いている。
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