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妄想代理人

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妄想代理人

●4点

精神的に追い込まれた人間を少年バットが襲う、わけの分からんアニメ
最後まで少年バットの正確な正体は明らかにされないので物足りなく感じる人もいると思う
監督のコメントによればそういうわけの分からんところを楽しんで欲しいそうだ

●1点
 なぜ「1点」か?あなたはそう思ったはずだ。事実、上の人は「8点」をつけている。
 いくらなんでも「1点」はないだろ、私怨か?そう思ったあなたはとりあえず聞いてほしい。
 ビデオ屋に駆けつけるのはそれからでも遅くはないはずだ。
 まず、公平を期していえば、いわゆる「駄作」ではない。それどころか、曇りのない眼で見れば、
 平均的なテレビアニメにおける本作の質の高さは、誰であれ納得のいくところであるに違いない。
 では、改めてなぜ「1点」なのか?それは、この作品には、あらゆる日本アニメの「負」の部分が
 満ち満ちており、その醜さが到底我慢の限界を超えているためにほかならない。
 迎合に迎合を重ねた本作品は、マスメディアで流布されるイメージの典型をなぞらずにはいられない。
 「バットを持った少年」。「気の狂った人間」。「弱い立場の人間」。「娼婦」。「多重人格」。
 「いじめられる少年」。「いじめる少年」。「ストレス」。「ロリコンのおやじ」。「援助交際」。
 これでもかこれでもかと盛り込まれるテーマ郡は、すべて想定範囲内におさまり、テレビジョンから
 伝達されるイメージ(「現代社会の病理」「切れる若者」などなど)を再伝達するにとどまる。
 日本アニメが、テレビジョンにおいて、子供向けであるゆえに、意識的であったものが、ここでは
 根こそぎ無視され、たんなる程度の低いワイドショーと成り果てている。推理的快楽をそれで得て
 いるだけより悪劣だ。もはや、いうべき言葉も見つからない。ただ、8話だけはそうした監督の
 無自覚の暴力に対して意識的に距離をおき、批評性を発揮している。その話とそれを支えたスタッフ
 だけが日本アニメの良心であり、このアニメの救いでもある。その話だけ見るべきだろう。
 監督は、「狂人」や「不条理」を描くことで評価を得ているらしい今敏。

●4点
 スランプで追いつめられていたデザイナーが金属バットで襲われた事件を
 発端とするサイコサスペンス。登場人物と事件が次第につながり出してゆく
 前半はおもしろいが後半はトンデモ世界に行き、見るに耐えられない展開
 をする。絵がすばらしいだけにもったいない。OPは必見。

●3点
 オムニバス形式で展開されるサスペンス。前半6点。後半のせいで3点。
 次第に各話の登場人物同士がリンクし、展開していくかと思われたが  途中から超常現象の世界に突入し(正確には最初からそうなんだろうけど)、
 完全に視聴者に意味の分からない精神世界へと話が飛んでしまう。
 最初の頃のサスペンスは面白かっただけにひどく残念なアニメ。
 視聴者の想像を飛び越える作品にしたかった?ようだけど
 娯楽作品としては変にひねらず、バレバレでも最初の頃の「連鎖的模倣犯」
 の方が良かった気がする。

●5点(前半8後半2)
 基本的に一話完結型なのだが、各話の内容や登場人物が微妙にリンクしており、
 自分の頭の中で年表や相関図を作りたくなる。
 推理好きにオススメのサスペンススリラーな前半。
 しかし後半監督お得意の仮想と現実ごちゃ混ぜワールドに突入し、
 視聴者が現実世界の枠で考えてきたことまで、まさにバットで叩き壊された気分になる。
 今まで推理してきた時間を返せと言いたいくらいに。
 それでも画や演出などのクオリティは素直にすごいと思った。
 本当に一話完結モノと捕らえればおもしろいかも。
 笑ゥせぇるすまんや世にも奇妙な物語みたいに。
 自殺サイトで知り合った爺さんと巨漢と少女の話がおもしろかった。

●2点
 前半は謎の少年が1話ごとにその話の中心人物をバットで殴っていく、
 その少年の不気味な感じがよかった。個々の話はそんなに悪くない。
 後半はなんというかグダグダです。謎の少年を除けば全て現実なのに
 変な変装してやたら凄い力出す人もいるし(完全に浮いてる)。
 まさに適当に作った感が滲み出てます。

 点数以外は>>88(下)とほぼ同じ感想。
 悪いことは言わん。見るのはやめとけ。

●6点
 クオリティは高いと思います。
 通り魔・少年バットの物語をを軸に1話ごとに作風を変え、
 色々実験的な試みに挑戦しているのもまた良し。
 ただ、そのために話がぶれ、全体として冗長な印象有り。
 しかし、なんと言っても最大の欠点はラストのグダグダ感。
 大風呂敷広げた分、真相に全く説得力がなくなっている。
 監督はスタートの時点でラストは考えずに作ったと
 言っていたが、ミステリーものを作るのにラストを考えずに
 スタートするのはいかがなものかと。
 個々のクオリティは高いだけに残念。
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