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超時空世紀オーガス

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超時空世紀オーガス-1983年-全35話- 監督:石黒昇 原作:スタジオぬえ チーフディレクター:石黒昇、三家本泰美  シリーズ構成:松崎健一

●2点
 時空振動弾の影響で平行世界がひとつの地球に集まってしまった世界、時空振動弾を
 使った事で特異点となってしまった主人公が様々な世界の住人たちの思惑を尻目に世界
 修復の旅に出るという話。
 折角平行世界の集合世界という面白い設定を持っているのにそれを生かしきれず、全編
 痴話げんかと認知問題だけで終わってしまった。
 主人公がこの世界にどうやって落とし前を付けるのかだけを楽しみに見てきたが、最終回で
 これまで見てきたことを後悔した珍しいアニメ。結局SFやロボットはお飾りで、マクロス
 でやりのこしたラブロマンスをやりたかっただけなのかもしれない。

●4点  
リアルタイマーのレビュー。オーガス02は未視聴。
「超時空要塞マクロス」のブレイクで続けと放送された「超時空」タイトル第二弾。
スタッフも、声優さんや原作SF設定ふくめ、マクロスとかなり重複。

平行世界や軌道エレベーター(大気圏外まで伸びたエレベーター)など、
オタクがほぼ90%SFファンだったオタク第一世代の影響を色濃く反映した
強くSFを意識した設定のアニメ。(当時はまだオタクという言葉はないが)

主人公のせいでさまざまな平行世界が、ひとつの地球の上に混ざってしまう。
混ざって二十年後のその地球にいきなり投げ出された主人公は、
生き残るひとつの世界を決定する力を持つため、拾われた一隻の商船の人々
(商業世界の人類)とともに、軍事世界の追跡(自業自得)と戦い、旅し、三角関係したりする。

主人公メカ変形や三角関係展開などは前作から継承したものの、主人公メカは
樽みたいな変わったデザインで、「板野サーカス」「アイドルソングがバックの戦闘」
などの大きな引きもなく、途中で劇場版マクロスの制作に重要スタッフが流れたせいも
あり、出来はかんばしくなかった。展開もまったりしてあまり山もない。
主人公にすべての責任があるのに、あまり責任も感じない、ものも考えない、
たらし系男なのも、視聴者にストレスを呼びそう。

当時流行ったくりぃむレモンの影響か、ロリメイドロボが出てきたり、わりとマジに
ベッドシーンがあったりもした。(そこは作画もいい。31話「チルドレン」)
ヒロインは今で言うツンデレ(いや、デレないな)で、商船世界の人類は
うなじから二本触手が生えた触手人なので、ヒロインも当然触手。触手ものでも
非常に珍しい、触手ギャル(触手は触られると敏感)。婚約者がいるのに初対面から
主人公に無理矢理唇奪われまくり。ヒロイン以外にもお風呂シーンとか多かった気が。

(以下ネタバレ)
地球はどうなるのかで引っ張っておいて「ラストは視聴者皆さんに任せます」エンド
なのも評価が低くなるかも。あとヒロインはH後、主人公の子を妊娠した。
第一話から主人公の夜這いではじまって、あとで出てくるレギュラーの
敵女エースパイロットは、そのとき出来た、成長した二十年後の主人公の子だったしな~。
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