超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
●8点
劇場版のタイトルを書いたが、TVシリーズ版を抜きにしては語れないと思う。
「少女マンガのように描線の細かい女の子が動く」、これは、
当時それなりに多くのアニメが量産されていた中にあって、いい年をした男子学生たちが
あえてこの作品を選んで集まるのに、十分な理由だった。そして、
バルキリーの変形やドッグファイトの駿足映像にもそれなりに舌を巻きつつ、月曜朝の学校で
一番最初に口にする挨拶は、「ミンメイ新曲出たね」だった(それも小声で)。
アニメが「萌え」の萌芽を嗅ぎつけ、急速にアンダーグラウンドへと沈潜していく
きっかけは、間違いなくこの超時空要塞マクロスにある。
その劇場版「愛・おぼえていますか」は、TV版を根こそぎ組み直し、作画も1から
新たに書き直して制作された。セルアニメ技術の粋を集めた贅沢な映像は、
まだ当分色あせることはないだろう。
作中では語られないことだが、この劇場版が、放浪中のマクロス艦内で公開上映された
映画作品であるという設定は、じつに気が利いている。
一方、作画レベルの極端なバラつきしか語られなくなったTV版だが、
それまでのロボットアニメの体育会系のノリとは異なる「軽さ」「チャラいかんじ」が
TV版にはあった。ちょうど今やっているアクエリオンの、あの感じだ。
劇場版のタイトルを書いたが、TVシリーズ版を抜きにしては語れないと思う。
「少女マンガのように描線の細かい女の子が動く」、これは、
当時それなりに多くのアニメが量産されていた中にあって、いい年をした男子学生たちが
あえてこの作品を選んで集まるのに、十分な理由だった。そして、
バルキリーの変形やドッグファイトの駿足映像にもそれなりに舌を巻きつつ、月曜朝の学校で
一番最初に口にする挨拶は、「ミンメイ新曲出たね」だった(それも小声で)。
アニメが「萌え」の萌芽を嗅ぎつけ、急速にアンダーグラウンドへと沈潜していく
きっかけは、間違いなくこの超時空要塞マクロスにある。
その劇場版「愛・おぼえていますか」は、TV版を根こそぎ組み直し、作画も1から
新たに書き直して制作された。セルアニメ技術の粋を集めた贅沢な映像は、
まだ当分色あせることはないだろう。
作中では語られないことだが、この劇場版が、放浪中のマクロス艦内で公開上映された
映画作品であるという設定は、じつに気が利いている。
一方、作画レベルの極端なバラつきしか語られなくなったTV版だが、
それまでのロボットアニメの体育会系のノリとは異なる「軽さ」「チャラいかんじ」が
TV版にはあった。ちょうど今やっているアクエリオンの、あの感じだ。
●8点
ロボット、アイドル、三角関係が巧みに組みあわせて料理されたSFラブロマンス。
宇宙から落下した謎の超巨大宇宙船をマクロスとして甦らせた地球人。
否応なしに戦いに巻き込まれてゆくマクロス。一人のパイロットとアイドルの出会い、
そして物語がはじまる。
SFラブロマンスの骨格はそのままにテレビシリーズとは異なった設定のオリジナル
ストーリーとしてうまく仕上がっており、ありがちなTV版の総集編にはなっていない。
板野サーカスと呼ばれた戦闘シーンの描写も見物。
ロボット、アイドル、三角関係が巧みに組みあわせて料理されたSFラブロマンス。
宇宙から落下した謎の超巨大宇宙船をマクロスとして甦らせた地球人。
否応なしに戦いに巻き込まれてゆくマクロス。一人のパイロットとアイドルの出会い、
そして物語がはじまる。
SFラブロマンスの骨格はそのままにテレビシリーズとは異なった設定のオリジナル
ストーリーとしてうまく仕上がっており、ありがちなTV版の総集編にはなっていない。
板野サーカスと呼ばれた戦闘シーンの描写も見物。