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発明BOYカニパン

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発明BOYカニパン -1998年-全31話- (監督)石踊宏 (原作)ビー・ネット、えん

●7点
 「発明家」が、その世界を支えるステータスとされる世界を舞台に、A級発明家を目指す
 少年カニパンの活躍を描くSF作品。原作無し、美形美少女無し、タイアップ無し、玩具販促無し、
 著名なスタッフも無しと、一体何を目的にして企画が通ったのかも謎だらけの作品。
 二頭身キャラクターや丸みのあるメカデザイン、ロボットならぬ「ロボト」や「なかよし回路」
 と言った名称・設定は一見チープに思われるが、「人間と自意識を持つロボットとの友情」
 と言うテーマを子供に馴染みやすく描く為のアイデアと見れば、これらが見事にその目的を
 果たしていると言える。インターフェイスロボトという設定も地味目に面白いアイデアだと思う。
 序盤はかなり味気ない展開が多いが、次第に良質な演出・脚本が出始め、チュロス博士を
 はじめとする名物キャラの登場や後半の展開を握る秘書の覚醒、「こんな事もあろうかと」の
 一言で強引な展開を次々押し通そうとする発明家一同の暴走等、様々な方向でお遊びが始まり
 スタッフがこなれて行くので、見る場合は根気良く付き合う事が必要。
 あの絵でさらに作画が崩れる痛い回がままあるのと、なぜか「ゲンジ通信あげだま」のBGM
 (しかもOPのインスト)をそのまま使ったりと妙な要素もあるが、それもまた「味」と言った所か。
 そう考えるとカウボーイビバップの後番組というのも味の一つかも。と言うわけで珍味が好きな方に。
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