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KURAU Phantom Memory

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KURAU Phantom Memory

●7点
 SFヒューマンドラマ。
 多忙な父親と暮らすクラウは、誕生日のお祝いとして父親の勤める研究所の
 見学につれていってもらうことになった。そして実験中に事故がおこり
 クラウの体は分解、再構成され特殊な力を持つようになる。再構成した
 クラウは姿はそのままなのにリナクスという別の存在になっていたのだった。
 それから10年の歳月が流れ物語がはじまる。
 地味にすすむ話で超能力アクションものだと期待して見ると落胆するだろう。
 この作品は親子の愛情や、人を想い大切にしたいという気持ちの存在を
 気付かせてくれる。あなたには命をかけて守ってあげたい人がいますか?
 残念なのは最終話が冗長ぎみで視聴後の印象が薄まっているように感じる点。
 最終話のエピソードをうまく分散できなかったものだろうか?
 OP/EDは名曲。

●4点
 ボンズの最新作。
 序盤3回を見る限り、他と一線を隔すキャラクターデザイン、
 そして物語を包む独特の雰囲気は大いに期待をさせられた。
 特別な力を持ち、それを狙う者たちの手から逃げるという、
 ストーリー的には王道もの。それをどう料理していくのか。だったのだが・・・。
 こちらは実に悪い意味で裏切られた。
 ストーリーは序盤こそよかったものの、中盤以降は序盤と同じことを繰り返すばかり。
 さらに物語背景に関してもうまく広げられず
 逆にストーリーの厚みを奪っていった感がある。
 また、中盤以降からも新しいキャラクターを登場させ、
 ストーリーに変化をつけようとしていたが、どのキャラも魅力に乏しく、
 最後の双子の兄弟はとても終盤のストーリーで鍵を握らせるにはお粗末過ぎた。
 24話の作品だが、それを半分の12話に凝縮すれば
 よい作品ができたのではないかと悔やまれる。
 完全な失敗作だが、その中で唯一音楽に関してはかなりの秀逸だった。
 アニメ作品のサントラを買おうと思わせてくれたのは、
 カウボーイ・ビバップ以来である。
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