アットウィキロゴ
東京都・港区。
ブロントさんを筆頭とする白くて黒い皆さん……あらため変態or変人の皆さんは、再び伝説の竜たちと会い見えていた。
「見つけたぞ人間ども」
「どうした、もう逃げる気力もなくしたか」
「さあ竜を侮った報いを受けよ。竜の偉大さを、貴様らの命を対価に知るがいい!」
今度は逃がさないとばかりに変態・変人の皆さんに襲いかかる伝説の三竜。
だが彼らは、三竜って対策されると経験値の塊で自分たちが攻略され尽くされていることを知らなかった。その結果――


「「石破ラブラブ天驚ダブルスターバスター!!」」
「有り得ぬ……我が……雷鳴と共に現る者が人間ごときに敗れるなど……グワァー!」

「我のブレスが防がれただと!?」
「お前頭悪ぃな俺のアイスシんるドでお前をブレスはカカッと無効化されているに決まってる
 そして生半可なナイトには真似出来ないホーリー!」
「目からビーム!」
「有り得ぬ……我が……偉大なる赤竜が(ryグワァー!」

「ロリっ子を食らおうとする貴様が悪いのだよ!」
「ウホッいい竜 や ら な い か ……ああ、お前のナカはキンキンに冷えてるぜ……最高だ……」
「有り得ぬ……我が……氷嵐の支配者がアッーーー!」

こうして伝説の三竜の戦いはくそみそな結果に終わった……

【雷鳴と共に現る者@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】
【偉大なる赤竜@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】
【氷嵐の支配者@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】


こうして伝説の三竜を倒して経験値もガッポリ稼いだ変態or変人の一行。だが彼らにはまた新しい問題が持ち上がっていた。
「そういえば空腹だったがのがドラゴンと戦ったせいでさらにマッハなんだが」
そう、考えてみれば彼らは復活してからまだ一度も食事をしていなかった。
みんなすっかりお腹が空いていたのである。
しかし最新放送で決められた『盗む』行為の禁止により、そこらの潰れた食料品店から食べ物を調達することができない。
さてどうしようかと考えたとき、彼らの目に入ったのは先ほど倒した三体のドラゴンの屍だった。
「お前さっきドラゴンの刺身っておいしいらしいっていってたよな?」
「調理……しましょうか」




神龍・改を捕食し、遂に名実ともに神となった元真竜……『神龍』ニアラは
散々迷った末、ようやく三竜がいた東京都港区へと向かっていた。
「はぁはぁ……、……ハハハハハ!ついにあの変な人間どもの居場所を見つけたぞ!
 まあ、あの連中はすでに三竜に始末されているだろうがな
 しかし逃げた家畜などもう問題では無い!
 見よ!この我の新たな姿!新たな力を!
 我はもはや真竜ではない……
 我 は 神 龍 ニ ア ラ ! 
 人間を、そして星を、否、この宇宙のあらゆるものを食らい尽くす!
 全ての食物連鎖の頂点に立つ存在!
 我こそがか……み……」

パワーアップしたことにご機嫌で、長台詞をしゃべりながら逃がした獲物たちの居場所に辿りついた神龍ニアラ。
その眼前に広がっていたのは彼の想像を絶した光景だった。

「ドラゴンというのはこんな味がするのか……」
「こっちのドラゴンの刺身はジューシーな味でこっちのドラゴンの刺身は冷たくてシャキシャキして舌触りが美味感」
「はいラグナさん。口をあーんってしてください///……」
「エ、エリス。みんなが見ている前で口移しは恥ずかしいよ///」(※彼ら夫婦はまだ繋がったままです)
「これが若さか……(モグモグ」
「食材的な意味でもいい味してるじゃないの(ムシャムシャ」


人間がドラゴンを食っている。
それは浮かれまくっていたニアラ様のアイデンティティを根底から崩壊させるような状況だった。
「ぎ、貴様ら何をしているのだあああああああああああ!!!!?」
「お、ニアラ来た。なにって見てのとおり食事なんだが?
 お前が来るまで時間がありすぎたために満腹になって体力も回復した
 食材となったドラゴンたちに感謝し調理してくれたラグナとエリスには礼を言ってきたんだが(この辺の心配りが人気の秘訣)」
「「いえいえ、お粗末さまでした」」

「ウギャガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
神龍ニアラはキレた。竜が人に食われるなどあってはならないこと、竜としてこの連中だけは存在させてはならない。
「もう捕食で殺す縛りなんぞ関係ない!お前らは全員この神の力で皆殺しだああああ!」
吹雪と炎を繰り出すニアラ。しかしその攻撃は、パーティーの盾であるブロントさんによって防がれる。
「うるさい黙れお前のその激昂が命取りみんな作戦どおりに行くぞ!」

「ミーティア!」
ラグナは星降る杖を使ってニアラの周囲に隕石の雨を降らせる。(偶然にも星降る杖は阿部さんに不明支給品として配られていた)

「隕石にダークパワーを宿らせる虐殺してるニアラは闇なのは確定的に確定的に明らかに確定的に明らかなのでこれで頭がおかしくなって死ぬ」
ミーティアで降る星にブロントさんがダークパワーを纏わせる。

「みんな練習を思い出して!俺たちのタイミングで隕石を蹴るんだ!ブロントさん!ラグナさん!エリスさん!阿部さん!」
「オウ「「はい!!「男は度胸!何でも試してみるもんさ」」」」

鬼道さん、ブロントさん、ラグナ&エリス夫婦、阿部さんが空中に飛び上がり、回転して四角形を描く。
それから5人は降ってくる隕石を踏み台にしてさらに高く飛び上がり、全員の落下のタイミングを合わせて星をニアラ目掛けてシュートする。
彼らがこの変則的デスゾーン2を短時間で習得できたのも、全員が一般人の枠をはみ出た逸般人だからである。

そして特大のデスゾーン2となった星はニアラに命中し、爆発した。

「命中来た!これで勝つr……」
その時彼らは信じられないものを見た。爆煙の中から現れる、神龍ニアラの姿を。

「ククク……クハハハハハ!どうだ!耐え切ったぞ!
 我は『神龍』なり。この程度の球蹴りなど物の数ではないわ!」
神龍・改を喰らいその力を吸収したニアラは、それに伴ってLPも防御力もアップしていた。
かつて4000000だったLPは神龍・改の命を吸収したために4065000くらいになっていた。
そして変人変態チームの最終必殺技、デスゾーン2の直撃を受けてなお、ニアラには65000のLPが残されていた。

「デスゾーン2でも歯が立たないなんて……」
「「そんな……」」
「神龍食ったからって強力に強くなりすぐるでしょう……これはあまりにも卑怯」
「おいおい、このままじゃホイホイ皆殺しにされちまうぜ」
必殺のシュートで止めを刺せなかったことに、さすがの逸般人たちも絶望を隠せない。その絶望を見て神龍ニアラは狂喜する。
これが彼が求めていたものだった。勇敢に抗った挙句、所詮人間は竜の食料でしかないと思い知らされたときに人が見せる、この絶望の顔が。

「だがお前たちは捕食せん、一瞬でこの世界から消滅させてやる!
 人の弱さに絶望しながら消えろ!アルマゲスt」
呪文を唱えようとしたニアラの頭をレーザービームが直撃した。
「何を勘違いしてる神龍ニアラ!……まだ私、シャア・アズナブルの逆襲は終了してなどいないと言っているのだ!」
ビームライフルを撃ったモビルスーツは、太陽の光を受けて金色に輝いていた。

「シャアさん!」
「まさかお前に二度も助けらるるとはな
 しかし肝心なときに居なくなって何をやっていたのかと考えると俺の怒りが有頂天にある」
「宇宙に、超次元サッカーにふさわしいボールを取りに行っていたのだよ。結局、人類が変わらない限り二次規制という悲劇は繰り返され……ロリ表現を押しつぶすのだ
 ならば人類は自分の手で自分を裁かねばならんのだよ……これはその為の特別ボールだ!」
そんな意味のわからないことを言うシャアの後ろには、地上めがけて落ちてくる小惑星・アクシズ(の一部)が!

「おいやりすぎだろバカ」
「今は議論している時ではない。皆百式の掌に乗るんだ」
5人の逸般人を手に乗せた百式は地上10数kmまで上昇する。
「いいか。あのアクシズが成層圏を抜けたところで、ミーティアとダークパワーでアクシズをさらに強化し
 それを我々がデスゾーン2で神龍ニアラに向けて蹴り飛ばす」
貧弱一般人だったら何度死んでも死に足りないような作戦を平気で話す赤い彗星。
しかし
「それでいこう!」
「わかりました!やってみましょう!」
「男は度胸、何でも試してみるもんさ」
生身で成層圏まで連れてこられて、さらに無茶な作戦を立てられても平気で賛成する5人。これも彼らが一般人の枠からははみでた逸般人だからである。

一方ニアラ様は
「家畜が!また逃げるつもりか!」
自分に向けて超特大超次元シュートが飛んでくるとは知らず、百式を追ってわざわざ上空に飛び上がっていた。

「ニアラがこっちに向かって飛んできます!ミーティア!」
「カモが飛んで火に入るって名言を知らないのかよ・・・ダークパワー!」
「では皆!今度こそ決着をつけるぞ!
 行け、アクシズ! 忌まわしき記憶と共に!」
鬼道さん、ブロントさん、ラグナ&エリス夫婦、阿部さんは百式の掌から空中に飛び上がり、回転する。その回転にシャアの操縦する百式も加わり、五角形を描く。
そして5人と一機はアクシズを踏み台にしてさらに高く飛び上がり、全員の落下のタイミングを合わせ、照準をニアラに合わせて超特大のデスゾーン2を蹴り出した。

「家畜め、今度はあの金色のメカ諸共この世から消してくれる!
 ん? なんだあの巨大なこっちに一直線に飛んでくるのh」

変人と変態たちが全ての力を結集させた超特大デスゾーン2は、一体の竜を跡形も無く粉々に吹き飛ばした。
港区上空で大爆発が起こり、周囲に隕石の欠片が降り注いだ。そのために港区は崩壊した。ついでに港区高輪にあった日本ユ○セフ協会も消し飛んだ。

【日本ユ○セフ協会@現実 死亡確認】
【ア○ネス・チ○ン@現実 死亡確認】



「これで竜の脅威も二次ロリ表現規制の脅威も一時的にではあるが退けることができた……幸運だったな」
「はあようやくわかったぞお前お前が竜たちを誘い出すなら港区がいいと強固に主張していた理由はそのためか」
「さあ? 何のことだかわからんね」
「汚いなさすが赤いロリコンきたない」
やがてブロントさんは、少し迷ったように話を切り出した。
「sYぁア、あbぇ、お前らこの後どうする」
「私は私の夢を実現させるだけだ。とりあえず今月のコミックLOを買いに行く」
「俺はいい男を捜そうと思ってるんだがね」
「……もしもお前らがよければ俺たちと一緒に来ないか
 俺たちは妹紅というPTメンを探している」
それからブロントさんは藤原妹紅という少女と、彼女が置かれている危機的な状況について説明した。
「妹紅も心配だしニセ鷹の爪団を野放しにしてもおけないやつらの目的はどうせ全世界の完璧な統治とかだから野放すときっとこの世からロリもホモも無くなる
 お前らはどうしようもない変態だがその圧倒的実力はバレバレだ頼む圧倒的な戦力を貸してくれ」

「永遠に年をとらない少女だと!?」
赤い彗星は変なところに食いついてきた。
「そのニセ鷹の爪団ってのも気に入らないが……それよりもこんな所で二人のいい男と何もしないまま別れるってのも寂しい話じゃないの……」
そう言って笑う阿部さんは本当にいい男だった。
そして二人の性的異常者はブロントさんたちに同行することに合意した。
「ありがとう恩に着る。鬼ふぉうさんはどうするべき? たしか杭道さんにも合流したいと探してる人がいたはずだが」
「俺は……皆さんについていきます。先のドラゴン軍団といい、とても一人で太刀打ちできる相手ではありませんでした
 この状況で一人になるのは危険……それにその『ニセ鷹の爪』という組織……似てる気がするんです、俺が以前に同行していた人が戦っていた悪の組織に
 そいつらを追っていけば、いつかあの人に再会できる気がするんです。もっとも、復活してるかどうかさえわからないんですけどね」
そう言って哀しげに微笑む鬼道さんの肩にブロントさんは手を当てた。
「問題ない。ニセ鷹の爪も織田信長もカカッとたおしてバトロワなんか終わらせればみんなと会えるし人も探せる
 俺はそのために戦うしPTメンも盾となり守るのがナイトの役目」
「さあ、話が決まったならさっさと行こうじゃないの」
「では、みんな百式に乗りたまえ。狭苦しいがそれは我慢してもらおう」
「シャa・・・a部・・・お前らは本当に良いやつらだ感謝するべき
 おいラギュナ!エリシュ!お前ら夫婦を営みを続きは乗ってからすべき!」


藤原妹紅……一部では「彼女に出会うこと自体が死亡フラグ」とも言われている薄倖の少女。
彼女と行動を共にすれば死ぬかもしれない。
だがこの百式に乗り込んでいる変人と変態たちはみんな文字通り『一度は死んだ連中』である。
「死亡フラグとか一回終わったらもう終わりだろそれ以上調子こくならバラバラにしてやんよ」
「このシャア・アズナブルが伊達に一回死んだわけではないということを、是非教えてやりたいものだな!」
こうして変人と変態で構成されている復活者たちは、死をも恐れずに藤原妹紅を探し始めた。
鷹が鳳凰の如く復活することを願いながら。

三日目・14時/新惑星・東京都港区跡地】

【ブロントさん@ネ実】
【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、謙虚
【装備】グラットンソード@FF11、アイスシールド@FF6
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒して元の世界に帰る
1:貧弱一般人を守る。余裕があればデコと新生鷹の爪団を倒す
2:妹紅と早く合流する
※阿部さんに狙われているようです

【ラグナ@ルーンファクトリーフロンティア】
【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、夫婦の営み中、職業・のうぎょう、KAITOを警戒、着衣、百式搭乗中
【装備】丈夫なクワ・ティアラ@ルーンファクトリーフロンティア、骨の剣、ヘイズから奪った剣、星降る杖
【道具】支給品一式、マーマン達の骨(大量)、真竜の鱗、フライパン、ビン詰め油
【思考】基本:主催者の撃破・嫁の守護
1:危険人物の撃破
2:妹紅と早く合流する

【エリス@ルーンファクトリー】
【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、夫婦の営みで魔力回復中、白黒合体、空気王・KAITOを警戒、眠る暇無し、百式搭乗中
【装備】遮光服
【道具】支給品一式×2、ホウレン草
【思考】基本:夫の援護
1:妹紅と早く合流する

【鬼道有人@イナズマイレブン】
【状態】疲労(大)、誤った性教育、百式搭乗中
【装備】変なゴーグルとマント
【道具】支給品一式、サッカーボール
【思考】
1:仲間を探す(ただし妹最優先)
2:ブロントさんたちに同行する
3:本郷猛が復活していた場合合流
※阿部さんに狙われているようです

【シャア・アズナブル@機動戦士ガンダム+機動戦士Zガンダム+機動戦士ガンダム逆襲のシャア】
【状態】オールバック、百式搭乗中
【装備】仮面、ノーマルスーツ、グラサン、百式@機動戦士Zガンダム
【道具】
【思考】
0:永遠に年を取らないという美少女を探す
1:二次ロリ表現を規制するものを粛正する

【阿部高和@くそみそテクニック】
【状態】健康、百式搭乗中
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式
【思考】
基本:やらないか (まず空気王を狙う)
0:いい男たちに同行する
1:鬼道さん や ら な い か 
2:ブロントさん や ら な い か 
※無差別マーダーではなくなったようです。
※聖杯戦争とも関係なくなったようです。



群馬県某所―――

「死なん……我は……神龍……」
神龍ニアラはまだ生きていた。辛うじて。
「やはり……あの時(三竜って対策されると経験値の塊)感じた予感は当たっていた……
 ヤツを身代わりにしなければ確実に消し飛んでいた……」
あの時、デスゾーン2で死んだ竜はニアラ様ではなく、危機を事前に察知していたニアラ様が
いざというときの身代わりとして呼び寄せておいた幻体真竜No3だった。こうしてニアラ様はまたもや九死に一生を得たのであった。なんて奴だニアラ様。

【幻体真竜No3@セブンスドラゴン 死亡確認】……東京都港区上空でデスゾーン2により死亡

「しかし危うく幻体真竜No3と一緒にやられるところだった……神龍・改を捕食して素早さが上昇していて助かった……」

それでもあの超特大デスゾーン2による爆発から逃げ切ることはできず、ニアラ様は爆発に巻き込まれ東京都港区からここ群馬県まで吹き飛ばされたのだ。
それほどあのデスゾーン2の破壊力は凄まじかったのである。

そして、東京から群馬まで吹き飛ばされるほどの爆発をくらったニアラ様は瀕死もいいところだった。
かつては4065000もあったLPは現在残りたったの100。まさに首の皮一枚で繋がっている状態である。
「とにかくスロースで回復を……そして食事だ!
 何かを食って少しでも体力を取り戻さなければ……」
とは言っても現在LP100の身である。下手な対象を選んでは返り討ちにされて殺されかねない。

「今の状態の我でも確実に勝てそうな獲物は……」

いた。ニアラ様が倒れて体を隠している林の少し先に、大きな赤いリボンをつけた金髪の幼い少女と和服姿の老人がいる。
「子供と老いぼれ……これならば今の我でも確実に食えるだろう
 そうして地道に体力を回復して、やがてはこの宇宙の全てを喰らい尽くす食物連鎖の頂点に返り咲いてやる!」


ニアラの突然の襲撃にも、少女と老人は驚かなかった。
「あなたはだれ?」
リボンの少女は竜を前にしても怯えるどころか、逆に名前を聞いてきた。
老人のほうは道端に腰掛けたままで、寝ているのか起きているのかわからない穏やかな顔をしたままだった。

「我はグレイトフルセブンズ№3真竜ニアラ……否!我は神龍ニアラ!
 竜であり神であり全てを創り食らう支配者である!」
「竜であり神であり全てを創り食らう支配者? つまりあなたは竜であり神であり全てを創り食らう支配者なのかー」
「そうだ。理解したか? 理解したなら大人しく我に食われ……!」
その瞬間、ニアラの視界は何も見えない闇に閉ざされた。

「なっ……!?これは!!?」
突然の真の闇による視覚の消失に狼狽するニアラ。その耳元で、少女のささやくような愛らしい声が聞こえた。

「あなたは、食べてもいい竜であり神であり全てを創り食らう支配者?」

その言葉と同時に体の一部を千切られる激痛がニアラを襲った。
「ぐおおおおおおおおおお!!!」
自分の体が食い千切られたのだと理解するまで少しかかった。ヒュプノスの必殺砲撃をも耐えるその肉体を食い千切られるなど、普通では有り得ないことだった。
だがその少女……宵闇の妖怪ルーミアは普通の存在ではない。
彼女はおなかが減っていたらしく、ニアラ様が悲鳴を上げるのも構わずにムシャムシャとニアラ様の体を食べていった。

「おいしいのかー」
その言葉に刺激されたのか、それまでノーリアクションだった和服の老人……味皇こと村田源二郎はおもむろに立ち上がると、ルーミアと一緒にニアラの体に食らいついた。
「これが竜の肉……うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(口からビーム)
「うまいのかー」
「ガッ!グボッ!ぎ、貴様ら止めろ……家畜の分際で……このニアラを……」
ニアラ様は必死で声を上げるが、妖怪の少女と捕食皇となった老人は無視してニアラの体を食らい続ける。
一応スロースを発動させたのだが、一匹と一人は1ターン200の回復を上回るスピードでニアラの体を貪り食っていた。

「やめ……ろ……」
「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(全身がオーラに包まれる)
「うまいのかー」
「我は……神……」
「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(体中からビームを放出)
「うまいのかー」
「しん……りゅう……にゃ……」
「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(大阪城崩壊)
「うまいのかー」
「…………」
「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(大阪城と一体化)
「うまいのかー」

もう痛みさえも感じなくなった、薄れゆく意識の中でニアラは思った。
誰が想像しえただろうか。数十億年もの間、数え切れないほどの星を食らい尽くしてきたこのニアラが、全ての食物連鎖の頂点に立つこの神龍ニアラが
まさか……まさか『捕食』で殺されるなんて。
その思考を最後に、神龍ニアラの意識は紅い闇の中へと沈んでいった。



「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!!このDIOが承太郎どころかポルナレフにも負けただとォォォォォ!!!」
「仕方ないですよ。DIO様は格闘ゲームの操作が下手すぎるから……」
「このDIOが生まれた時代はこんなものは無かった!!」
「ちょっとDIO様。興奮しすぎてゲーム機壊さないでくださいね」
ルーミアを仲間に引き入れ、その後迷宮兄弟とも合流したDIO様は、日中に激戦区である東京にいるのはあまりにも危険だと判断し
今はここ群馬県某所で、バトロワの騒ぎで住人が居なくなった民家を乗っ取り、雨戸を全て閉め切って根城として篭城していた。
ちなみにこれは他人の家を勝手に占拠しているだけであり、物を持ち出したりはしていないので『盗み』の禁止行為には抵触しないと思う。多分。

そしてDIO様は、日中はあまりにもすることが無く暇だったために
ルーミアを適当に哨戒にあたらせ、自分は迷宮兄弟と日没までの時間つぶしにその家に置いてあったTVゲームをして遊んでいたのである。
ちなみに今やっていたのは名作の誉れ高い格闘ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険(第3部)」である。結果はDIO様の連戦連敗だった。

「ただいまー」
DIO様がプッツンしてゲーム機を破壊しそうになっていたとき、外に出していたルーミアが帰ってきた。
「ルーミアか。どうだった外の様子……は……」
DIO様も迷宮兄弟も絶句した。にこにこ笑いながら帰ってきたルーミアは、全身血まみれだったのである。

「ルーミアッ!!貴様外で何があった!?」
「えーっとね、空を飛んでいたらおじいさんとお友達になったの。そのおじいさんあじおうっていうんだって
 それでおじおうのおじいさんと日向ぼっこしていたらボロボロの竜であり神であり全てを創り食らう支配者が出てきたのね」
「竜であり神であり全てを創り食らう支配者? なんだそいつは」
「だから竜であり神であり全てを創り食らう支配者なんだって。それであたしはお腹がへってたから、あじおうのおじいさんと一緒にその竜を食べたの」
「食べた!?お前のその様はその返り血か!?」
「とってもうまかったよー。あたしはお腹がいっぱいになったから帰ってきたけど
 あじおうのおじいさんは竜の骨までひとかけらも残さずたべて『うーーまーーいーーぞーーー!!!!』って叫んでたよ」
「そ、そうなのか……(そんな危険な奴がこの近辺に居たとはッ!しかし日没まで下手に移動したりすることは危険だ……)」

思わず頭を抱えるDIO様を尻目に、満腹で幸せなルーミアは血まみれの服のまま部屋の中でごろごろとするのだった。

【三日目:14時30分/新惑星:群馬県】

【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】首から下は綾崎ハーマイオニーの肉体 首輪は爆発した
【装備】メイド服
【道具】綾崎ハーマイオニーの支給品一式、東方求聞史紀@東方Project
【思考】
1:カオスロワの混乱に乗じて、全ての世界を制覇
2:日が暮れるまではこの民家に身を潜めたい
3:「あじおう」なる存在が恐ろしい
4:ゲームで負けたのが悔しい

【ルーミア@東方project】
【状態】健康、満腹、全身血まみれ(返り血)
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】基本:DIOについていって美味しいものを沢山食べる
1:うまかったのかー

【迷宮兄弟・迷@遊☆戯☆王】
【状態】健康、肉の芽
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:DIOを助ける
2:DIO様格ゲー弱すぎ

【迷宮兄弟・宮@遊☆戯☆王】
【状態】健康、肉の芽
【装備】
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:DIOを助ける
2:DIO様格ゲー下手すぎ

【味皇(村田源二郎)@ミスター味っ子】
【状態】:満腹
【装備】:不明
【道具】:不明
【思考】
1:うーまーいーぞー!
2:うまいものをたくさん食う。
※人食いに目覚めました。
※竜食いにも目覚めました。

【神龍ニアラ@セブンスドラゴン 死亡確認】
最終更新:2010年05月19日 00:51