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「そんな・・・・・・そんなの嘘だ!」

主催本部の一角、ドーム状に切り抜かれた空間の中に男性の悲鳴が響き渡る。
Lilyに至っては怒髪天を立て、今にも目の前の女性に掴みかかろうと拳を震わせていた。

「こんな冗談言う訳ないじゃないか・・・・・・私だって今でも信じられないんだから」

弱音ハクはミクトランを愛している。
巡音ルカの口から告げられた一言が、残ったVOCALOID達の心を揺さぶった。
KAITOとLilyは、ミクトランがいるという情報を聞いて、この主催本拠地まで辿り着いた。
そして鏡音リン、巡音ルカ、亞北ネル、神威がくぽ、とそれぞれの同行者らしき人物達と遭遇したのである。

「はぁ!? 前から思ってたけどマジあんた頭イカレテんじゃね?
 誰が好き好んであんなヤリチン野郎に股開くと思ってんの?」

ルカに食って掛かったのはLilyだ。
挑発的であるが、彼女を指差す右腕は震えている。
確かにルカはおかしい人間だが、同時に家族を思いやる気持ちも持っている。
だからこれは何かの間違いのはずだ。 きっと恐怖の余り、狂ってしまっただけなんだ。

「お前も思うよなリン? お前はこんなラリってる女の言うこと信じないよな?」

そう思いたかった。
家族に手をかけた極悪非道の男に、ハクが惚れたなんて考えたくもなかった。
そもそも自分達はミクトランを倒すために、兄とともに此処にやってきたのだ。
だから同じくここに来た家族達も、ミクトランを許せないはずだ、と思っていた。

「・・・・・・」
「リン、何躊躇ってんの?」

しかし鏡音リンは答えない。
まるでLilyの言葉を嘘だと肯定するように、ルカの言葉が真実だと言わんばかりに、
彼女はただ黙って俯いていた。

「早く答えてよ・・・・・・答えなさいよ! 答えろっつってんだろっ!!」

両肩を鷲づかみ、俯く彼女を激しく揺さぶった。
それでもリンは泣くことも叫ぶこともなく、黙り続ける。
そしてすぐさまLilyの腕を、成人男性の大きなそれが掴みかかる。

「もうよせ、恐らくルカの言っていることは本当だ」

プラシドは、もう片腕でリンを自分の手元に引き寄せた。
自分から離れていくリンを、Lilyは恨めしそうに睨み付ける。

「うっさいロリコン!
 これは私達家族の問題なんだ、部外者が口出しするんじゃねえ!」

家族の問題、しかし部外者によって引き起こされた問題。
もしも殺し合いが起こらなければ、彼らはどうなっていただろうか。
初音ミクが消失することなく、家族が消えていくことも無く、VOCALOID達だけで幸せに暮らしていたのだろう。
そこに部外者が入り込み、一つだったはずの彼らをバラバラにしてしまった。

「Lily」
「兄さん?」

失意に沈むLilyの肩を、KAITOが叩く。
思わず振り向くが、彼の目もリンやルカの物と同じであった。

「もうやめようよ・・・・・・ルカはこんな嘘を付く子じゃない。
 悔しいけど、全部本当のことなんだ」
「!?」

兄だけではない。
がくぽとネルも、一向にLilyを庇う様子を見せない。
自身の立ち位置に初めて気づき、彼女はそのまま地面に膝をつく。
背中から抱きしめる兄の体温だけが、今はうれしく感じた。









「話はまとまったみたいだから、私達はここで失礼するよ」
「どこに行く気だ?」

喧騒が消えた後、亞北ネルは自分の同行者を連れて立ち去ろうとする。
一歩遅れて彼女の元に歩みよった黒が、別に引き止めるわけでもなく質問を投げかける。

「もちろんハクを探しに。
 別にみんなは来なくてもいいよ」

みんな・・・・・・つまりはVOCALOIDに、向かってネルは言い放った。
KAITO達はネルの言っていることがわからなかった。
水臭い、ハクは自分達の家族ではないか。
助けるならばみんなで行くべきだ、ハクを正気に戻すために力を合わせるべきなんだ。
そしてミクトランを・・・・・・


「殺すのか?」

がくぽの言葉にVOCALOID達の視線が集まる。
そうだ! 彼らは目を輝かせた。
殺すというのは普段の日常からすれば過激すぎる表現かも知れない。
心優しい者、例えば鏡音リンであれば、お灸を饐える程度で済まそうともするであろう。
だが、ミクトランを許せないという気持ちは皆、同じであったのだ。

「ええ」

ネルの一言に彼女に対する眼差しが一層強くなる
ならば自分達も行かせて欲しい。
一人でも多く、家族を救いたいんだ。
バラバラになり掛けた想いが一つにまとまった、
そう思いながら彼らは後に続く言葉を期待した。

「それはミクトランか? それとも・・・・・・」

しかし、がくぽは彼らの思惑を切り崩す。
彼らの中には初めから選択肢など存在しない。
悪いのはミクトランであり、ハクを狂わせたのは他ならぬ彼だからだ。
だがそこにあえて選択肢を作るとすれば、答えなど一つしかない。
事実、KAITO達は先ほど激昂していたLilyのように目を見開き拳を震わせている。


「ハクだよ」

瞬間Lilyは駆け出した。
新たに告げられたのは、ルカの告白を受け入れられた彼女にさえ耐え難い事実だった。
その手がネルの胸倉に掛かりそうな所で、桃色の髪が彼女の視界に入った。

「ルカ、どういうつもり?」

ネルの正面に立ちはだかったのはルカであった。
両手を大きく広げ、彼女を逃がすまいとしている。

「駄目だよネルちゃん・・・・・・家族が殺しあうなんて絶対駄目!」
「今更何言ってるの!?
 あいつはリツやユキを殺したのよ?
 あなたやリンだってもう少しで殺される所だったのよ?」

邪魔させられた苛立ちか、ネルは仁王立ちするルカを無理やりにでも退けようとする。
しかし彼女はネルにしがみ付き、あくまで彼女から離れようとしない。

「だからそこ退きなさいよ!
 あいつはもう救えない。 だから私がこの手で引導を引き渡す!」
「でも! それでも家族が家族を殺すなんておかしいよ!
 ハクちゃんを殺すぐらいなら私を殺して!
 私はどうなったっていい、でも私の大切な人が傷つくなんてもう見たくない!」

亞北ネルと巡音ルカは、弱音ハクに切り捨てられた。
ミクトランという一人の男のために、家族である自分達から取捨選択に負けたのだ。
そして、ネルはハクがこれ以上家族を傷つけないようにと、ルカはハク自身も傷つけたくないとした。
どちらも家族のことを思っての行動であった。
しかし皮肉にも、それが家族を再び対立に持ち込もうとしている。







「茶番だな」

冥王は笑う。
天井を破り、自身の機体、ネオグランゾンとともに、彼らの元に姿を現す。
蒼き魔神の手の平には、金髪の男と女、そして黒い飛蝗の魔人が立っていた。

「ついに見つけたぞ、クライシスの怪人達め!」

呆然とするネル達の前に高らかに宣言したのは、仮面ライダーBLACKRXこと南光太郎である。
ネオグランゾンから飛び降り、プラシドに向かって殴りかかった。

「プラシドさん!?」
「ちぃ!」

すかさずプラシドは機皇帝ワイゼル∞を召喚して、RXに迎撃を命令する。
しかしRXはバイオライダーへと変身、ゲル化してワイゼルをすり抜ける。

「何!?」
「やらせるか!」

実体化しバイオブレードで斬りかかろうとしたRXの横から、
仮面ライダーアクセルがバイクフォームでタックルを浴びせた。
RXは溜まらず吹き飛ぶが、受身を取り立ち上がる。
そしてアクセルの姿を確認し、動揺を見せた。

「何故仮面ライダーが怪人の味方を!?
 ・・・・・・まさか、クライシスの仕業か!」
「何を勘違いしているか知らんが・・・・・・俺に質問するなぁ!」





「貴様らこの間はよくもやってくれたな!」
「ミクトラン!? 何故貴様が・・・・・・」
「こいつは恐らく7期のミクトランだと推測します。
 相当ぶち切れているようです」
「そんなこと見なくてもわかるよ!」

プラシドとリンの前に、ミクトランが立ち塞がる。
誤解から殺されかけたという恨みが今になって爆発し、彼らにソーディアン・ベルセリオスを向ける。
プラシド達はミサカ10032号により自らの過ちを知っていたが、
今更彼にそれを伝えても納得して貰えそうにない。

「これも運命、いや俺の犯した過ちか・・・・・・
 吉良、リン達を連れて下がってくれ!」
「ああわかった!」

吉良に非戦闘員を下げるように促し、プラシドは自身のデッキを構える。
しかしプラシドは気づかなかった。 吉良が今この瞬間、笑みを隠し切るのに必死だったということを。



「ミクトラン! 今助けに来たぞ!」
「おおベジータ!」
「新手か!?」

交戦を始めた頃、ネオグランゾンが入ってきた天井穴からベジータが現れる。
まず彼の前に映ったのは、ミクトラン(7期)を殺したとさせるプラシド達の姿。
そして彼と戦っているのは紛れもなく、天上王オーラが溢れる僕らの天上王ミクトランだ。
大切な仲間を殺した彼らは決して許しては置けない。

「俺はこいつらを殺す! お前は逃げたやつを頼む」
「わかった!」
「待て!」

ベジータの目に入ったのは、特徴に聞いていた大きなリボンを持つ金髪の少女。
悪ガキには躾をしなくてはなるまい、プラシドの静止を無視してベジータは彼女達の元に飛び掛った。





「リン達に手出しはさせない!」
「なんだ貴様は!」

リンに襲い掛かろうとしたベジータの前にネルが現れる。
ベジータはそのままネルを突き飛ばそうとしたが、
ダブルドーピングにより強化された肉体を貫くには値しなかった。

「!? 糞が!」

スピードを殺され仰け反ったものの、戦意までは衰えることは無い。
肉弾戦で駄目ならエネルギー波で消し飛ばそうと、両腕を広げる。
しかし自身を中心としてマスケット銃が展開されていることに気づく。
慌てて体を丸めた直後に、大量の弾丸がベジータを襲った。

「一人で突っ走るのは厳禁よ、ネルさん」
「ありがとうマミ・・・・・・」
「調子に乗るなよ」

ネルとマミが安堵したのも束の間、衝撃とともに、マスケット銃が全て砕け散る。
土煙の中から出てきたベジータは、息を上げているもののまだ戦闘は続行可能のようだ。
ネルは拳を、マミは新たに銃を展開しつつも冷や汗を垂らした。

「ネル、今助ける!」
「貴方の相手は私です」

ネルに助太刀しようとしたがくぽの前に現れたのは、
金髪の騎士、セイバーの姿だった。
金細工の豪華な剣を両手に構える姿を見て、がくぽは思わず息を飲む。
強さを求めた自分だからこそ、相手の力量はある程度察することはできる。

(流石に今回ばかりは危ないな・・・・・・)

紛れも無く強い、とがくぽは思った。
リンゴゥを倒し、多少は腕に覚えがついた彼ではあるが、
女の風格はそんなちっぽけな自信など消し去ってしまうほど壮大に感じられた。
だからこそ彼は問う。

「拙者の名は『神威がくぽ』・・・・・・名は?」
「『セイバー』」

だからこそ彼は刃を抜く。
更に高みへと上るために。






(結果としては事態は好転、ということか)

戦っているプラシド達を見て、吉良吉影は微笑した。
今自分とともに物陰に隠れているのは、リン、ルカ、Lily・・・・・・とおまけの青い男である。
VOCALOIDと呼ばれるだけあって、三人とも人形染みた精巧な美しさを放っている。
阿部や黒と言った戦闘能力を持つ人間は全てプラシド達の援軍に行っており、
今の自分を邪魔する者は誰一人としていない。
だがしかし、この中に一人だけ彼にとってはいらない物があった。

(悪く思うなよ)

彼が好むのは飽くまで女性の手首だ。
男の肉体には一切興味を持たないのだ。
スタンド『キラークィーン』を展開し、
リン達に悟られないようにKAITOに手を伸ばした。







「クックック・・・・・・」

乱戦を始めたミクトランを眺め、木原マサキは嘲笑った。
ネオグランゾンのコックピット内に設置したメーターが働いているのである。

「ところでマサキ、そのメーターはなんだ?」

コックピットに同伴していたマティウスが激しく動いている計器を指差して首を傾げた。
するとマサキは彼に呆れながらも説明をし始める。

「仕方ないから説明してやろう。 こいつはエントロピーセンサーだ」
「なんだその後付設定的なものは?」
「黙って聞け。
 人の感情というものには奇妙なことに、幾ばくかのエネルギーを持っている。
 そのままでは微弱だが、強い負の感情・・・・・・クク、絶望とでも言えばいいのかな?
 それが高まると人によっては、宇宙にさえ影響を齎す物になるらしい」

例えば彼氏を寝取られた時とかな、とマサキは付け足した。

「そうか・・・・・・私としては幼女がそんな目に合うのはごめんだがな。 あそこのリボンの幼女とか」
(あれほどの少女が一番絶望を生みやすいと思うのだがな)

パンツを被ってるロリコンに気づかれないようマサキは鼻で笑う。
幼女のパンツクンスカしたいからという理由で、自分だけ出撃を拒んだのだから、
正直あまりいい印象を抱いていない。

「でもどうしてそんな物を?」
「聞きたいか?・・・・・・の前にどうやら客のようだ」

マサキの言葉に、すぐ後に機体に強い衝撃が走った。
マティウスは思わずモニターを覗き込む。
そこには筋肉質すぎる赤髪の修羅の姿があった。







やあ、みんな忘れかけているかも知れないけどシグナムだ。
突然だが私達は今、戦場にいる。
すんごい修羅場やっていたはずなのに、いつのまにか戦場になっている。
イケメンや美少女達が、剣やロボで斬りあったり殴りあったりの真っ最中だ。
某勇次郎の首から上を美少女キャラに付け替えたような女がサイヤ人と殴り合っていたり、
すごいムキムキの赤髪男が巨大ロボをぶん殴っている光景はまさしく絶景だったが、
このままでは巻き込まれないかどうか心配になってくる。

「これは・・・・・・とても・・・・・・すごい・・・・・・ですね・・・・・・」

流石戦場キャメラマンと言うべきか、渡部さんはこの戦場の一つ一つをフィルムに収めている。
何気に隠れている非戦闘員の姿も撮っているのだから、すごいプロ魂だ。

「お前は行かないのか?」

私に話しかけてきている男の名前はジャック・アトラスというらしい。
話してみると結構会話が弾む。 どうやら彼も私と同類のようだ。

「行かない!」
「俺もだ」

もちろん考えていることも一緒である。
後でHN(ハンドルネーム)でも教えてもらうとしよう。
ん? 10/とジョジョは何処行ったって?
10/はライダーバトルに触発されて乱入した。
ジョジョは『ここにやつがいる』とか言って何処かに行ってしまった。
だから守ってくれる人がいない今、私はとても心細かったりする。
わ、私は働かないからな!


「なあなあ、俺今回のカオスロワじゃ目立ってなくね?」

なんか6/とか名乗っている男が突然話かけてきた。
いや私は前回のお前知らないからなんとも言えないよ。

「4期5期ではそれぞれ誤解フラグ、対主催の中心になった。 6期じゃ出番無かったけど・・・・・・
 7期はインパクトある死に方して、かなり印象に残っているはずなんだぜ。
 なのに今回はなんか適当に繋がれた感がしてたまんないんだよ」
「知らん」

この6/という男は並行世界を覗く能力でもあるのだろうか。
いずれにしても自分は働きたくないので、戯言以上には受け取らない。

「アイドル企画に参加したまでは良かったけどさ、結局打ち切り気味に終わってさ」
「馬鹿野郎! そんなことより○○○ーだ!」
「何!? うおぉぉぉ!?」

『○○○ー やろうぜ!』
『○○○ーやろうぜ!!』
『○○○ー』『やろうぜ!!』



「俺、○○○ーで天下を取るよ!」
「こん! こここここん!」
「まさか狐まで○○○ー魂を教えるとは・・・・・・」
「○○○ーに種族は関係ないということか!」
「流石教祖様だ!」
「よし、皆で教祖様を胴上げだ!」
「わっーしょい、わっーしょい、わっーしょい!」

こうして、教祖様のチームは一応だが11人(10人+1匹)揃った。
対戦チームが不在だが、いないならば作ってしまえば良い。
まだ見ぬライバル達に○○○ー魂を思い出させるために、教祖様の旅はこれからも続いていくのだ。
・・・・・・と実況してしまったが危ない危ない、私も洗脳されるところだった。
まあ、あの激戦に乱入しなかったのは彼の○○○ー魂故だな。 空気を読んだんだろ。

「俺は働かない! 俺は働かないぞ!」

ジャックもなんとか耐えたらしい。
彼も男だから不安になったが。
え? いやだって男の子なら誰でもやるだろ○○○ー。
男なら誰でも一度は憧れるらしいからな○○○ー選手。
さて、乱戦をもう少し鑑賞するとするかな・・・・・・あれ? なんか周りが動いてないような・・・・・・
おーいジャック、返事をしてくれー




(ククク・・・・・・ダメージはすっかり抜けきったみたいだな)

時が停止した世界でDIOは一人、唇を吊り上げた。
全身鎧の戦士に魔人、人モドキ達が争い、お互いを傷つけあっている。
力の無いものはただ逃げ隠れ、指を加えてみていることしかできない。
ミクトラン(8期)によってミクトランを敵視した者達と、
彼らを敵視したミクトラン(7期)達、彼らを鉢合わせればこの結果は火を見るよりも明らかであった。

(そうやって首を絞めあっているがいい。
 貴様らはこのDIOの手によって踊らされているに過ぎん!
 最後に立つのはこのDIOなのだ!)

スタンド『世界(ザ・ワールド)』を展開し、予め選定しておいた獲物に近づく。
ずばり彼が欲しかったのは手駒。
勝ち残りそうな参加者に目星をつけ、肉の芽を付けることにした。

(ベジータ、それから正直屍生人にしか見えない女、まずは貴様らからだ!)

距離としては10メートル。
ベジータならばひょっとしたら気づいたのかも知れないが、もう遅い。
次に動き出した瞬間には彼らは自分の下僕となり、自分のために殺し合うのだ。



(このDIOの手足となって働けることを光栄に・・・・・・何ぃ!?)

DIOは両サイドにすごいプレッシャーを感じていた。

「『星の白金の世界(スタープラチナ・ザ・ワールド)』!DIO、てめぇは俺が裁く!」
(ジョ、ジョジョ!? 何故貴様がここに!?)

片方は承太郎、ご存知ジョースター家の末裔である。
ではもう片方は・・・・・・

「『楠田枝里子(なるほど・ザ・ワールド)』! 裁くのは俺達のスタンドだ!」
(だ、誰だこいつはぁぁぁぁぁぁ!?)

そこに立っていたのは、彼の知るジョースター家一族では無かった。
時が停止した世界で動けるのはただ一人、DIOだけのはず。
確かにジョースター家は、常に自分の予想を悪い意味で裏切ってきた。
だがこの男は何者だ? ジョースターの血族に彼のような者がいたという情報はない。
考える暇も与えられず、二人の『ジョジョ』は拳のラッシュを浴びせていく。

「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ、
  オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!オラアアアアアアアアァァァァァ、
  オラオラオラオラオラオラオ、オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!!」」

3501 名前:TCBR∞ルートエンディング スーパーカオスロワ大戦 ~中篇~[sage] 投稿日:2011/08/08(月) 23:32:40 ID:2J.H944g [12/13]








「「―――そして、時は動き出す」」
「馬鹿なこのDIOが、DIOがぁぁぁぁぁ!!!」


【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 再起不能(リタイア)】




最終更新:2011年08月13日 00:28