拳王連合軍と
ホワイトベース組による血で血を洗う死闘、そしてとある野球アイドルによる余計な行動の
せいで勃発したテラカオス・デイーヴァの大暴れによって、現在大阪の街は壊滅的被害を被り半ば廃墟と
化していた。
現在でもビルの倒壊は時間差で起き続け、またテラカオス・ディーヴァがまき散らした毒花フロワロは
次々と花を咲かせ、着実に土地を死の沼へと変貌させていた。
と、そんな死地に突っ込んでくる影がここに一つ。
「「「うわあああああああああああああああああああああああああ!?」」」
時速300kmという猛スピードで後ろ向きに突っ込んでくる電車ごっこの集団。
運転手の迷走とリニアモーターカーごっこの故障で関西まで逆走してしまった
聖帝軍先遣隊である。
無論この場までくる間に先遣隊の面々はなんとか事態を打開しようと必死だった。
最初はリニアモーターカーごっこを破壊して止めようとしたが、地磁気を利用した凄まじいスピードで
疾走している状況で無理に止まれば後方に投げ出されて大惨事は免れないためやむなく却下された。
何とか強引に地面に踏ん張ろうにも構造上地磁気で足元から浮いているため不可能であり、飛行可能な
スイカアームズで退避しようにも迂闊に手を離せば車両から投げ出されかねないので危険である。
その後も様々な策を講じようとしたがどれも決定打にならず、立ちはだかる障害物をクロコダインの
獣王会心撃で破壊、もしくは衝撃による強引な方向転換で回避しながら逆走を続けているうちに、大阪
まで巡りついてしまったのである。
「つ、遂に大阪まで来ちゃったなっしー! もうおしまいなっしー!!」
「諦めんなふなっしー! 最後まで希望を捨てちゃダメだ!」
「くっ……だが有効打になり得る手がもはや俺達にはない、一体どうすれば……」
「くっそぉー! どうしてとちょーを目指してただけのあたい達がこんなことに!!」
「「「だいたいお前のせいだ!!」」」
と、一同がチルノに突っ込んだと同時に、リニアモーターカーごっこから何やらバチバチと火花のような
物が噴き出し、次いで煙までもが上がり始めた。
ぴんころ地蔵尊に蹴り飛ばされて故障した状態で最高時速を出し続けた結果、遂にオーバーヒートを起こし
て爆発しかけているのだ!
「うわあああああ、なんかやばい火花と煙が出てるなっしー!?」
「こ、これは本格的に危険だ! みんな、俺に捕まれ! いざとなれば俺が盾になって皆を守る!!」
「馬鹿言うなクロコダイン! いくらタフなあんたでも、このスピードで投げ出されたらひとたまりも……」
「俺を見くびるな紘汰! 俺はかつてギガブレイクを二度も受けて死ななかった男だ! なぁに、今回も
必ず生き延びて見せるさ!」
「で、でもよ……」
「く、クロコダイン……」
ボガァァァァァァン!!
「「「ぎゃあああああああああああああああ!?」」」
だが、遂に負荷に耐えきれず、リニアモーターカーごっこは爆発を起こし千切れ飛んだ!
それと同時に先遣隊一同は300kmの勢いのまま衝撃で後方へと投げ出される。
指示通り咄嗟に全員がクロコダインの身体にしがみつくようにまとまったが、誰もが激突による死を内心
覚悟していた。
吹き飛ぶ中、チルノの脳裏に浮かぶのはこれまでの記憶だった。
「これ走馬灯よー! 走馬灯だわー!」(CV:京水さん)
いつものようにいつものごとく、湖で蛙を凍らせたり光の3妖精やバカルテットの仲間と戯れたりしながら
幻想郷での暮らしを満喫していた矢先、大災害は起きた。
あらゆる場所が縦に横に引き裂かれ、霊夢を始めとする住人達も散り散りになってしまい、気が付いたら
外の世界に投げ出されていたのを何とか覚えている。
とりあえず殺し合いが起きているらしい事は把握し、知り合いを探しながら降りかかる火の粉を払いつつ
飛び回っているさなか、出会ったのが聖帝サウザーであった。
最初はなんかやたら偉そうな態度でムカついたので冷凍してやろうかとも思ったが、既に聖帝に同行していた
亜久里や正太郎達の説得でなんとか矛を収め、他に行く当てもなかったので聖帝軍とやらに参加してみた。
その後はSATSUGAIがどうのこうの言っているヤバそうな人間の大群にビビったサウザーがしばらく建物の中
に引きこもり、急に「やきゅー」とやらを始めると言い出し興味を持ちつつドーム球場までついていくと
ふなっしーや紘汰やクロコダイン達に出会った。
ルールは教えてもらったが半分以上は覚えていない。
SATSUGAIを叫ぶ
DMC狂信者とかいう集団が自分達にも襲い掛かってきたので貰ったターバンを巻きつつ全員
迎撃したが、途中何回かサウザーも攻撃したような気がした。
そしてロボットを創ったり「とちょー」の魔物を説得しに行くために別れたりで、結果的にはまだ一度も
「やきゅー」をやらせてもらっていない。
いつだかやったサッカーよりも面白いかどうかも定かではない。
なのに今自分は吹っ飛ばされて死にかけている。
始めの頃はどうせピチューンして一回休みになるだけだろうと思っていたが、どうやら今はどんな種族も生き
返るのは不可能な状態になっているらしい。
本来妖精にはないはずの死への不安に、チルノの背筋は一瞬凍った。
氷の妖精だが凍る物は凍った。
このまま「とちょー」に行けぬまま死ぬのか?
「やきゅー」が何なのかすらわからぬまま死ぬのか?
幻想郷を滅茶苦茶にした(であろう)だーすべいだーを成敗せぬまま死ぬのか?
何よりあの聖帝軍の愉快な仲間たちの元に戻れぬままみんな死ぬのか?
絶対にNO!!
そう拒否した直後、チルノのディパックの口から何かが飛び出してきた。
そしてそのままチルノの後頭部に見事に突き刺さり、音を上げて彼女の中へと侵入していった。
「………………みんな、無事か?」
「……ああ。どうやらここはあの世じゃねえみてえだけど………」
「……ていうか、なんでふなっしー達凍り付いてるなしか? 冷凍梨になっちゃうなっしー……あと地味に
痛いなっしー……」
死を覚悟していたクロコダイン達だったが、彼らがいる場所は断じて死者スレではなく現実の大阪だった。
だが状況は異様である。
自分達は軽いビルにも匹敵するレベルの大きさの氷塊の中に上半身だけ出したまま閉じ込められた状態で
動けなくなっていたのだ。
何故こんな状態になってしまっているのか3人と一匹には皆目見当もつかない。
あと地味に寒いし痛かった。
「ん? 氷……そういやチルノは?」
ふと氷を見てチルノの姿が見当たらない事に気づき、紘汰は周囲を見回す。
他の3人も動ける首を回しながら彼女の捜索を行った、その直後である。
「やれやれ、どうやら上手くいったみたいだね……みんな無事でホントよかったよ」
「チルノ!!」
「無事だったか!!」
「いや、ていうか、なんか雰囲気変わってないなっしー?」
彼らを閉じ込める大氷塊の上に、探していたチルノは立っていた。
だが、明らかに姿が自分達の知るチルノではなかった。
何というか、色々と成長しているのだ。
身長的にも、胸部的にも。
「チルノ、一体その姿は!?」
「成長期なしか?」
「この姿に関しては話せば長くなるけど……どうやらあたいの身体に支給品が入ったおかげみたいだね」
「短いだろ!!」
たぶんお気づきの方もいるだろう。
先ほどチルノの後頭部に突き刺さって体内に侵入したのは、彼女の支給品であるガイアメモリである。
しかも『氷河期の記憶』を内包したアイスエイジメモリ。
ついさっきまでチルノ自身も存在を失念していたこのメモリが『死にたくない』という強い思いに感応し、
T2ガイアメモリ並の惹かれあい方を起こした結果、勝手に彼女に刺さったのだ。
本来であればメモリを挿入した者はドーパントへと変身するのだが、自然そのものの具現ともいうべき
妖精である彼女は異形の姿へと変化することなく、メモリとの抜群の相性もありその肉体を成長させるに
留まったのである。
さらに能力が向上した結果、⑨だった知能もだいぶ改善され、仲間達を救出するための方法を閃き瞬時に
行動できるほどにまで引き上げられた。
彼女は高速で吹っ飛ぶクロコダイン達を減速させるために雪の壁を何層も作り、停止可能なまでに速度を
落とした後、氷塊に閉じ込めることでなんとか止める事ができたのである。
よく見ると氷塊の後ろには穴が開いた雪の壁がいくつもあった。
「……まあ助かったのはいいが、もう少し威力は抑えられなかったのか? 色々と凄いことになってるぞ?」
「いやー
ごめんごめん、あたいもさっきパワーアップしたばっかりで加減が効かなかったんだよ。最強の
氷精とて必死だ、それくらいするだろう!」
「自分で言うな自分で!」
「と、とにかく早く出してほしいなっしー……冗談抜きで凍死しちゃうなっしー……へっくしっ!」
その後、氷漬けだった一同はクロコダインの特技である灼けつく息で無事に解凍され事なきを得た。
改めて落ち着いて周囲を見回すが、誰が贔屓目に見ても大阪は廃墟同然の状況だった。
聖帝軍はネットでの情報でしか惨状を知り得なかったが、こうして見るとこの街で行われた闘いの凄惨さが
嫌でも身に染みた。
「罪もねえ人は殺す、日本の土地は壊す、街まで壊す……拳王連合軍の奴ら、もう絶対許さねえ!!」
「流石に今回ばかりは紘汰に同意せざるを得ん。どんな理由があったか知らぬが、ここまで派手に暴れては
連中はもはや核兵器とやらと同じだ! このままでは戦いが終わった後の住むべき土地までも焦土と
化してしまうぞ!!」
「例の食人鬼もいたらしいから全部が拳王連合軍の仕業ってわけでもないと思うなしが、流石にこれは
ひどいと言わざるを得ないなっしー……」
「これだけボロボロになっちゃ、もう生き残ってる人もそんなにいないんじゃ―――――!?」
街を見渡していたチルノは、目に入った物体を見て即座に手をかざし、冷気を放った。
妖精としてのスパイダー感覚……もとい直感が騒いだのである。
『アレはヤバイ!』と。
瞬間、その物体は即座に冷却され氷細工と化した。
「ど、どうしたんだチルノ、いきなり!?」
「みんな、急いで口を塞いで! あの花は危険だよ!!」
「花だと?」
「ゲェーッ、言われてみればそこかしこにヤバい色の花が咲いてるなっしー!」
チルノに指摘され、紘汰達は大阪の街に咲き乱れるフロワロの花の存在に気付く。
フロワロの毒性に関する知識は彼らにはなかったが、紘汰はヘルヘイムの森の植物と同種の危険性を
直感で感じ、クロコダインやふなっしーも魔物や妖精としての感覚から同じく危険性を感じ取った。
紘汰は急ぎ仮面ライダー鎧武へと変身し、残る3人も巻いていたターバンをほどいてマスク代わりにして
花粉を吸わぬように努めた(ちなみにシャルロッテもディパックに避難させられた)。
「何なんだこりゃ? これも拳王軍の仕業……なのか?」
「いや、この花からは何か別の力を……言ってみれば『竜』や『混沌』に近いような属性を感じ取れる気が
する。果たして誰が撒き散らしたのかは窺い知れんが……」
「何にしてもこれはほっといたらヤバイタイプの植物だよ。ふなっしーならわかると思うけど、花である
以上花粉が飛ぶ。すると黙っていたら大阪から飛び出して……」
「ひぃぃー――ッ! このままだと関東までこの花が咲くかもしれないなっしー!?」
「いや、ふなっしーじゃなくても分かるぜ。俺もこの手の植物には覚えがあるからな」
紘汰は改めてヘルヘイムの植物の事を思い出し、フロワロの危険性を肌で感じた。
強力な力を持った外来種の植物が元いた植物を駆逐する恐怖。
その恐ろしさを彼は沢芽市で嫌というほど思い知らされている。
ヘルヘイムの果実は捕食した生物をインベスへと変貌させる力を持つが、この花は純粋に生物を死に至ら
しめる力を持っている分遥かに質が悪い。
早急に対処しなければ、いずれこの毒花は日本全土を埋め尽くすかもしれない。
そうなれば待っているのは『全滅』の二文字である。
「だが、どうやってこの大量の毒花を駆逐するのだ? 俺達の力だけではとても刈り取り消えるとは……」
「なんの、ここはあたいの出番!」
するとチルノはディパックに手を伸ばしもう一つの支給品、殺してでも奪い取りたくなることに定評のある
武器・アイスソードを装備した。
そして両手で構え、一閃。
「E.F.B(エターナルフォースブリザード)! あいてはしぬ!」
猛烈な勢いで吹雪(艦娘に非ず)が巻き起こり、たちまち彼らの視界に広がる大阪の市街地の一部が凍り
付いてしまった。
その影響でフロワロは廃墟と化したビルもろとも完全に凍結された。
まさに大阪氷河期である。
「おお、すごいパワーなっしー!」
「ビルも凍らせたからしばらくは崩れる心配はなくなったよ! この調子でこの街の分だけでも……」
「おい待て待て、花を凍らせるのはいいが、まだ生き残ってる奴まで凍らせちまうぞこれじゃ! 加減しろ
加減!」
「う、うごご……」
「……ここまで来てしまった以上仕方あるまい。しばらくこの街を散策して生き残りの参加者を救助する
事にしよう。ただし制限時間は1時間だ。この毒花の花粉の毒性がどこまであるかわからん以上迂闊に
長居は出来んからな」
「よし、それじゃ手分けして……」
「待て紘汰、捜索は全員で固まって行う」
「えっ、何でだ?」
広い大阪を探すのだから手分けするのが当然かと思っていた紘汰は驚いた。
クロコダインはそれを予測していたように冷静に説明する。
「よく考えてみろ、俺達には今連絡手段もカオスロワちゃんねるを見る端末もない。果たして俺達が出発
してから今までの間に大阪で起きた状況を知る術があるか? 件の食人鬼もいまだにこの街に巣くって
いる可能性も捨てきれん以上、下手に単独行動するのは非常に危険極まりない。それに俺は……これ以上
仲間が目の前で無残に殺されるのを見たくはないのだ。わかってくれ……」
「クロコダイン…………」
西武ドームでの惨劇を思い出し、クロコダインの辛い心境を理解した紘汰は彼の意見を承諾し、全員での
要救助者捜索を始めることにした。
チルノがフロワロを凍結で無力化することに専念し、残る面子が救助者の捜索という役割分担を決め、早速
散策は開始された。
――――約20分後。
「くっ……キリがないよホントに!」
「まともに生きている参加者の気配が見えん……見つかるのがこうも死体ばかりとは!」
「おーい! 誰でもいい! 生きてたら返事をしてくれー!」
「これもう大阪完全に全滅してるんじゃないなしか………ん?」
大阪の街のあらゆる場所で咲き乱れるフロワロを片っ端から冷凍しながら生存者を探す聖帝軍先遣隊だった
が、無尽蔵に見つかる花と死体というコンボが続くことで流石に疲労の色が見え始めた。
紘汰までもが半分ほど諦めかけていた、その時である。
ビルの瓦礫の一部から、ふなっしーは何かの気配を感じた。
「紘汰! この瓦礫の中に何かがいるっぽいなっしー!」
「本当か!?」
ふなっしーの報告に喜び勇んで紘汰は瓦礫へと近づく。
近くに咲いていたフロワロをチルノに冷凍してもらってから、クロコダインと協力して瓦礫をどかしていく
と、何やらモゾモゾと動く影が見えてきた。
果たして人間だろうか、それともそれ以外の種族だろうか?
そして最後の瓦礫を撤去し、中から姿を現したのは――――――
「ムロロ~ン」
なんかよくわからない白い生物だった。
「って、誰だこれー!」
「まさか、新手の妖怪!?」
「ウドラ! ウドラじゃないなっしか!」
「知っているのかふなっしー!?」
東京都立川市の市民達の立川愛が特産品の立川うどを突然変異させ、怪獣化させた存在。
そして立川市の公認なりそこねゆるキャラ。
それがウドラである!!
……という事がふなっしーの口から語られた。
「……非公認ゆるキャラって、こんなんばっかなのか?」
「失礼な事を言うんじゃないなっしー!!」
「ていうか立川のゆるキャラがなんで大阪に?」
「ムロ…ムロ…」
「なに、殺し合いが始まってから逃げ回ってたらここにたどり着いていた? あと立川は無事かって?
安心するなっしー、東京はまだ壊滅はしてないなっしー……やばい連中は溢れてるなしが……」
「まあ何にせよ、生存者がいて何よりだが……」
などと会話していると、ウドラは短い腕をディパックに突っ込み、何かを探し始めた。
そして取り出されたのは何かというと―――
「ムロロ」
「なっ……こいつは極ロックシード!! お前が持ってたのか!!」
「助けてもらったお礼にあげると言っているなっしー」
「ありがてえ! こいつがあれば百人力だぜ!!」
ヘルヘイムの黄金の果実の断片にして鎧武の最強形態・極アームズへの変身の為の鍵。
これが手に入っただけでも大阪に来た価値はあったと紘汰は思った。
まかり間違って拳王連合軍やDMC狂信者、風鳴翼などの手に渡っていたらと思うとゾッとしたが、こうして
手元に戻ってくれたのは僥倖だった。
『フルーツバスケット!』
『極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!!』
神々しい銀色の甲冑に身を包んだ鎧武・極アームズは、早速とばかりに手を正面に伸ばした。
自在にクラックを開くオーバーロードとしての力を用い、東京へワープする道を開けるかどうか試すため
である。
だが目の前には何も現れない。
「くっ……やっぱりこの手の力は制限されてるか……せめてこの首輪が外せればなぁ……」
「案外石けんとか油とかヌルヌルした物で外せるかもしれないけどね」
「いや、流石にそれはないだろう」
死者蘇生などはともかく、おそらくこの手の能力は首輪で制限されている。
聖帝軍には首輪を外せる技術者がいなかった以上仕方ないが、できる事なら今後の闘いの為に外して
おきたいとは思うが、現実はそうはいかない。
ちなみに先ほどのチルノの発言は
マーラ様の粘液の件もあって半分くらい当たっているのだが、それを
彼らが知るよりもなかった。
「ムロロ~ン」
「えっ、向こうのマンホールの中に誰かが入っていくのを見たなっしー?」
「そうか、地下ならばこの毒花の花粉を避けることも可能かもしれん。案外他の参加者も地下に逃げている
のかもしれんな」
「そうとわかりゃ地下を探してみようぜ! まだ30分くらいならあるし、ウドラだって生きてたんだ、まだ
誰かが生きてるかもしれねぇ!」
「うむ……よし、残る時間は地下の探索に割り当てよう。だが時間になったらすぐに大阪を離れるぞ。
もはや都庁との交渉は無理だろうが、それでもサウザー達の元には戻らねばな」
「よっしゃ、急いで探しに行こう! 生きてる奴がいるなら待っててくれよ!!」
「ムロロ~ン。コウタ…つイてく…。ムロ~」
「って喋れるのかよお前!?」
「ヒャーッ!? 頭が入らないなっしー!?」
「こらーっ、あんたが先に入るな!!」
かくして、新たに人外枠を引き連れて聖帝軍先遣隊の面々は一路地下へと歩みを進めた。
だが一部を冷却したとはいえ、依然として大阪には多くのフロワロの花が咲き続けている。
そしてフロワロはあらゆる場所に咲く性質を持っていることを彼らはまだ知らない。
果たして彼らを待ち受けているのは希望か、それとも絶望なのか。
【聖帝軍先遣隊】
【ターバンのガキ(葛葉紘太)@仮面ライダー鎧武】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、仮面ライダー鎧武・極アームズに変身中、主に拳王連合軍への怒り
【装備】戦極ドライバー、ロックシード(カチドキ&極)
【道具】支給品一式、ロックシード(パイン、イチゴ、スイカ)
【思考】
基本:殺し合いを止める
0:必ず生存者を見つけて関東へと戻る
1:DMC狂信者達も拳王連合軍も、もう絶対許さねえ!!
2:救済の予言の謎を解く
3:貴虎……
4:ダースベイダーも安倍総理も、絶対に許さねぇ!!
※オーバーロードとしての力を行使するには首輪解除が必要です。
【ターバンのガキ(チルノ)@東方project】
【状態】ダメージ(小)、疲労(中)、やる気十分、色々成長
【装備】ガイアメモリ(アイスエイジ)@仮面ライダーW、アイスソード@ロマンシングサ・ガ、ターバン (マスク代わり)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:『ダースベイダー』を倒す
0:大阪で生き残りの人々を探し、関東に戻る
1:何かいろいろパワーアップしたよ!
2:みんなで予言を解いて世界を救うよ!
3:聖帝は頼りないから最強のあたいが皆を引っ張る
※アイスエイジメモリを刺した事によって成長、能力及び知力が向上しました。
【ターバンのナシ(ふなっしー)@ゆるキャラ】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、超不安なっしー!
【装備】野球のユニフォーム(背番号274)、ターバン(マスク代わり)
【道具】支給品一式、グリーフシード、シャルロッテ@魔法少女まどか☆マギカ
【思考】
基本:殺し合いを止めるなっしー!
0:要救助者を探すなっしー!でも大阪は
地獄絵図なっしー!
1:DMC狂信者達を成敗するなっしー!
2:名探偵ふなっしーが予言の謎を解くなっしー!
3:本当に都庁につけるか不安なっしー!
4:ヒャッハー! 梨汁ブシャー!
5:新しい友達としてシャルロッテとウドラは守りたい
【ターバンのおっさん(獣王クロコダイン)@DRAGON QUEST ダイの大冒険】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、怒りと悲しみ
【装備】獣王の鎧、グレイトアックス、ターバン(マスク代わり)、聖帝軍の旗
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める
0:仕方ないのでとにかく今は大阪で人命救助に専念
1:聖帝軍と協力し、DMC狂信者の軍勢を倒す、そのために都庁の魔物を説得する
2:世界救済の予言の謎を解く
3:都庁への到着については諦めモード
【ウドラ@ゆるキャラ】
【状態】ダメージ(小)、疲労(小)、フロワロの毒ダメージ(極軽微)
【装備】紘汰のターバン(マスク代わり)
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ムロロ~ン
0:紘汰達についていく
1:人助けする
2:立川が無事か心配
※リニアモーターカーごっこ@
ドラえもんは大破しました。
※大阪のだいたい1/4のフロワロがチルノによって凍結されました。
最終更新:2017年06月28日 20:54