The Witness考察

イースターエッグ

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tyrol

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池のオブジェクト群

島の中央にある池(湖?)は島自体とまったく同じ形をしていて(ボートの地図を見ると分かりやすい)、第二の地図となっている。
池に配置されているオブジェクト群は、以下の表に示すように島内のさまざまな要素の位置と達成状態を表している。

オブジェクト 個数 表しているもの
四角いランプ 11 (+1) 各エリアのレーザー計11個。レーザーの起動に合わせて点灯する。
それらに加えて女性の像がランプを1つ持っている。
女性の像 1 初期状態では仰向けになって沈んでいる。
山頂の黄色い箱を起動させるとランプと手だけが水面から出る。
仮エンディングを達成すると上半身が水面から出て、
ランプがちらつきながら点灯するようになる。
噴水 6 黒いオベリスク。
オベリスクを起動させると低く噴き上がり、
コンプリートすると高く噴き上がる。
スイレンの花 49
(42+7)
ボイスレコーダー。ただし真エンディングのエリアにあるものは
含まれない。再生すると開花する。
洞窟エリア以降で回収できる7個は黄色の花、
それ以外の42個は白い花で表されている。
二枚貝の貝殻 7 シアターの映像の再生や、初期エリアのゲートの再起動のための
メモが入っている箱。箱を開けると貝殻が開く。
三角形の葉 14 捨てられた三角パズル。解くと葉の色が黒ずむ。


視点によるイースターエッグ / Perspective Easter Eggs

特定の視点から見ることによって意味のある姿に映るオブジェクトが、島内に多数存在している。
英語ではPerspective Easter Eggsなどと呼ばれている。

雲の木


初期エリアのゲートを出た先の隠し部屋には窓があり、これを通して見ると枯れ木と雲が重なる。

長い髪のセイレーン


ガラス工場とシンメトリー島の間の海上。
ボートの上から見ると、鳥のような足の女性(おそらくセイレーン)の石像が背後の岩の模様と重なって、長い髪をたなびかせた姿になる。
一方でシンメトリー島から見ると、海面に映った鏡像の方がそのようになる。

2匹のニシキゴイ


シンメトリー島への橋から生えている木の根を海面に反射させて見ると、2匹のニシキゴイが泳ぐ姿に見える。

アーチに収まる木


シンメトリー島への橋に生えている木。
海面に反射させて見ると、木の形が橋のアーチの形状にぴったりと収まる。

ヘビの模様の砂


桜と砂漠レーザーの間にある岩に上り、下の砂に日光を反射させて見ると、ヘビの骨格のような模様が浮かび上がる。

横顔の木


採石場と砂漠の間にある大きな枯れ木の枝や幹には、人間の横顔が隠されている。
顔は少なくとも5つあり、そのうちの1つは日光によって地面に投影されてもいる。

ナナフシの木


砂漠と採石場の間あたりにある低木。
木の周りや枝の上の至る所にナナフシがいる。

人類の進化



採石場の中には4体の石像があり、壁にこれらの石像の影の跡がついている。
影の跡に注目するとサルからヒトへの進化の様子(The March of Progress)を表しているように見える。

こちらを見る目


採石場の中から天井の窓を見ると、木の枝がこちらを見つめる目の形になっている。

天使の翼、王冠と杖



採石場の足場に上り窓を背にして自分の影を見ると、天使の翼が生えたり、王冠をかぶって杖を持ったりしているように見える。

蝶の葉の木


木陰エリアのレーザーの裏にある低木。
葉がすべて蝶になっている。

座り込む女性の影


木陰エリアのレーザー近くの岩。
木の枝に引っかかっている布などの影が組み合わさり、座っている女性のシルエットとなって岩に投影されている。

眠る鹿


木陰エリアの城壁沿いにある岩と枝。
地面に座り込んで眠っている鹿のように見える。

上下逆さの人


城の入り口の上の黒い汚れが上下逆さの人の形に見える。

倒れたバケツ


城の正面上部の通路。
横倒しになったバケツからこぼれた黒い液体(あるいは粉体?)が人のような形に広がっている。

砂のタコ


ボートで採石場から難破船へ向かう途中、水底の砂がタコの形をしている。
城の裏から俯瞰することもできる。

死神


難破船の隠し部屋の近く。
船の残骸の影が大鎌を持った死神のように見える。

水面に映る祈る人


ツリーハウスの桟橋から湿地の方向を見ると、対岸の地形が水面に映ることにより、手を合わせて祈っている人が見える。

火起こしをする人


ツリーハウスのレーザー近くの黒い木を特定の方向から見ると、棒を使って火起こしをしている人に見える。

ハトの形の枝


湿地の木の枝が羽ばたくハトの形をなしている。

沼の中のワニ


赤色の沼の地下室から水中を見ると、倒木のようなものがワニの形に見える。

手を取り合う二人の女性


湿地にある壊れたケージの上の女性の像と山の巨大な女性の像を重ねて見ると、手を差し伸べて引っ張り上げようとしている様子に見える。

ライオンの頭部?


湿地の海岸から山の方を見たときこの岩がライオンの頭部に見えるという意見があるが、「他のイースターエッグに比べて曖昧で、意図的なものには見えない」というような懐疑的な声もある(ここを参照)。

カメの形の岩


ジャングル付近の川岸の岩がカメの形をしている。

聖杯に手を伸ばす像


半島の崩れた建物に聖杯に手を伸ばす男性の石像がある。
影を見ると、男の手はすでに聖杯に届いている。

溺れる男性、帆船、セイレーンへの変身




修道院のレーザーの台座側面に描かれている模様には、だまし絵のように絵柄が隠されている。
山側の面では、溺れる男性の姿が木漏れ日によって浮かび上がっている。
下の水面に映して見ると溺れている様子がより分かりやすい。
反対側の面では、水生植物の葉を通して見ると帆船の絵が見える。
修道院の中から壁の3か所の穴越しに見ると、人間がセイレーンに変化していく様子が見られる。
The Witness Wikiには天使と書かれているが、鳥の足をもつこと、溺れる男や帆船と関係があることを考慮するとセイレーンを表していると思われる。

ジャグリングをする嘆きの像


街の広場にある石像は一見何かを嘆いているように見えるが、影を見ると石でジャグリングをしている。

血管のような枝


風車小屋の扉の左にあるツタの枝が、人間の血管系のような形になっている。
なお風車小屋の裏にある小屋には、血管や神経細胞が描かれたさまざまな図が貼られている。


白い花

島内の各所、少なくとも9か所に同じ種類の白い花が咲いている。
それらのうちいくつかは、そのエリアのパズルのヒントを表しているように思われる。




シンメトリーエリアのガラス工場の入り口、左右対称の位置にある。




風車小屋の裏に16輪あり、うち9輪が十字の形に並んでいる。




砂漠の遺跡の左側に花と板切れがあり、板に太陽の光を反射させて見ると花の模様が浮かび上がる。




木陰エリアの中央、枯れ木の影のちょうど先端の位置に咲いている。




ツリーハウスの2つ目の扉の右に2輪並んでいる。




湿地エリアの最後のパズルの、中央のケージの中。
赤い水の影響で色が変わっている。




街の赤茶色の建物の暖炉に咲いている。
この花のほぼ真上に三角パズルのパネルがあるので何かしらの関連性があると思われる。




山の巨大な像の頭部左側。




山頂の石積みの内側。


他の作品のオマージュ

『Braid』の砂の城



ガラス工場の奥、ボート乗り場近くの砂の山の上に砂の城がある。
これはジョナサン・ブロウの前作『Braid』の宣伝用イラストに描かれていたもの。

『Myst』の主人公



城の正面上部の通路に黒く汚れた釜のようなものが置いてあり、その汚れの一部が人の形に見える。
これは『The Witness』に大きな影響を与えた『Myst』のパッケージに描かれている、落下する主人公のシルエット。
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