《失われた希望》
ターン終了時まで、〔全てのプレイヤー〕はカードの効果で
ドローすることができない。
(自動β):
このカードが冥界にある場合、冥界にある「失われた希望」以外のカード全ては他の何れの領域にも移動させる事が出来ない。
(自動β):
相手プレイヤーは
メンテナンスフェイズに2支払っても良い。支払った場合、〔冥界にあるこのカード〕をゲームから除外する。
「私の希望・・・」
コメント
カードを
プレイした時の効果はドロー対策。
解決したターン終了時までカードの効果によるドローができなくなるが、ターンの終了時にドローする効果に対しては無力なので注意。(
IR-4.9)
運命のダークサイドや
罪人の金鉱床などドロー対策カードは他にもあるので、この効果だけを目当てに使用することは少ないだろう。
このカードが
冥界にある際に適用される
(自動β)は冥界利用対策。
このカードが冥界にある場合、このカード以外の冥界のカードは他の領域へ移動させることができなくなる。
プレイを通す必要もなく、支払いコストから冥界に落とすだけで利用できる手軽さがあるため、こちらがこのカードの主とした採用理由になるだろう。
何ら努力をすることなく冥界利用を封じられるのは強力。単なる
リアニメイトだけでなく、
連結で素材を冥界から除外できないなど影響力は高い。ただし、冥界にあるだけで機能するカードに対しては無力なので
無縁塚などの除外するカードと使い分ける必要がある。
また、もう一つの
(自動β)により相手プレイヤーはカードの消費なくこのカードを処理することが可能であるため、長期的な拘束は難しい。冥界利用するカードに干渉して冥界に落としてやるなどの工夫は必要か。
- 印刷当初は最後の効果に代わってもう1つの効果があった。「このカードがゲームから除外されている場合、「失われた希望」以外のゲームから除外されているカード全ては他の何れの領域にも移動させることが出来ない。」という(自動β)効果である。
- これにより、ドロー、冥界、除外からの復帰と3つの事象に対策を取ることが出来た。その範囲の広さ、そして手軽さは折り紙つきで、一部のデッキはこのカードを冥界に落とされたら詰み、という状況にすらあった。
- あまりの影響力にメタゲームが歪んだため、13/12/02付のエラッタで現在のテキストに変更。除外メタをなくし、さらに相手側に対策がなくとも処理可能となったことで採用率は大きく落ちた。
- 冥界の失われた希望を除外する場合、枚数を指定されている効果で失われた希望以外のカードと同時に除外することはできない。除外する効果を適用する時点ではまだ冥界に失われた希望があるので、他のカードに除外する効果を適用できないためである。IR-7.1.12
- 一方で全てを移動させる処理の場合は解決することはできるが失われた希望のみが領域を移動する。IR-7.1.12.e
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最終更新:2016年01月18日 02:48