《プレイ》/用語・ルール用語
定義
「カードやキャラクターの効果以外で」手札から直接カードを使用すること。
▼カードのプレイ
手札のカードをプレイする場合、
必要ノード以上のノードがノードエリアにある事を確認したうえでプレイするカードを公開し、コストを支払います。
もしコストを支払った結果によって、自分のノードエリアにあるノード枚数が必要ノードの値を下回ったとしても、既に行われたプレイには影響を及ぼしません。
なお、必要ノードとコストが-(ハイフン)であるカードはプレイする事が出来ません。
コメント
読んで字の如しかと思いきや大違いである。
VISIONにおける「プレイ」とは、
コストを支払い手札から直接カードを使用することを指す。
ただし、
術者のルールによりコストを支払わなかった場合もプレイである。
また、「プレイしたものとして解決する」効果が適用された場合、プレイしたものとして扱う。
カードのプレイ手順については、ルールで次のように定義されている。
1.プレイ条件(例:「
自分ターン1枚制限」)を確認する。
2.カードに書かれている必要ノード以上のノードがノードエリアにある事を確認する。
3.手札からプレイするカードを抜き出し、プレイエリアに表向きで置く。
4.複数の効果から1つを選ぶカードの場合、効果を選択する。
5.目標を指定するカードの場合、目標を指定する。
6.宣言を求められる効果の場合、その宣言を行う。
7.カードに書かれているコストを支払う。
2009/10/1 一部改訂
カードをプレイした場合、
そのカードは解決されるまで「プレイされた(した)カード」となり、
「プレイエリア」に置かれます。
効果の解決後、カードの種類によって場や冥界に移ります。
- 1.で確認するべき条件は主に次のようなものになる。
- 4.と5.で「どの効果を使用するか」「どれを目標にするか」を決定する。
- あるカードAをカードBを目標にプレイした後に干渉で覚醒などがプレイされ、Aの解決時にその目標としてBが不適切になっていたとしても、B以外から改めて目標を選びなおすようなことはできない。「目標の喪失」となり、解決に失敗する。
- この時点で目標を指定できないことが明らかである場合、プレイできない。
ex)場に一枚もキャラクターがいないとき、死符『ギャストリドリーム』はプレイできない。
- 呪符や装備はセット先を目標として指定するため、このタイミングで選択を行う。
- 目標ではない対象の指定はこのタイミングではなく、効果の解決時。
- 6.で言う「宣言」とは禁忌『フォービドゥンフルーツ』や疾風『風神少女』のように「宣言する」と書かれた効果で行う行為。解決時に選択するわけではないため、何が宣言されたか判明してから対応することが可能である。
- コストの支払いは手順7.であるため、リザレクションのコストとしてスリープノードを使用し、それによって冥界に置かれたカードをリザレクションの目標にすることは不適切である。
- 「プレイされたカード」はその解決まで場に出ているわけではないので、場に出ているカードを対象とする効果の対象にとることは出来ない。
- 逆に「プレイを無効にする効果」は「プレイされているカード」しか対象に出来ず、すでに場に出たものに関しては効果を発揮しない。
「その
西行妖ちょっと待って!
瞋怒!!」というプレイングは不適切である。
なぜならばこのとき
西行妖自体はプレイされたわけではないし、効果によって場に出た後は「プレイされているカード」ではないからである。
つまり
西行妖、開花…が解決された時点で対応する手立てはない。
逆に言えば、これを防ぐためには『
西行妖、開花…のプレイ』に
干渉し、
作戦阻止なり
断罪裁判なりで無効にしなければならないのである。
別の例として、こちらの攻撃宣言に対して、相手が
十六夜 咲夜/1弾等の
奇襲と
速攻を持つキャラクターを手札から出して防御した場合を考えてみよう。
このとき、
戦術「
奇襲」の効果でこちらの攻撃に
干渉してキャラクターカードがプレイされており、それらは「プレイされているカード」なので、
瞋怒や
断罪裁判でプレイを
無効にすることが可能である。
なお、ルールリファレンスにおいて次のような補足がされている
これについても把握しておきたい。
2.カードのプレイに関する補足
カードをプレイする場合、「カードをプレイする方法」の他に、以下のカードの種類ごとのルールに従ってプレイする。
また、カードをプレイする時点で必要ノードを満たしていない、コストが支払えない、目標を指定できない事が確実である場合、プレイそのものを宣言できない。
●キャラクターカード
1.自分の
メインフェイズ中に、干渉が発生していない場合のみプレイ出来る。
2.1ターンに1枚しかプレイ出来ない。
3.プレイが解決される場合、キャラクターとして自分の場に
スリープ状態で出る。
●
スペルカード
1.自分のメインフェイズ中に、干渉が発生していない場合のみプレイ出来る。
2.必要ノードを満たし、コストが支払える限り、1ターンの間に何枚でも使用できる。
3.プレイが解決される場合、そのカードの記述によって置かれる場所が変わる。
I.【装備】、【呪符】…場に出て、プレイ時に目標としたキャラクターに
セットする。
II.【
世界呪符】…自分の場に
アクティブ状態で出る。
III.【
幻想生物】…場にスリープ状態でセットされ、以後キャラクターとして扱われる。
IV.それ以外…効果の解決後、特に記述の無い場合は直ちに冥界に置く。
●
コマンドカード
1.全てのフェイズ中に、干渉を行えるタイミングでプレイ出来る。
2.必要ノードを満たし、コストが支払える限り、1ターンの間に何枚でも使用できる。
3.プレイが解決される場合、そのカードの記述によって置かれる場所が変わる。
I.【装備】、【呪符】…場に出て、プレイ時に目標としたキャラクターにセットする。
II.【
装備/場】…自分の場にアクティブ状態で出る。
III.それ以外…効果の解決後、特に記述の無い場合は直ちに冥界に置く。
なお、「プレイしたものとして解決する」という効果も存在する。
これは、「カードをプレイする方法」の手順3~5の手順のみを処理する
公式Q&Aより
- QA-021.カードの効果によって手札からキャラクターを場に出す場合、そのカードはプレイされたものとして扱いますか?
- A.いいえ、扱いません。「カードをプレイする方法」に従ってカードをプレイした場合、および、「プレイしたものとして解決する」効果によって解決した場合のみをカードをプレイしたものとして扱います。
- QA-041.既に世界呪符をプレイして解決したターン、No.364 想起「テリブルスーヴニール」で冥界にある世界呪符を持つカードを目標にした場合、その世界呪符は場にセットされますか?
- A.はい、セットされます。「プレイしたものとして解決する」という効果は、「カードをプレイする方法」の手順3~5の手順のみを処理するため、プレイ条件の影響を受けません。(但し、コストの支払いは発生しません。)
- QA-108.「プレイしたものとして解決する」場合、「プレイされて解決される場合」が条件の効果は適用されますか?
- A.はい、適用できます。
- QA-110.No.364 想起「テリブルスーヴニール」で目標を指定するスペルカードを目標とする場合、そのスペルカードの目標はいつ指定しますか?
- A.No.364 想起「テリブルスーヴニール」の解決時に指定します。これは「プレイした物として解決する」という効果が発生するのはNo.364 想起「テリブルスーヴニール」の解決時であり、それまでは目標のスペルカードは何ら効果を持たないためです。
- QA-337.「プレイしたものとして解決する」効果で、例えばNo.075 マナの生成のように使用出来るターンや枚数、条件などの制限があるカードは、その制限を無視できますか?
- A.いいえ、出来ません。
- QA-341.ゲームから除外されているカードに対し「プレイしたものとして解決する」効果が適用される場合、キャラクターカードや「幻想生物」、「装備」などは場に出ますか?
- A.はい、場に出す事が出来ます。通常、ゲームから除外されたカードは場に出る事はありませんが、この効果では除外されいる状態からそのカードの場に出る効果が解決されるため、例外的に場に出す事が出来ます。
- Q346.裏向きのカードに対して「プレイしたものとして解決する」効果が適用される場合、解決に失敗しますか?
- A.いいえ、そのカードの表側を参照し、表側の効果をプレイしたものとして解決します。
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最終更新:2014年04月10日 17:32