《月符「ムーンライトレイ」》

カードデータ

カード名 月符「ムーンライトレイ」 効果:
○あなたはバトルスペースにある対象のユニットを1枚選び、リリースする。
○ターン終了時まで、そのユニットの移動コストを-[無1]する。
属性 スペルカード
種別 ストラテジー タイミング バトル
使用コスト 赤1

《ルーミア》のスペルカード。かなりシンプルだが切り込みに持って来いのストラテジー。
バトルスペースのユニット1体をリリースし、その移動コストをそのターン中に[無1]減らすもの。
簡単に言えばプレイしたユニットを即時リリースする擬似速攻を付与するようなカードであり、スマッシュに向かわせたり直接殴りに行くカードとしては扱いやすい。

最小クラスのコストであり、発動自体は容易だが数値的に直接影響を及ぼすものではない点が苦しいか。
移動コストを誤魔化せるとはいえ、このカードの発動でカード1枚分の損失に[赤1]を払ってしまっているので、このカードの対象にしたユニットが除去されてしまうとエネルギー的に損をしてしまう場合が多い。
軽いユニットならともかく重いユニットはコストもそれなりに重量があり、[無1]誤魔化したところで大差の無いケースも往々にしてあるだろう。また《大妖精》《チルノ》のように移動コストにそもそも無色コストが含まれていないユニットに対してならば効果もさほど期待はできないといえる。
移動コストを軽くしてリリースするためこのカードの使用後に移動する手順が必要になるだろうが、直接リリースインさせる《式輝「四面楚歌チャーミング」》より手順が多くなりやすく妨害も貰いやすい。
扱い難くは無いが総じてアドバンテージを取得するのが難しい。

しかし擬似的にリリースインできるカードと見て間違いは無いので、それなりに相性の良いカードと組み合わせつつ使って行きたい。
このスペルカードの持ち主である《ルーミア》とは当然ながら相性抜群。組み合わせ計[赤3]を支払えれば即座に2点のスマッシュを生み出すことが出来るので、いざと言う時の詰め合いにも向いている。攻撃したい《小悪魔》や、奇襲性の面からでは《八雲 藍》などとも相性が良い。
単純な火力カードに化けると見込んで《パチュリー・ノーレッジ》と組み合わせても良いだろう。
移動コストに無色が含まれていなくともリリースすためのカードであり使用コストの軽さが最大の武器。ここぞと言うタイミングでスマッシュをさせるために使って行きたい。

  • 《ルーミア》の所持するスペルカードの1枚。イラストのように、両方向からレーザーで挟み込み弾を降らすタイプの弾幕である。原作東方紅魔郷においては、難易度Hard以上の場合の1面道中で使用してくる。東方シリーズでは初めて登場するスペルカードでもある。
    零次元においても使用者である《ルーミア》と相性が良いことは良いのだが、そもそも《ルーミア》自身が速攻を持ち合わせているため、どちらかと言えば《ルーミア》自身をこのカードに凝縮しているような印象を受ける。
  • このカードの性質上、《大妖精》を利用したスマッシュ防止へのメタとして使って行けるか。また自身のフリーズを要求する《博麗 霊夢》《アリス・マーガトロイド》ともシナジーを発揮する側面があるのは覚えておきたい。
    加えて、限りなく地味だがバトルスペースの対象を取れるユニットなら相手ユニットですらもリリースさせる事が可能。フリーズ状態で能力を発揮する《十六夜 咲夜》や、バトルタイミングと言う発生の速さから《紅 美鈴》相手に対してのメタ的側面をも持っている。使う場面はそう無いだろうが、少しは頭に入れておいてもいいだろう。


ゲーム外カードデータ

収録セット 東方零次元 ~紅魔郷&妖々夢~
No. 07
フレーバーテキスト 月光は殺意を研ぎ澄ませる。
Illustration カタケイ?

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最終更新:2011年08月09日 04:22