内容紹介 日本史の論述問題では、知識の羅列ではなく、問題で何が問われているか、自ら歴史を分析し考えて答えることが重要となります。本書では、「入試の論述問題でよく取り上げられるテーマ」、つまり「日本史をよく考え、理解するために必要なテーマ」を「論考テーマ」として、そのテーマにそって問題を取り上げ、論点の整理と詳細な解説を行っています。そのため、掲載した問題だけでなく、同様のテーマを扱った問題に対応可能な歴史の考え方を学べるようになっています。 また、論述の書き方についての説明である「論述・記述の基本事項」や、古代の土地制度・近代の金融制度など受験生が苦手とするテーマを特別に取り上げて解説した「特講」など、日本史論述問題に必要な内容がこの一冊に凝縮されています。 論述問題を通じ日本史の通史が学べる構成になっているため、論述問題が課される大学の受験生はもちろん、日本史をより深く考えるための学習がしたい人にもおすすめします。 |