竜種

竜(ドラゴン)
数ある幻想種たちの象徴であり畏怖である君臨者。
時に魔となり時に神として現れる万獣の頂点。


幻想種……、中でも竜種であるドラゴンは息をするだけで魔力を生成しますからね。
我が心臓は竜の炉心。体内の魔力(オド)は世界の息吹に拮抗する。
竜種はただ呼吸するだけで魔力を生成する。
幻想種の頂点である彼らは、魔力の枯渇など恐れる必要がない。
生きている。ただそれだけで、魔力を生成することが可能なんだった……!

うちのイノシシなんて背中にルーンを大量に背負ってんぞ?
ケルトのイノシシはルーンを食べてたのかい……
そりゃあドラゴンより強い種も出てくるよ……


竜の息吹:E
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
 スキル『無辜の怪物』でドラゴン化しているものの、どこか無理をしているのか威力は低い。

竜にはそれぞれ属性を生かした最強の武器、竜の息吹(ドラゴンブレス)が存在する。
赤竜なら炎を、青竜なら雷を、黒竜なら酸を、その息吹として広範囲に散布するのだ。
……とあるルールブックでは、そのダメージ数値はドラゴンの体力数値と同じとされる。
人間を遥かに超越した体力数値のダメージが全軍に満遍なく行き渡る事を考えると、ドラゴン一頭に国が滅ぼされるのも無理からぬ話だろう。

『竜の逆鱗』
 西洋の竜は“魔”とされるが、中華における龍は神的存在とされている。
 竜が最強の幻想種なら、龍は無敵……戦う必要すらない存在だ。
 しかし、そんな龍にも難所がある。
 アゴの下の鱗を触れると龍は猛り、荒ぶる力で地上をなぎ払うのだとか。
 このように、完全なる存在にも残念な部分はある。
 エリザベートもその例にもれず、体の一部(尾てい骨あたり)に鱗があるらしい。
 見られると本人は恥ずかしさのあまり赤面、パニックの後に、見た者に「自分に殺されるか」か「自分と婚姻するか」の二択を迫るという。
最終更新:2015年11月28日 01:25