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初音ミクと新聞社との関係
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初音ミクと新聞社との関係 <△
- to_dk:2009年3月17日の記事に関連して
メモ
- 初音ミク現象に最も早く注目した新聞社は、おそらく日経と北海道新聞
- 初音ミクの新聞初登場は、Wikipediaによると毎日新聞。2007年9月21日朝刊の20面。初音ミクの売り上げに関して
- でも、連載化するのは、朝日新聞が初になりそう
- 日経は、主にビジネス面からの分析。新聞には小さく載る程度、その2
- 北海道新聞は、一般読者向けに初音ミクブームの説明が主
- 10月16日朝刊25面の掲載内容(写真)
- 10月27日頃。以降、時々初音ミク関連の記事が載っている
- そして朝日新聞は、作品や制作者の観点からの分析が主
考察
- 新聞の魅力は、新しい出来事を、独自の分析と共に紹介する事にある
- だから昔は、複数の新聞を購読する方も多かった
- 今は、どの新聞も同じような記事が並び、それが購読数低下に拍車をかけている
- 電子新聞などの便利なサービスだけでは、新聞の未来は暗い
- なぜなら、出来事を知るだけならニュースサイトがあるから
- テレビに登場しない初音ミクは、新聞にとって大きなチャンス
- おおまかな傾向や、おすすめ動画を紹介するだけでも記事になる
- 歌う作品だけでも万単位。作者も多い
- 3Dや「作ってみた」作品もある
- 文化的な問題も取り上げる事が出来る
- 初音ミクは、インターネットにおける表現上のトラブルも抱えている
- 2次創作における著作権関係トラブル
- 原作者に許可を得ない使い方と、原作者の対応について
- 元作品のクレジットを表示しない使い方、など
- 憲法二十一条関連
- 投稿サイトにも表現規制はあるけれど、テレビ程ではない
- 表現の自由という名目で、性的表現、暴力、中傷行為、虚言は、何処まで認められるのか
- 一方、既存メディアの不正報道を指摘する、などの浄化作用もある訳で、「規制が緩いから駄目」とは一概に言えない所が、記事になる
- 国際感覚
- 世の中には、普通の人間には歌えないテーマというものがある
- 有名なのは、YouTubeに投稿されている、初音ミクが歌うイスラエル国歌
- 外国の人達からは、賛否両論の書き込みがある
- 殺したいなどの不穏な書き込みもあったけれど、概ね好評
- おおまかな傾向や、おすすめ動画を紹介するだけでも記事になる
- 「時間制限があります」
- 主舞台のニコニコ動画は、初音ミクをメディア露出させる方向に誘導中
- クリプトン・フューチャー・メディア社の意向とは別に、商業色が強まってきている
- 文化庁でのフェアユース議論にも注目
- 議論の流れによっては「Web上の著作物について、フェアユースの名の下にテレビ放送可」とする結論が出るかもしれない(その後国会で、著作権法改正)
- 2次創作を可能にする試みは、角川グループなどで進んでいる
- 初音ミクの、記事の題材としての魅力がいつまで続くかは、予想出来ない
- 主舞台のニコニコ動画は、初音ミクをメディア露出させる方向に誘導中